4兄弟のラブラブ生活

学校

5

「あきちゃん、お疲れ～。」
「南もお疲れ～、それじゃあ行こっか！」
「うん。」

今は丁度11時30分、思ったより早く集合できたため早めにお昼ご飯を食べようということになった。

「あきちゃん、何食べる～？オレはね～、この季節のミートパスタにしよーかな！」
「ん～、俺はピザにする！シェアしようよ。」
「良いよ～。」

待ち合わせしたカフェは大学の前にある、イタリアンファミレスだ。このお店はおしゃれなのに安くて美味しい為、俺たちの通う大学の生徒に大人気。今もお店に来ている人数の多くが10～20代の人たちが多い。

「そういえばさ南、そのあきちゃんって呼び方やめてよー。女の子じゃないんだし...恥ずいよ。」
「えー！なんで～、あきちゃんってのが安定してんだから今から変えられないし、あきちゃん美人さんだから女装したらかわいいと思うよ！うーん、かわいいってよりクールビューティー美人？かな。」
「ちょ、そうゆうことじゃなくて...まあいっか。」

俺の兄達も南も、「あきちゃん」や「あきたん」なんて呼び方をしてくれるから恥ずいんだよね。俺、『かわいい』とゆう感じではないと思うし。まあ、南も「あきたん」って呼んでくる夏弥もチャラいし女の子たぶらかしてそうだし、(南は男の先輩を口説いてだけど)こうゆう呼び方するの慣れてそうだしね。もしかしたら男友達でも皆んなに～ちゃんって言ってるのかも。

「あきちゃん、ピザ来たよ～。食べよ食べよ、お腹すいた～。」
「ごめんごめん。いただきま～す。」





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「おいしかったね、あきちゃん。...そういえばさお兄さんは良かったの？俺が誘ったけど、いつもお昼ご飯一緒に食べてるじゃん。」
「今日は夏弥、昼も講義あるらしいから別で食べよって言われたんだ～。」
「ふーん、あきちゃんってば悲しそーな顔してる。お兄さんのこと大好きなんだね。」
「は！？そんなんじゃないし！家族だし！」
「どーだかね～。ﾌﾌｯ」
「も～。笑うなぁ～。」

もぅっ、夏弥とはそんなんじゃないし！















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