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第七章 ヘタレ学園都市への道

第七章開始時の登場人物紹介

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【主要キャラ】

■九頭竜斗真 (クズリュートーマ)

髪色:黒
瞳の色:黒
身長:175センチ
年齢:20歳
好きなもの:嫁とガキんちょ
嫌いなもの:グロ、ガキんちょにやさしくない世界


〇市民登録証

名前:トーマ・クズリュー

年齢:20

血液型:A

職業:ヘタレファルケンブルク領主兼ヘタレラインブルク王国宰相

健康状態:良好

レベル:--

人生の冒険者ランク:A

称号:ヘタレドラゴンスレイヤー(討伐数:地竜2体)


土、水、火、風、雷、白の全属性を持つ
雷は上級魔法である、刀身を延長して切れ味を増して更に電撃でのダメージを与える極光の雷剣ライトニングソードを使用可能
風は中級魔法まで習得済み
土、水、火、白魔法は初級魔法を習得し、一部中級魔法が使用可能
その他併用魔法、混合魔法、夫婦魔法など様々な技術を習得している
養護施設出身で、子どもの面倒を見るのが得意というか好き
養護施設長の先生から柔道と居合を少々教わっている
養護施設の子どもたちを見て、社会を憎悪していたために、ヘタレの間へと導かれた


■エリナ・クズリュー

髪色:金
髪型:普段はツインテール、狩りの時はポニーテール、白リボン
瞳の色:エメラルドグリーン
身長:152センチ
年齢:17歳
トーマの呼び方:お兄ちゃん


〇市民登録証

名前:エリナ・クズリュー

年齢:17

血液型:A

職業:お兄ちゃんのお嫁さん(ファルケンブルク伯爵夫人)

健康状態:良好 お兄ちゃんの赤ちゃんがお腹にいます! えへへ!

レベル:71

人生の冒険者ランク:A

称号:ドラゴンスレイヤー(討伐数:地竜2体)


火、風、白の属性持ち
火魔法は、トーマとの夫婦魔法限定で上級魔法でも最高位の天の光熱波メギドフレアを使用可能
エリナ個人では上級魔法でも高位の天の火矢メギドアローが使用可能
風は一部上級魔法を使用可能
白魔法は中級魔法まで習得済み
生まれたばかりのころに捨てられた孤児で、今とは別の孤児院で育つ
名前も当時の孤児院長がつけた
七歳の頃にイザベラ孤児院へと移り、最年長の孤児として子どもたちの世話を担当する
厳しい生活ながらも、明るく元気に振る舞うその姿に子どもたちはすぐに懐くようになった
困窮した暮らしの中、突如現れたトーマと出会い、彼女の運命が変わっていく

キャラ設定:正統派ヒロイン、アホっ子、天然、元気



■クレア・クズリュー

髪色:青
髪型:ふんわりロング、黄色のリボン
瞳の色:サファイアブルー
身長:153センチ
年齢:11歳
トーマの呼び方:兄さま

白魔法のみ適性があり、潜在魔力はクリスを超える程
現在は上級魔法である再生魔法を未熟ながらも使用可能
中級魔法までは習得済み
経理の才能があり、城の文官として働けるレベル
料理の才能、特にトーマの説明で日本の料理を再現できる能力を持つ
無駄遣いを極端に嫌う
生まれてすぐにイザベラ孤児院に捨てられた孤児
名前はイザベラがつけた
突如現れたトーマが自分たちのために頑張っている姿を見て懐く

キャラ設定:委員長キャラ、しっかりもの、真面目、照れ屋


■クリスティアーネ・クズリュー(旧姓グライスナー)

髪色:淡い赤
髪型:ストレートロング
瞳の色:コバルトブルー
身長:164センチ
年齢:23歳
トーマの呼び方:旦那様

全属性の魔法適性持ちで上級魔法はすべて使用可能
特に白魔法が得意。
風魔法も得意としていて、実は一分間なら空も飛べるがスカートを履いてる場合が多いので使用機会がほとんどない
他者の魔力を操作できる王都でも希少な術者
ファルケンブルク伯爵領の事実上の支配者
腐敗した政治をなんとかしようと陰で動いていたところに、シルヴィアから領主家の人間に対して堂々と政治批判をしたトーマの話を聞いて興味を持つ

キャラ設定:思想が過激、駄目姉妹の姉の方略して駄姉、母性、匂いフェチ、伯爵令嬢



■シルヴィア・クズリュー(旧姓グライスナー)

髪色:赤
髪型:ストレートロング
瞳の色:ルビーレッド
身長:168センチ
年齢:19歳
トーマの呼び方:お兄様

土、水、火、白の魔法適性持ちで中級魔法はすべて使用可能
特に水魔法が得意で、水の上級魔法である極氷剣フリーズブレードを使用可能
剣術は騎士団では平均クラスだが、魔法を併用した戦闘スタイルなら騎士団でもトップクラスに入る腕前
近接戦闘であれば領内でも屈指の実力者だが、それでも姉の防御魔法を突破できないので姉妹喧嘩ではいつも敗北している
ファルケンブルク伯爵領では軍務省長兼騎士団長の役職についているが、普段は家にいるので副官と副団長に任せている
地竜から命を救われたトーマから現在の統治の不備を指摘され、きちんと自分の目で領民の生活を確かめようと心を入れ替えた

キャラ設定:ポンコツ、駄目な姉妹の妹の方略して駄妹、空気が読めない、いじられて喜ぶタイプ、女騎士



■シャルロッテ・エーデルシュタイン (トーマと婚約済みなので、公式ではシャルロッテ・クズリュー)

髪色:黒
髪型:セミロングのストレート
瞳の色:黒
身長:145センチ
年齢:16歳
トーマの呼び方:お兄さん

ラインブルク王国の王女
全属性の魔法適性持ちで、特に土の上級魔法はすべて使用可能
風魔法では、刀身を延長して切れ味を増す上級魔法、極風の剣エアブレイドが得意
弟が王位継承権上位のため、現在はファルケンブルク伯爵夫人としての立場で、王国宰相代理の肩書で辣腕を振るっている
ファルケンブルクへ遊びに行きたいが、王国立て直しのため奮闘中
時折、定期連絡便にトーマやトーマの嫁たちからプレゼントが贈られてくるのでそれを楽しみに政務に励んでいる
王女としてではなく、女の子として扱ってくれるトーマに興味を持つ
その後、孤児院や託児所の話を聞き、王国の政治を正そうと決意する

キャラ設定:横柄だが、気を許した相手には素の口調で話す、口が悪い


■アイリーン

髪色:赤茶
髪型:ミディアムヘアのストレート
瞳の色:コーヒーブラウン
身長:165センチ
年齢:24歳
トーマの呼び方:閣下

ファルケンブルク領領主代理兼財務担当官だが、ほかにも色々と担当している
中層階級の平民だったが、両親を早くに亡くしたため、天涯孤独の身
採用試験で成績優秀者として官僚として抜擢される
若くして財務のナンバー2の財務担当次官まで昇進するが、地位が上がるたびに汚職にまみれた政治を目の当たりにして絶望しかける
トーマが領主になると、腐敗した政治機構をすべてなくす方針を明らかにしたために心酔する
全幅の信頼を寄せてすべて自分に仕事を任せてくれ、また領民のために奮闘するトーマに惚れてしまう
婚約はまだお預け状態だが、婚約してもらうため、そしてゆくゆくはトーマの妻になるために、副官育成と週休一日を頑張って達成しようとしている
魔法の適性は無し

キャラ設定:キャリアウーマン、有能な女性、鉄面皮だが照れると可愛い



■ソフィア (人生の冒険者ギルド事務員)

髪色:オレンジ
髪型:ミディアムヘアのストレート
瞳の色:アンバー
身長:160センチ
年齢:22歳
トーマの呼び方:トーマさん

人生の冒険者ギルド事務員
採用試験で成績優秀者となり、官僚として抜擢される予定だったが、冒険者ギルド長に懇願され、冒険者ギルド所属となる
非常に優秀で実質的に人生の冒険者ギルドを仕切っている
仕事は確実にこなすが、業務外のことに関しては無関心
とにかく口が悪い
生活支援など領民のために働くトーマに協力を要請されてやる気を出した
魔法の適性は無し

キャラ設定:口が悪い美人事務員



■ミリィ

髪色:銀
髪型:ボブカットのストレート、リボンは黒
瞳の色:ピーコックグリーン
身長:136センチ
年齢:5歳
トーマの呼び方:おにーさん

孤児院のメンバー
間延びしたしゃべり方をする
食事の時以外はあまりトーマに絡まない
女性の大きな胸を触るのが好きで、クリスとシルに真っ先に懐いた
トーマの作るラスクが大好き

キャラ設定:食べ物好き(特にトーマの作るラスク)、セクハラ幼女



■ミコト

髪色:黒
髪型:ショートヘアのストレート
瞳の色:黒
身長:80センチ
年齢:2歳
トーマの呼び方:パパ

孤児院のメンバー
トーマが転移してから半年後に孤児院の前で拾われた
とにかく明るい子で、めったに泣かない
人が大好きで、孤児院や託児所のメンバーが全員好き
特にクレアとイザベラに懐いている
愛嬌を振りまく天使でトーマは将来を心配している

キャラ設定:天使、小悪魔



【孤児院メンバー】

■イザベラ
孤児院長で、元聖職者
グロい絵本が好き
リビングの隅っこに座って子どもたちを眺めるのが好きなのだが、いつもトーマにハブにされていると勘違いされる
火、白魔法の適性持ちだが、現在は加齢で魔力量が減ったため初級魔法までしか使えない
トーマの呼び方:トーマさん


■アラン (一号)
12歳、男子チームでは一番の年長
最初にトーマを兄ちゃんと呼んだことでトーマに一号と呼ばれる
たまにキャプテンとも呼ばれるが、本人は特に気にしていない模様
手先が器用でトーマが買ってくる異世界本を見て色々作るのが好き
トーマの呼び方:兄ちゃん


■カルル
四歳、ミコトが来るまでは一番年少だった
トーマに懐いていたが、最近は恥ずかしがってトーマにあまりべたべたしないのでトーマが寂しがっている
トーマの呼び方:にいちゃ


■ハンナ、ニコラ
七歳と六歳の姉妹
両親を事故で失ったが、親戚縁者がいないために四歳と三歳の頃にイザベラ孤児院に引き取られた
両親を一度に失ったショックからか、他人とあまりコミュニケーションをとらなかったが、エリナのおかげで女子とは話せるようになった
孤児院に引き取られてから一年後にトーマと出会う
最初は遠巻きに見ているだけだったが、現在では唯一男性ではトーマにのみ懐くようになり、将来は姉妹そろってトーマのお嫁さんになりたいとエリナとクレアに相談している
服屋の女性店員にサイズを測られそうになって、姉妹そろって泣いてしまったことがある
トーマの呼び方:おにーちゃん


■マルク(本編では名前は出てません)
九歳、男子チームではアランに次ぐ年齢でやんちゃ
トーマの呼び方:おっちゃん



【託児所メンバー】

■アンナ
貧困家庭の子で、無料で面倒を見てくれて、食事も与えてくれるという託児所に母親が連れてきた
クリスに懐いている

■ヘルマ (アンナの母親)
夫を早くに亡くし、裁縫の仕事をしてアンナを育てていたが、クリスの紹介で作業現場での炊事場係として働くようになる
料理だけではなく、洗濯や繕いも得意で人当りもよかったために、託児所の職員として内定をもらって、現在は職員専用の部屋を与えられてアンナと暮らしている



【ファルケンブルク領の人々】

■エーファ (野菜売りのおばちゃん)
三十二歳
五人の子持ちで全員男の子
託児所に子どもを預けている
六人目は未定


■オスヴァルト (筋肉ダルマ)
人生の冒険者ギルド長
平民だが、火と土に適性あり
普段は魔物の討伐依頼をして日銭を稼いでいたが、ソフィアにこき使われて事務仕事をやらされている


■エルグランデ・グライスナー
クリス、シルの父
前領主、四十六歳
現在は幽閉されている


■セドリック・グライスナー
クリス、シルの兄
二十五歳
現在は幽閉されている


■コルネリア・グライスナー
クリス、シルの母
故人
美しく有能で、存命の頃の統治は上手くいっていたらしい



【王都の人々】

■ロイド・バッハシュタイン
侯爵位を持つ上級貴族
トーマとエリナに魔法を教えたおじいちゃん
全属性持ちで魔導士協会長
加齢によって魔力量が減った今でも王国有数の使い手
他者の魔力操作ができる貴重な術師でもある
弟子にクリスがいる
いかがわしいお店が好き


■ヴィンフリート・エーデルシュタイン
ラインブルク王
馬鹿王
人は良いが無能
現在はシャルに全権を握られているが本人は気づいていない
トーマとの婚約には反対だったが、シャルに押し切られた


■エドガルド・メルカダンテ
前王国宰相
汚職とシャル暗殺計画が露見して極刑に処される
土下座のおかげで連座だけは免れて、遺族は辺境の寒村へと流刑


■ベルナール・ブルダリアス
ラインブルク王国近衛騎士団長
男爵位の爵位を持つ
近衛騎士団副団長だったが、団長が失脚したために繰り上がった
有能で人望もあるが、真面目すぎとの評価も


■イザーク
近衛騎士団副団長
男爵位の爵位を持つ
馬鹿


■モルガン
近衛騎士団員
シャル暗殺未遂に関わったとして極刑にされた
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