最愛の恋人は仕事と共に。え、10年前に亡くなった私に惚れていましたか?あなたにフラれた私ですが、王子様はまだ独身でご愁傷様。結婚できました!
前世の記憶を持つ私は、前世では恋人は寝取られ、上司に恵まれず過労で死んだ記憶を持つ。現世でお金持ち令嬢クラリッサになったが、18歳のカイル王子に17歳でフラれた。失意の余りに命を投げ出したいほどだったが、一念発起してハット子爵と結婚して娘を設ける。だが、ある日、貧しいメイド18歳と入れ替わってしまう。
なんでっ!?
今度はメイドとしてカイル王子に再会する。だが、私本人は10年前に亡くなっていた。17歳で出会って20年経過後のカイル王子にメイドとして再会するが、私自身は10年前に命を落としていた。カイル王子暗殺未遂事件の身代わりで亡くなっていた私はその事を覚えていない。カイル王子自身は10年前に自分に仕掛けられた暗殺未遂事件で昔振ったクラリッサが自分の身代わりになって亡くなった事を知らない。
カイル王子側は3年後に処刑された記憶を持ち、王子は3年前にループしている状況で、18歳のメイド、中身は私に遭遇する。38歳のカイル王子にとって、初恋のクラリッサが忘れられず、ずっと拗らせて独身でいたことを、クラリッサである私は知らない。
本人も私も、互いに大好きな人に本心を伝えられず、私に至っては自分の命を投げ出して救うほどに好きだった事も伝えられれずに死んでしまった。そんな2人が愛を勝ち取るまでのストーリー。
カイル王子側の拗らせ方が尋常ではないですが、そんな一途な恋を貫くお方が私の恋した方だったということで。自分の命を投げ出しても相手を救おうとするのは、カイル王子側にもあります。
ボーデランドの北には魔物の森がある。魔物の制圧に苦戦し、王国の民の心は王家から離れつつある。ボーデランドと大国ネメシスの国境には、ノークと呼ばれる地が広がり、カイル王子の叔父にあたるザッカーモンド公の領地が広がる。ザッカーモンド公は2人の娘がいながら、享楽的な生活を追い求め、愛人があちこちに多くいる。国政に興味があるようには見えないが、国王の弟であるがために、目をつぶっている状況。カイル王子の命を狙うのは、一体誰なのか。
なんでっ!?
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