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しおりを挟む「千秋先輩、好きだよ」
「んぅ!!」
唇を塞がれながら、臣のそそり立ったものが僕の中に差し込まれる。
初めは苦しいのにその後には強烈な気持ちよさが襲ってくる。
ゆっくりと臣の腰が上下に揺れるたび、抑えようとしている声が出てしまう。
「あっ!んぅっ!」
「千秋先輩、シーだよ」
臣は苦しそうな表情を浮かべながら笑って、奥の声を抑えるようにキスをした。
臣の腰の動きがどんどん早くなり、下半身からはパチュパチュという行為の激しさを知らせる音が鳴り響く。
僕は臣の首元に腕を回しながら、唇を求めて、臣の舌に強引に自分のしたを絡み付ける。
臣に対する止まらない独占欲
僕以外の人にこんなこと絶対にしないで、こんな顔絶対に見せないでという気持ちがキスの激しさに現れた。
僕の愛に応えるように臣も口内を貪る。
音が激しさを増し、臣に首筋を噛みつかれた途端、また快感の波が僕を襲った。
「はあっ、千秋先輩」
臣の荒々しい呼吸の中に紛れる僕の名前。
止めどない愛しさがわき、臣の額に浮かんだ汗を手で拭い取る。
また唇を重ねると、臣が腰の動きを激しくした。
「あっ!!ぁん!!」
「やばい、いくっ!」
力の抜けた臣が僕の胸の中に雪崩込んできたため、強く抱きしめる。
お互いの呼吸音が混じり合う中、臣の前髪を払ってキスをする。
「春也に怒られちゃうね」
「大丈夫、俺がなんとかしてあげる」
顔をみあって笑い合うと再び唇が重なった。
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