溺愛なんてお断りです!~弱気な令嬢が婚約を断ったら王子様が溺愛してくるようになった~
「お前みたいなブサイクに女としての価値はない」
弱気なライラは婚約者に浮気されて婚約破棄を告げられる。
根暗女、図書館の虫、魔法オタク……
さまざまな言葉で罵倒されたライラは男性不信に陥っていた。
もう男なんて信じない。貴族なんて懲り懲りだ。
そう思っていたのに、王子の婚約を断ってから人生が一変する。
「僕の目には君しか映らない。婚約してくれないか?」
「お断りします!?」
王子は何故か子爵領まで来てライラに求婚を始めたのだ。
しかも、ライラの傍に居たいがために隣に住み着く始末。
リュカ・ウル・ルドヴィナ。
冷酷王子、氷焔の微笑、人でなし、数々の悪名を持つはずなのに、ライラにだけはぐいぐい来て噂とかけ離れた姿を見せる。
「どうしてそんなに私が好きなんですか?」
「君が僕を見てくれたから」
ありのままの好きだと告げるリュカにライラは徐々に心を許し始める。
そうすると、だんだん彼女の真価も現れ始めて……
「こんな魔法陣を見たのは初めてだ」
「君が何者であろうと、僕が守ってみせる」
ライラの真価に気付いたリュカは彼女を守ろうと動き出す。
古代魔法を狙う邪教集団、ライラを取り戻そうとする婚約者。
弱気な令嬢を取り巻くロマンス劇が、今始まろうとしていた。
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