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番外編
甘い貢物
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秋も深まったとある日。
珍しく定時で仕事を終えられたデリクは、大通りを歩いて帰宅中だった。
王宮とデリクの屋敷はそれほど遠くない。急いでいる時は馬車や馬を使うが、歩いても十分に通える距離だ。
さらにもう一つ言えば、せっかく店が開いている時間に帰れるのだから、たまには愛妻にお土産でも買って帰ろうと思ったのだ。
大通りにはあらゆる種類の店が立ち並び、特に一画には、女性客に喜ばれる店が集中していた。
具体的に言えば、菓子、花、靴、ドレス、宝飾品などだ。
磨き抜かれたショーウィンドウには、品物がいっそう魅力的に見せるように、美しく陳列されている。
(これなんか、ルゥに似合いそうだよなぁ……)
ドレスショップのウィンドウに飾られた菫色の夜会ドレスを眺め、デリクは近いうちに顔を出さなければならない夜会があったのを思い出した。もちろん、ウルリーカも一緒にだ。
飾られているドレスを着たウルリーカを想像する。
浮かび上がった愛妻の姿は、夜会になんか行かせて大勢の男の視線に晒すより、その場で押し倒したくなるほど、それはもう美しかった。
ただし、このドレスはオーダーメイドであるから、どんなに魅力的でも購入できない。
これは数日間ウィンドウに飾られて大勢の視線を集めた後で、持ち主に渡されるのだ。
店としては美しい商品を宣伝して集客できるし、夜会でこれを着る持ち主も、自分の着ているドレスが有名店で作らせたものだと周囲に認識されて、虚栄心を満足させられるというわけだ。
たっぷりしたドレープを左右非対称にした斬新なデザインは、デリクの他にも通りすがりの人々の視線を多く集めていた。
これだけ素晴らしい出来ならば、似たようなドレスを欲しがる女性も多いことだろう。次の社交シーズンでは、この型が流行になっているかもしれない。
しかし、ドレスを眺めてそんな事を考えているうちに、デリクの頭をふと不安がよぎった。
―― やっぱりルゥは、俺に遠慮してるんじゃないか?
ウルリーカとの婚約が決まってから結婚式までの期間、デリクは大喜びで彼女を迎えるための準備を整えた。
屋敷の寝室や彼女の私室を改装し、既婚者の同僚にも色々と意見を聞いて、ドレスや宝飾品も用意した。
ウルリーカの事を思い浮かべ、彼女に似合いそうな品を選んだり、ドレスのデザインを注文したりするのはとても楽しかった。
デリクとて、社交場の都合から女性に贈り物をしたことくらいあったが、社交辞令と愛する女性に贈る品を考えるのでは比べ物にならない。
もっとも、こういう部分こそが 〝浮かれていた〟 と後々まで言われてしまうことになるのだが……その時デリクは、完全に自分の為に楽しんでいた。
『ウルリーカがどんな服を着たいか』ではなく、『自分がどんな服をウルリーカに着せたいか』が基準になっていたのだから。
あのとんでもない誤解が判明した後、ようやく数々の身勝手さに気付き、心底から反省した。
あれでは贈り物ではなく、自己満足の押し付けだ。
それでもウルリーカは、誤解が解けてからはずっと、デリクが用意した品々を身につけてくれている。
自身の好みに合うものを仕立てさせたらと何度か勧めたが「当面は十分なので、必要があればそうさせていただきます」との返事ばかり。
ようやく購入したものといえば、先月に北の侯爵領へ行った準備の際、防寒用のショールや上着を最小限追加したのみだ。
着るものに全く興味がないのかと思ったが、どうやらちゃんと好みはあるようだし、一時期は地味な装いでその美貌をひた隠しにしていたのも、彼女なりの〝武装〟だったことが、子爵邸事件の後でベリンダから密かに聞かされて判明した。
それに、ウルリーカの実家であるチュレク家は、爵位こそ下位でも裕福な家庭。魔力なしと蔑まれていたとはいえ、衣食住の類ではベリンダと遜色ないお嬢さま暮らしをしていたそうだ。
当然ながらドレスも頻繁に仕立てていたはずだ。
王都にあるチュレク家馴染みの仕立て屋には、ウルリーカのサイズが登録され、基本の型紙も保管されていた。
デリクが婚礼準備のドレス類を簡単に注文できたのも、男爵夫妻からその店を紹介されていたからだ。
何も、無理に浪費しろとは言わないし、ウルリーカはどちらかといえばドレスよりも本に興味があるのも、今ではちゃんと知っている。
ただ、浮かれ時期にひっそりと感じていた嫌な予感が、泣きたくなるほど全部当たっていた経験から、どうしても不安になってしまうのだ。
またウルリーカが、遠慮しているのではないかと。
好みでない衣服でも、デリクが好意で用意したものだからと、我慢しているのではないだろうかと。
(……っ! ルゥなら、それも十分に考えられる!)
デリクは急いでドレスから目を逸らし、隣の菓子店でウルリーカの好きな焼き菓子を買う。
そして可愛らしくラッピングされた菓子を手に、屋敷への帰路を急いだ。
***
「―― いいえ。本当に遠慮などしておりませんわ」
夕食の後、ウルリーカは自室のテーブルでお土産のお菓子を前に、少々困惑してデリクを見つめた。
珍しくデリクと夕食を一緒に取れたのも嬉しいし、こうして二人で夜のお茶を楽しめるのも、とても幸せだ。
しかしどうもデリクが、何か言いたそうにソワソワしていると思ったら、ドレスを仕立てないのは遠慮しているせいかと尋ねられて驚いた。
「本当に?」
「本当です。嘘だと疑ってらっしゃいますの?」
「別に……そうじゃないけど」
―― あ、嘘をおっしゃってますね。
気まずそうに目を逸らしたデリクは、妻が本音を言ってないのではないかと、明らかに疑っているようだ。
(どう説明したら良いかしら……)
ウルリーカはとて好みはあるし、綺麗なものは綺麗だと思う。世捨て人ではないのだから、物欲だって人並にある。
だが本当に、衣装棚にはもう十分な数のドレスが詰まっているから、新しく必要としないだけなのだ。宝飾品も同様である。
デリクは生まれ持ったセンスが良いのか、それとも王宮務めで洗練された貴族の装いを見慣れているせいか、彼の用意してくれた品々は、どれも素敵なものばかりだった。
……強いていえば、やや胸元が強調されすぎているとか、そういう理由で着ない服は何着かあるが。
それを差し引いても、ウルリーカが好んで着ているのは十分な数だ。
そもそも、婚礼ドレスを含めこれらのドレスを仕立てた店は、チュレク家と長い付き合い。ウルリーカの衣服は子ども時代からほぼ全て、その店に頼んでいる。
大抵は母がデザインを決めてしまい、双子であることを強調するように、ベリンダと揃いになったが、それでも普段使いの服などは自分で好きなものを選べた。
だから仕立て屋の店主は、ウルリーカの好みをちゃんと把握しているのだ。
用意されたドレス類が、ウルリーカの好みに合ったのは、店主がそういう色や型をさりげなく勧めてくれたおかげもあるだろう。
「……ああ、なるほど。そういう事か」
ウルリーカがそう説明すると、デリクはようやく納得したようで頷いた。
「ええ。あの仕立て屋さんは、とっても勧め上手なのです」
ホッとして、ウルリーカは微笑む。
しかし、単に好みに合ったという以上に、もっと大切なことがあったので、少し悩んだが正直に告げることにした。
「それに、押し付けとおっしゃいましたが、忙しいデリク様がわざわざ店に足を運び、私の事を思い浮かべて選んでくださったのなら……それが一番嬉しいのです。このお菓子だって……」
最後の部分はさすがに恥ずかしくて、皿の焼き菓子に視線を落としながら言った。
テーブルの向かいから、じっとこちらを見つめる視線を感じてしまい、顔をあげられない。
誤魔化すようにティーカップを持ち上げて、俯いたまま口をつける。
「ルゥ……俺は……」
デリクが低く呟いた。
「俺は今……っ、とことん貢ぎたくなる男の気持ちが、ものすごく理解できた!!」
――― ええええ!!??
力いっぱい宣言され、ウルリーカは危うく茶を噴出すところだった。
「デリク様!? 私の話をちゃんと聞いていらっしゃいましたか!?」
もう十分に頂いておりますと、その理由を説明したはずなのに、どうしたらそんな理解になるのか。
しかしデリクは上機嫌な笑顔で、焼き菓子を一つ摘むと、それをウルリーカの口元に差し出した。
「ちゃんと聞いてたさ。だから、ルゥにもっと貢ぎたくなったんだよ」
そして、ウルリーカがこの結婚で手に入れたものの中で、一番大切な存在である魔術師は、綺麗な緑色の瞳をニッコリと細めた。
「そうだ、今度の休みは一緒に買い物に行こうか。俺の大事な奥さん?」
終
珍しく定時で仕事を終えられたデリクは、大通りを歩いて帰宅中だった。
王宮とデリクの屋敷はそれほど遠くない。急いでいる時は馬車や馬を使うが、歩いても十分に通える距離だ。
さらにもう一つ言えば、せっかく店が開いている時間に帰れるのだから、たまには愛妻にお土産でも買って帰ろうと思ったのだ。
大通りにはあらゆる種類の店が立ち並び、特に一画には、女性客に喜ばれる店が集中していた。
具体的に言えば、菓子、花、靴、ドレス、宝飾品などだ。
磨き抜かれたショーウィンドウには、品物がいっそう魅力的に見せるように、美しく陳列されている。
(これなんか、ルゥに似合いそうだよなぁ……)
ドレスショップのウィンドウに飾られた菫色の夜会ドレスを眺め、デリクは近いうちに顔を出さなければならない夜会があったのを思い出した。もちろん、ウルリーカも一緒にだ。
飾られているドレスを着たウルリーカを想像する。
浮かび上がった愛妻の姿は、夜会になんか行かせて大勢の男の視線に晒すより、その場で押し倒したくなるほど、それはもう美しかった。
ただし、このドレスはオーダーメイドであるから、どんなに魅力的でも購入できない。
これは数日間ウィンドウに飾られて大勢の視線を集めた後で、持ち主に渡されるのだ。
店としては美しい商品を宣伝して集客できるし、夜会でこれを着る持ち主も、自分の着ているドレスが有名店で作らせたものだと周囲に認識されて、虚栄心を満足させられるというわけだ。
たっぷりしたドレープを左右非対称にした斬新なデザインは、デリクの他にも通りすがりの人々の視線を多く集めていた。
これだけ素晴らしい出来ならば、似たようなドレスを欲しがる女性も多いことだろう。次の社交シーズンでは、この型が流行になっているかもしれない。
しかし、ドレスを眺めてそんな事を考えているうちに、デリクの頭をふと不安がよぎった。
―― やっぱりルゥは、俺に遠慮してるんじゃないか?
ウルリーカとの婚約が決まってから結婚式までの期間、デリクは大喜びで彼女を迎えるための準備を整えた。
屋敷の寝室や彼女の私室を改装し、既婚者の同僚にも色々と意見を聞いて、ドレスや宝飾品も用意した。
ウルリーカの事を思い浮かべ、彼女に似合いそうな品を選んだり、ドレスのデザインを注文したりするのはとても楽しかった。
デリクとて、社交場の都合から女性に贈り物をしたことくらいあったが、社交辞令と愛する女性に贈る品を考えるのでは比べ物にならない。
もっとも、こういう部分こそが 〝浮かれていた〟 と後々まで言われてしまうことになるのだが……その時デリクは、完全に自分の為に楽しんでいた。
『ウルリーカがどんな服を着たいか』ではなく、『自分がどんな服をウルリーカに着せたいか』が基準になっていたのだから。
あのとんでもない誤解が判明した後、ようやく数々の身勝手さに気付き、心底から反省した。
あれでは贈り物ではなく、自己満足の押し付けだ。
それでもウルリーカは、誤解が解けてからはずっと、デリクが用意した品々を身につけてくれている。
自身の好みに合うものを仕立てさせたらと何度か勧めたが「当面は十分なので、必要があればそうさせていただきます」との返事ばかり。
ようやく購入したものといえば、先月に北の侯爵領へ行った準備の際、防寒用のショールや上着を最小限追加したのみだ。
着るものに全く興味がないのかと思ったが、どうやらちゃんと好みはあるようだし、一時期は地味な装いでその美貌をひた隠しにしていたのも、彼女なりの〝武装〟だったことが、子爵邸事件の後でベリンダから密かに聞かされて判明した。
それに、ウルリーカの実家であるチュレク家は、爵位こそ下位でも裕福な家庭。魔力なしと蔑まれていたとはいえ、衣食住の類ではベリンダと遜色ないお嬢さま暮らしをしていたそうだ。
当然ながらドレスも頻繁に仕立てていたはずだ。
王都にあるチュレク家馴染みの仕立て屋には、ウルリーカのサイズが登録され、基本の型紙も保管されていた。
デリクが婚礼準備のドレス類を簡単に注文できたのも、男爵夫妻からその店を紹介されていたからだ。
何も、無理に浪費しろとは言わないし、ウルリーカはどちらかといえばドレスよりも本に興味があるのも、今ではちゃんと知っている。
ただ、浮かれ時期にひっそりと感じていた嫌な予感が、泣きたくなるほど全部当たっていた経験から、どうしても不安になってしまうのだ。
またウルリーカが、遠慮しているのではないかと。
好みでない衣服でも、デリクが好意で用意したものだからと、我慢しているのではないだろうかと。
(……っ! ルゥなら、それも十分に考えられる!)
デリクは急いでドレスから目を逸らし、隣の菓子店でウルリーカの好きな焼き菓子を買う。
そして可愛らしくラッピングされた菓子を手に、屋敷への帰路を急いだ。
***
「―― いいえ。本当に遠慮などしておりませんわ」
夕食の後、ウルリーカは自室のテーブルでお土産のお菓子を前に、少々困惑してデリクを見つめた。
珍しくデリクと夕食を一緒に取れたのも嬉しいし、こうして二人で夜のお茶を楽しめるのも、とても幸せだ。
しかしどうもデリクが、何か言いたそうにソワソワしていると思ったら、ドレスを仕立てないのは遠慮しているせいかと尋ねられて驚いた。
「本当に?」
「本当です。嘘だと疑ってらっしゃいますの?」
「別に……そうじゃないけど」
―― あ、嘘をおっしゃってますね。
気まずそうに目を逸らしたデリクは、妻が本音を言ってないのではないかと、明らかに疑っているようだ。
(どう説明したら良いかしら……)
ウルリーカはとて好みはあるし、綺麗なものは綺麗だと思う。世捨て人ではないのだから、物欲だって人並にある。
だが本当に、衣装棚にはもう十分な数のドレスが詰まっているから、新しく必要としないだけなのだ。宝飾品も同様である。
デリクは生まれ持ったセンスが良いのか、それとも王宮務めで洗練された貴族の装いを見慣れているせいか、彼の用意してくれた品々は、どれも素敵なものばかりだった。
……強いていえば、やや胸元が強調されすぎているとか、そういう理由で着ない服は何着かあるが。
それを差し引いても、ウルリーカが好んで着ているのは十分な数だ。
そもそも、婚礼ドレスを含めこれらのドレスを仕立てた店は、チュレク家と長い付き合い。ウルリーカの衣服は子ども時代からほぼ全て、その店に頼んでいる。
大抵は母がデザインを決めてしまい、双子であることを強調するように、ベリンダと揃いになったが、それでも普段使いの服などは自分で好きなものを選べた。
だから仕立て屋の店主は、ウルリーカの好みをちゃんと把握しているのだ。
用意されたドレス類が、ウルリーカの好みに合ったのは、店主がそういう色や型をさりげなく勧めてくれたおかげもあるだろう。
「……ああ、なるほど。そういう事か」
ウルリーカがそう説明すると、デリクはようやく納得したようで頷いた。
「ええ。あの仕立て屋さんは、とっても勧め上手なのです」
ホッとして、ウルリーカは微笑む。
しかし、単に好みに合ったという以上に、もっと大切なことがあったので、少し悩んだが正直に告げることにした。
「それに、押し付けとおっしゃいましたが、忙しいデリク様がわざわざ店に足を運び、私の事を思い浮かべて選んでくださったのなら……それが一番嬉しいのです。このお菓子だって……」
最後の部分はさすがに恥ずかしくて、皿の焼き菓子に視線を落としながら言った。
テーブルの向かいから、じっとこちらを見つめる視線を感じてしまい、顔をあげられない。
誤魔化すようにティーカップを持ち上げて、俯いたまま口をつける。
「ルゥ……俺は……」
デリクが低く呟いた。
「俺は今……っ、とことん貢ぎたくなる男の気持ちが、ものすごく理解できた!!」
――― ええええ!!??
力いっぱい宣言され、ウルリーカは危うく茶を噴出すところだった。
「デリク様!? 私の話をちゃんと聞いていらっしゃいましたか!?」
もう十分に頂いておりますと、その理由を説明したはずなのに、どうしたらそんな理解になるのか。
しかしデリクは上機嫌な笑顔で、焼き菓子を一つ摘むと、それをウルリーカの口元に差し出した。
「ちゃんと聞いてたさ。だから、ルゥにもっと貢ぎたくなったんだよ」
そして、ウルリーカがこの結婚で手に入れたものの中で、一番大切な存在である魔術師は、綺麗な緑色の瞳をニッコリと細めた。
「そうだ、今度の休みは一緒に買い物に行こうか。俺の大事な奥さん?」
終
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