【本編完結】余白で描く君との恋〜交換日記の相手は僕とは正反対の彼でした!?〜
「普通」に収まることが正しいと信じて、何もかもをそつなくこなしてきた主人公月宮(つきみや)まどか。
けれど心のどこかでは、退屈な日常に飽きている自分にも気づいていた。
そんなある日、忘れた教科書をきっかけに始まったのが、教科書の余白での交換日記。
名前も知らない相手との、たった数行の会話。
それは、静かで、でも確かに心を揺らす特別な時間だった。
やがてその相手が、学校中で「関わってはいけない」と噂される存在──鬼屋敷遥(きやしき はるか)だと知る。
怖いはずの彼は、思っていたよりもずっと優しくて、あたたかくて、どこか寂しそうで。
交わるはずのなかった二人が、言葉を交わし、同じ時間を共有し、少しずつ距離を縮めていく。
教科書の余白から始まった関係は、やがて現実へと滲み出し──。
「会いたかった」
その一言が、こんなにも嬉しいなんて知らなかった。
これは、「普通」の外側にある小さな奇跡と、
誰にも見せなかった本当の気持ちを見つけていく、二人の物語。
余白に書いた言葉が、やがて心を満たしていく。
静かでやさしい、青春ボーイズラブ。
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