裏切りの悪女ですが、もう二度と裏切りません

誰かに愛されたくて、誰かの1番になりたくて。

友を裏切り、母国であるアルセナ帝国を滅亡寸前にまで追いやった私、シエラ・ルージュは、自らの命に終止符を打った。

やっとこのろくでもない人生を終わらせることが出来る​──────…。

そう思っていたはずなのに、私は生きていた。
私が自害したあの日から10年後の世界、しかも幼い子供の姿で。

せっかくの2度目の人生。
シエラ・ルージュという名は捨てて、ネージュとして、大切な人達を影から見守り、バレないように助けながら生きていこう。
そう心に決めた。

……はずなのに。

「やっと、見付けた…シエラ様…!!」

アルセナ帝国公爵であるノア・ルアクインに一目で正体がバレてしまった。
しかも裏切り者である私をベッタベタに甘やかす始末。

どうして私なんかが溺愛されてるの!?
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