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第六話 隠された思い
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御者の方からも窓の覆いを開け、空間的に二人きりではない状態にするのは、若い男女が馬車とはいえ個室に二人きりというのは避けるべきという配慮からだ。
中は見えるがしかし、ガラガラと車輪が道に当たる音がうるさくて、中で話されている声はそちらの方には聞こえないだろう。
二人で向い合せになるように座り、公爵邸に向かう馬車はゆっくりと進んでいった。
しばらくしてから、クロード様が口を開く。
「さっきの王妃様への気持ちは私とアレスの本音だよ。でもそう思っているのはきっと我々だけじゃない」
その言葉に黙ってうなずいた。先ほどはいさめた立場だったけれど、自分も同じことを考えていたのだから。
「みんなおかしいことには気づいているんだよ。でも、そのことを誰も言わない。それは自分に火の粉がかかってこなければどうでもいいことだからね。そして一番の貧乏くじを引いているのは君だ、ラナ」
声は潜めてはいるが、クロードは真剣な顔をしている。
「正直なところ、次の王はセリス兄上でも私でも、なんならアレスでも誰でもいいんだよ。しかし王妃になるのは君でないとダメだ」
「私はそこまで優秀な存在ではないですよ。買いかぶりすぎでしょう」
なんでそんなことを言ってくれるのか、と驚いて思わず顔を引いてしまう。
「確かに君より優秀な人も、美しい人も、血筋がいい人も、健康な人も世の中にはいるかもしれない。しかし、君のように全ての要素をトップレベルで有している人はいないんだ。そして、それこそが未来の王妃に必要なことだと過去に父上は気づいて、早い内に君を確保するために無理に君の家に願い出て婚約を急がせたのだと俺は思っているよ」
「それって……」
意地悪な見方をすると、現王妃があまりにも役に立たないからと見切りをつけ、未来の王太子妃に期待をしようと先行投資をしたと聞こえるのだが。
そして、私の考えの裏付けをするように、クロードは続ける。
「戴冠式を終えて神によって与えられてしまった王妃の権限は永遠だからね。自分がそういうババを掴んでしまったことに気づいたから、これ以上の不運は重ねないよう慎重にしたかったのではないかな。王が血で選ばれる以上、王となる王子の才能は選べないけれど、王を支える王妃は選ぶことができるからね」
「王はもし、私が思惑通りに育たなかったらどうなさるおつもりだったのでしょうか」
「そうなったら早い段階で婚約解消すればいいし、もし適齢期までに婚約解消できなかったとしても、その時に受け皿になるための存在がここにいるでしょう?」
冗談ぽくクロード様は自分を指で差すが、冗談に聞こえなくて怖い。
「クロード様は王命でもって、今までご自身の婚約者をお選びになってなかったのですか!?」
「ちょっと違うかな。でも、君が素晴らしく育っていることが誰の目にも明らかだったから、アレスは婚約できたんだよね」
ん?? どういう意味だろう。
私の疑問はわかりやすかったらしく、クロード様は笑いながら答えを教えてくれた。
「長い間王家に縛り付けてしまった結果、王太子妃にふさわしくないとみられた婚約者に適した輿入れ先が見つからなかったら、その時には第二王子である私のところにその婚約者は嫁げばいい。元々それなりの家柄の娘が選ばれているのだから、王太子妃にはふさわしくなくても王家には損にはならない。そして新たに迎えた婚約者も王太子妃にふさわしくなかったら、その人はアレスと結婚する。そういう流れだったんだよ。それ以降はさすがに年齢的にもうありえないだろうからふさわしくなくても諦めて王太子妃にするわけだけれど。でも君は王太子妃にふさわしい女性だったから、我々が婚約者を持たずに待つ必要がなくなったというわけ」
「え、それならなぜ、クロード様はいまだに婚約をなさってないのですか……?」
私が王太子妃にふさわしいと思われているなら、大手を振ってクロードもアレスのように婚約者を迎えられるはずだ。
「なんでだと思う?」
車輪が回るガラガラという音が、どこか遠くで聞こえる。
クロード様の静かな目が私に注がれているのがわかり、なぜか落ち着かなく、視線を落としてしまった。
「兄上が結婚式を挙げるまで……見届けるまで、私は婚約も結婚もしない」
「…………」
なぜ、という問いをすることはできなかった。
その理由を私は聞いてはいけないと思ったから。
彼が見届けようとしているのは誰かを勘づいてしまっているから。そしてそれを今の私は指摘してはいけない。
その立場ではないのだから。
思いを受け止められる存在ではないから。
ガタン……ガタン……。
小さな石を踏んで揺れる馬車。それで体が揺れるに任せて、二人の沈黙も流れた。
しばらくして、クロード様が気軽な口調で口を開く。
「なぜ、兄上が君のことを粗雑に扱えるのか私にはわからないよ。今回のことも。他に王太子妃にしたい人がいるって、君に失礼だと思わないのかな」
「セリス殿下はその場合、私は結婚しないまま、あの方の傍にいるのだと思い込んでおりますから。私があの人の物だと思っているのでしょうね」
「公爵家の令嬢を? 確かに君の家は兄君が跡継ぎとしていらっしゃるが、傍においてどうさせるつもりなの? 立場を与えずに今までのような公務をさせるつもり?」
冗談に紛らわせてセリスの言葉を打ち明けるが、やはりこの反応が普通だとほっとする。ずっと自分と違う常識を持つ人達の中にいたら、自分の自信すら揺らいでしまうから。
ああ、私は怒ってもいいのだ、と思って安心をした。
それからの沈黙は心地よく、ほどなくしてガリータ公爵邸に到着した。
門内まで馬車を引き入れられ、先に降りた私を降ろす補助をしようと、クロード殿下が私に手を差し伸べようとして、そしてはっとして、自分の手を引っ込める。
まだ彼の手を取ろうとしてなかったから、私は転ぶこともなかったけれど、プレイボーイと呼び声高くて、女性にも優しい彼にしては珍しい行動だ。
見送らずに先に邸内に入ってほしいと王宮へと戻るために馬車を帰す音を背中で聞きながら、触れそびれた手を握る。
私の手に残る温もりは、先ほどアレス殿下に手を掴まれて引っ張られた時のもの。
その前に異性に手を握られたのは、セリス様と言えども、もう記憶になかった。
あのアレス様とのような無邪気なふれあいは、私とクロード様の間にはもう現れないと言われているようで、どこか胸が苦しかった。
中は見えるがしかし、ガラガラと車輪が道に当たる音がうるさくて、中で話されている声はそちらの方には聞こえないだろう。
二人で向い合せになるように座り、公爵邸に向かう馬車はゆっくりと進んでいった。
しばらくしてから、クロード様が口を開く。
「さっきの王妃様への気持ちは私とアレスの本音だよ。でもそう思っているのはきっと我々だけじゃない」
その言葉に黙ってうなずいた。先ほどはいさめた立場だったけれど、自分も同じことを考えていたのだから。
「みんなおかしいことには気づいているんだよ。でも、そのことを誰も言わない。それは自分に火の粉がかかってこなければどうでもいいことだからね。そして一番の貧乏くじを引いているのは君だ、ラナ」
声は潜めてはいるが、クロードは真剣な顔をしている。
「正直なところ、次の王はセリス兄上でも私でも、なんならアレスでも誰でもいいんだよ。しかし王妃になるのは君でないとダメだ」
「私はそこまで優秀な存在ではないですよ。買いかぶりすぎでしょう」
なんでそんなことを言ってくれるのか、と驚いて思わず顔を引いてしまう。
「確かに君より優秀な人も、美しい人も、血筋がいい人も、健康な人も世の中にはいるかもしれない。しかし、君のように全ての要素をトップレベルで有している人はいないんだ。そして、それこそが未来の王妃に必要なことだと過去に父上は気づいて、早い内に君を確保するために無理に君の家に願い出て婚約を急がせたのだと俺は思っているよ」
「それって……」
意地悪な見方をすると、現王妃があまりにも役に立たないからと見切りをつけ、未来の王太子妃に期待をしようと先行投資をしたと聞こえるのだが。
そして、私の考えの裏付けをするように、クロードは続ける。
「戴冠式を終えて神によって与えられてしまった王妃の権限は永遠だからね。自分がそういうババを掴んでしまったことに気づいたから、これ以上の不運は重ねないよう慎重にしたかったのではないかな。王が血で選ばれる以上、王となる王子の才能は選べないけれど、王を支える王妃は選ぶことができるからね」
「王はもし、私が思惑通りに育たなかったらどうなさるおつもりだったのでしょうか」
「そうなったら早い段階で婚約解消すればいいし、もし適齢期までに婚約解消できなかったとしても、その時に受け皿になるための存在がここにいるでしょう?」
冗談ぽくクロード様は自分を指で差すが、冗談に聞こえなくて怖い。
「クロード様は王命でもって、今までご自身の婚約者をお選びになってなかったのですか!?」
「ちょっと違うかな。でも、君が素晴らしく育っていることが誰の目にも明らかだったから、アレスは婚約できたんだよね」
ん?? どういう意味だろう。
私の疑問はわかりやすかったらしく、クロード様は笑いながら答えを教えてくれた。
「長い間王家に縛り付けてしまった結果、王太子妃にふさわしくないとみられた婚約者に適した輿入れ先が見つからなかったら、その時には第二王子である私のところにその婚約者は嫁げばいい。元々それなりの家柄の娘が選ばれているのだから、王太子妃にはふさわしくなくても王家には損にはならない。そして新たに迎えた婚約者も王太子妃にふさわしくなかったら、その人はアレスと結婚する。そういう流れだったんだよ。それ以降はさすがに年齢的にもうありえないだろうからふさわしくなくても諦めて王太子妃にするわけだけれど。でも君は王太子妃にふさわしい女性だったから、我々が婚約者を持たずに待つ必要がなくなったというわけ」
「え、それならなぜ、クロード様はいまだに婚約をなさってないのですか……?」
私が王太子妃にふさわしいと思われているなら、大手を振ってクロードもアレスのように婚約者を迎えられるはずだ。
「なんでだと思う?」
車輪が回るガラガラという音が、どこか遠くで聞こえる。
クロード様の静かな目が私に注がれているのがわかり、なぜか落ち着かなく、視線を落としてしまった。
「兄上が結婚式を挙げるまで……見届けるまで、私は婚約も結婚もしない」
「…………」
なぜ、という問いをすることはできなかった。
その理由を私は聞いてはいけないと思ったから。
彼が見届けようとしているのは誰かを勘づいてしまっているから。そしてそれを今の私は指摘してはいけない。
その立場ではないのだから。
思いを受け止められる存在ではないから。
ガタン……ガタン……。
小さな石を踏んで揺れる馬車。それで体が揺れるに任せて、二人の沈黙も流れた。
しばらくして、クロード様が気軽な口調で口を開く。
「なぜ、兄上が君のことを粗雑に扱えるのか私にはわからないよ。今回のことも。他に王太子妃にしたい人がいるって、君に失礼だと思わないのかな」
「セリス殿下はその場合、私は結婚しないまま、あの方の傍にいるのだと思い込んでおりますから。私があの人の物だと思っているのでしょうね」
「公爵家の令嬢を? 確かに君の家は兄君が跡継ぎとしていらっしゃるが、傍においてどうさせるつもりなの? 立場を与えずに今までのような公務をさせるつもり?」
冗談に紛らわせてセリスの言葉を打ち明けるが、やはりこの反応が普通だとほっとする。ずっと自分と違う常識を持つ人達の中にいたら、自分の自信すら揺らいでしまうから。
ああ、私は怒ってもいいのだ、と思って安心をした。
それからの沈黙は心地よく、ほどなくしてガリータ公爵邸に到着した。
門内まで馬車を引き入れられ、先に降りた私を降ろす補助をしようと、クロード殿下が私に手を差し伸べようとして、そしてはっとして、自分の手を引っ込める。
まだ彼の手を取ろうとしてなかったから、私は転ぶこともなかったけれど、プレイボーイと呼び声高くて、女性にも優しい彼にしては珍しい行動だ。
見送らずに先に邸内に入ってほしいと王宮へと戻るために馬車を帰す音を背中で聞きながら、触れそびれた手を握る。
私の手に残る温もりは、先ほどアレス殿下に手を掴まれて引っ張られた時のもの。
その前に異性に手を握られたのは、セリス様と言えども、もう記憶になかった。
あのアレス様とのような無邪気なふれあいは、私とクロード様の間にはもう現れないと言われているようで、どこか胸が苦しかった。
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