ゲイとして、僕は生きる。

 三十三歳の会社員牧田洋介は、幼少期の母と姉からの性的虐待から、女性を恐怖するようになる。
 そしていつの日からか、男性に興味を持つようになり、男性との交際を夢見る日々が続いた。
 だが、現実は厳しい。ゲイとなった牧田を抱擁してくれる社会ではなかった。
 そんなある日。課長の村上が男子トイレに盗撮目的のカメラを取り付けているところに遭遇する。
 牧田は盗撮をやめるよう勧め、村上もゲイなのかと訊く。
 すると村上は自分もゲイだと言い、二人は意気投合する。
 そして二人は禁断の領域に足を踏み入れ始めることとなる。
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