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卑猥な下着で出社して♡
しおりを挟む加納くんは私の蜜壺から垂れ落ちた精液を指で掬い、絡みつけて、そのまま穴にゆっくりと挿入させた。
思ったよりも体温が高く無骨で滑らかな指で、体内に入ってきた瞬間に私は身震いする。
「あっ、かのうくんっ、やっ、あっ、ゆび、きもちいっ」
興奮で頭を真っ白にさせた私は、自分で精液まみれのクリトリスを愛撫させながら、加納くんのぎこちない手マンに酔い知れる。
グプグプと膣内で卑猥な音が響く。
「先輩の中、あったかい……。僕の精液、指にたくさん付いてるけど……、気持ちいいですか……?」
加納くんはいつになく攻め立てるような言葉を耳元でねっとりと囁きながら私に覆い被さった。
「うん!きもちいいよ、かのうくんっ、あ!ゆび、もっと、曲げて、動かしてっ、ねえ」
欲望のままにそう哀願すると、加納くんは私にキスをしながら中指と薬指を2本、奥の方まで差し込んで曲げ伸ばしをするように激しく動かしてくれた。
「あ、あ、あっ、かのうくん!すごい、あ!きもち、い、あっ」
「……先輩の、そんな声聞いてたら、また、勃っちゃった……」
再び勃起した加納くんは自身を私の太腿に擦り付けながら、手マンを続ける。
「先輩、可愛い。僕がどんな風にいつも頭の中で先輩の事を犯してるか、分かりますか」
「ん、わかんない、よ……あ、やぁっ、ん、あ、は」
「その細くて長い首に首輪つけて、鎖を引いて、僕のをしゃぶらせるんです。そして手首と足首を一緒に括り付けて、身動き取れなくして、一日中挿れて、先輩がお漏らししちゃうまで犯してるんです」
今までの大人しく怯えた様子の彼とは180度正反対の台詞を発してきたので、その言葉を聞いただけで体中が痙攣して頭が真っ白になった。
「あ、はあ、あん、加納くん……逝っちゃったあ……」
「僕の指、キツく咥えこんでる……気持ち良かったんですね」
息も絶え絶えに、言葉もまともに発せない状態に成り下がってしまったので、無言で首をコクコクと縦に振ると、逝ったばかりの膣内を加納くんは愛撫し続けて来て、再び襲いくる快感の波に身を捩らせた。
加納くんは手淫をしながら私の上半身に跨がり、亀頭の先端を私の顔面の方まで向けてくる。
「先輩、舐めて」
返事を言う暇も与えてくれず、仰向けになった私の口腔内に加納くんの2回果てた後とは思えないカチカチの肉棒が突っ込まれた。
「あ、むう、んっ、んぅ……っ」
「あ、はあ……っ、あ、先輩のお口、すごいね、気持ちいい……。
さっきは緊張してたけど、先輩からお家に誘ってくれて、フェラまでしてくれて、僕、凄く嬉しかった……。先輩の体、好きにしていいんですよね?挿入はまた今度だけど、これはいいんですよね?」
加納くんの目は俄かに意地悪そうな冷淡な色に変わり、私の喉奥を容赦なく犯してくる。
「んっ、ぐ、ぅ……」
突然の顔面騎乗に私は興奮してしまい、濡れそぼった蜜壺を再び自慰で刺激をし、舌で懸命に奉仕をしてあげた。
「あ、は、あっ、せんぱいっ、あ、気持ちい、あっ、いつも、毎日っ、強気で、明るくて、意地っ張りで、でも面倒見良くて、本当は健気で可愛くて……、実は僕の事考えてオナニーしてたなんて最高すぎる……、あっ、やばい、出そう……」
私の顔の上で激しくピストンをして虚な目をした加納くんは、パッと上半身から離れると、再び私の膣にはち切れそうな亀頭を当てて、激しく手で扱き始めた。
「せんぱい、あっ、あ、出る、あ、せんぱい……だいすきっ、あ……!」
膣に挿入するかしないかギリギリのところで加納くんは思い切り射精をして、私の大陰唇をクパァと開かせると穴にドロドロの精子を流し込む。
「すごい、たくさん、入ってく……。挿入しなくても妊娠ってするんですかね?」
ニッコリ笑いながら私の頬を撫で付ける。あまりの快感で頭の芯をぼうっとさせて、意識が定かではない返答をする。
「分かんない、する時はするんじゃない。知らないけど」
「僕の体も今日から先輩の物だけど、先輩の体も今日から僕の物です。僕以外の精液は受け付けないでくださいね」
再びニッコリ笑って、私の膣内を自分の精子が奥までいくように指でグチュグチュと掻き混ぜてきた。
職場でも見た事がない笑顔を見て、心臓がきゅうっと締め付けられる。
もどかしく身体を捩れさせて、夜が更けるまで私達はセックスごっこを続けた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
週が明けて、私はソワソワとしながら会社の女子トイレの個室から出る。
休みの日に、駅前のアダルトグッズ取扱店でついに購入して、身に付けてしまった。例の、ニップレスと、性器が丸出しになった、ショーツの役目をまるで果たしていない下着を……。
愛液でグショグショになってしまうので、ショーツの方は上から普段使いの物を重ねて穿いているけど、いかんせん、身に付けていると感じるだけで快感が全身を巡ってしまう。
しかもニップレスの上にはブラを着けていない。ノーブラでの出社なんて初めてだ。
側から見れば私の様子は機嫌が悪いか体調が優れないように見えるだろう。それ程までに不自然な雰囲気を纏っている。
「先輩、これ、報告書です」
「あ、ありがと」
「どうしたんですか?何か、顔、赤くないですか」
私に書類を手渡しながら、加納くんはわざとらしくせせら笑った。
「そ、そう?熱でもあるのかな」
「大丈夫ですか?僕が医務室まで連れて行きますよ」
周囲から見れば彼はとても心の優しい後輩に見えるだろう。でも、これから起こるであろう事に想いを馳せて、下着の中を愛液でグショグショにしている私だけが知っていた。きっと、加納くんは優しくなんてない。
いつも、イキリ陰キャで責められたらおどおどするだけの彼。どんな風に私を攻め立ててくれるのだろう。考えただけで果てそうになった。
◆◆◆
——カチャ
加納くんが医務室のドアの鍵を施錠してくれた瞬間、社会から遮断された空間に2人きりになる。心臓が肋骨を激しく叩いている。前よりも、もっと。
「先輩、ベッドに座って。ほら、熱あるんじゃないですか?」
両肩を押さえられ、無機質で硬そうなベッドのマットレスに座らされる。
先週はあんなに自分から攻めていた癖に、私ときたら、淫らな下着を纏っているという自覚があるだけで羞恥でまともに喋れなかった。
「どうしたんです?先輩、今日、なんか……すごく色っぽいですね」
そう小声で囁かれながら、キスをされる。
加納くんの方は私とは真逆で、先週よりもずっと積極的になっていた。唇を啜られるようにキスをされて、私は股を擦り合わせながら息を荒げる。
「今日、着けてきたの……?」
耳に息を吹きかけられて訊かれる。
呟くように『うん』と返すと、加納くんは何も言わずに私のシャツのボタンを丁寧に外していき、露になったハート型のニップレスがあしらわれただけの乳房が外気に触れた。
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