【R-18▶︎BL】レプリカントの恋心

“レプリカントに心はない“

 原因不明の眠りについてしまった王子の代わりとして造られたレプリカントは、生みの親である錬金術師『アーノルド』に恋をした。アーノルドは想いを寄せる王子がいつまでも目覚めない苛立ちをぶつけるように毎晩のようにレプリカントを抱いたが、レプリカントはその行為を愛だと誤って認識した。
 アーノルドが王子のことを好きだと知っていたレプリカントはある日、それならきっと喜ばれるはずだと思い自分の想いを伝える。しかしそんなレプリカントに待っていたのはアーノルドからの「偽物が本物のフリをするな」という厳しい叱責のもと行われる、暴力的なセックスだった。自分が偽物であると叩き込まれたその日を境に、自分の気持ちを口にしないようにと誓ったレプリカント。

 そんなある日。王子が長い眠りから目を覚まし、用済みになったレプリカントは破棄されることとなった。しかし、破棄される直前に国一番の変わり者だと噂される科学者がレプリカントを引き取ると言い出して──。

 錬金術師×レプリカント
 科学者×レプリカント
 ※暴力的・無理矢理な表現があります。性描写は※
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