【R-18▶︎BL】21時、外はざあざあ降りの雨だった。

仕事のできない後輩アルバイトを厳しく叱ったら、なぜか懐かれて執着されて無理やり体を暴かれる話。

無愛想で口を開けば毒舌ばかり、どこに行っても人から避けられる甘森とは違って、一橋は不器用で要領が悪いながらも持ち前の人懐っこさと笑顔で自然と人に囲まれるような人間だった。
そんな一橋のことが気に食わないこともあり、甘森は一橋のミスを厳しく叱り付ける。気の弱い一橋は甘森の厳しい言葉に泣いてしまうのだが、なぜかその翌日から随分と甘森に懐いた様子で──?

▶︎受け……甘森(あまもり)
そこそこ名の知れた大学を卒業して、適当な大手企業に就職したが1年で退職。
それ以降はコンビニのアルバイト(フリーター)としてどうにかギリギリで生活をしている。親とはほとんど連絡を取らない。仲は普通少し悪いくらいの感じ。5つ歳の離れた妹が1人いる。
頭の回転が早く、割と器用なのでなんでも普通より上手にこなせるが、態度の悪さから敬遠されている。

▶︎攻め……一橋(いちはし)
有名大学の大学生。裕福な家庭で育ち、将来は親の企業を継ぐ予定。
一人暮らしをしているが仕送りなどがあり金には困っていない。社会勉強として親から言われてコンビニアルバイトをやってみている。
不器用で要領が悪いところがあるが、イケメンで好青年で人好きする性格から周りに受け入れられている。
気が弱くて人のお願いとかを断るのが苦手。
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