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第33話
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「ふう、結構狩りましたね大体50位ですかね?」
「そうだよ、今ので53匹目だよラミアス」
ラミアスとラクスはあの後次から次と、ゴブリンが出てきて倒したのが50を越えていたのだ。
「そうですか。それじゃあラクスちゃんこの辺りを索敵して、居ないようならレン様の所に戻りましょうか」
「うん、じゃあ索敵するよ………未確認のモンスターが接近してるよ!距離100メートル」
「未確認?ラクスちゃんが遭遇したモンスターは何が居るのかな?」
「えーとね、リザードマン、キングリザードマン、オーク、ゴブリンだけだよ」
「それがこの辺に居るモンスターですね。キングリザードマンは珍しいけど……となると、今こちらに向かってるモンスターは、まだ出会ってないコボルトかな?それなら私達でも倒せますね。ラクスちゃん今から来るモンスターを、二人で倒しちゃいましょう」
「うん、分かった二人で倒そう!
その時森の中から出て来たのは、黒い狼だった。
「え!なんでこんな所にブラックウルフが居るの?このモンスターはもっと奥の方に居るはずなのに」
本来ならブラックウルフは、もっと奥の北側に居るはずなのに、何故こんな所に来ているのかと言うとそれは、レンがキングリザードマンを倒してしまい。森のバランスが崩れたからである。本来ならキングリザードマンが倒されても、残りのリザードマン達でも縄張りを守る事が出来るはずだが。あの時レンは回収して素材として売った、リザードマン意外を森に置いて来ているので、実際にはリザードマン達の生き残りはほんの僅かしか居ないので、他のモンスターから縄張りを守る事が出来なくなってしまった。その中で一番鼻の利く狼のモンスターの、ブラックウルフが早々と動き出したのであった。
「あのモンスターは足が速いので倒せるか分かりませんね……」
「僕が足を撃って倒す!」
「うんそうだね、同じ事すれば良いんだよね」
この二人はレンに言われたとおり。交互に武器を変えて戦いその結果、ラミアスは近距離の命中率は高かったが。距離があると慣れない武器のせいか僅かに落ちてしまう。その点ラクスは索敵のおかげなのか、距離が離れても命中率が下がることが無いのであった。それがわかりラクスが拳銃でラミアスが短剣でゴブリンを倒していたのだ。
「よし、じゃあ行きましょうか。ラクスちゃん援護お願いします!」
「うん、分かった二人で倒そう!」
二人はブラックウルフを警戒しながら二手に分かれた。ラミアスはブラックウルフに対して左側に、ラクスはブラックウルフの正面で、浮遊を使い上昇して木に隠れて居た。ラクスはラミアスがブラックウルフを射程内入れたのを、索敵で感知しブラックウルフに射撃した。
スパーン! スパーン!
二発の弾丸がブラックウルフの胴体に、当たったのを確認したラミアスは、一気に間合いを詰めブラックウルフの喉元に短剣で斬りつけた。
「やったー!倒し……えっ……きゃっ……」
スパーン! スパーン!
ラミアスは、ブラックウルフを倒したと思っていたが。なんとブラックウルフに斬りつけたと同時に、短剣が根元から折れていたのであった。その反撃にブラックウルフが右前足を振り上げたので、咄嗟に後方に回避したら。更にブラックウルフがラミアスに追撃を仕掛ける所を、ラクスが援護射撃をしてブラックウルフを足止めした。
「ありがとうございますラクスちゃん!おかげで助かりました」
「うん、僕が援護する!それが役目だから」
(でもどうすれば良いのか分かりませんね。短剣は折れてしまったし、かと言って私が素手で戦っても、倒せそうには無いですね……そうなると、とりあえず間合いを取りながら回避して、そのすきにラクスちゃんに倒してもらうしかないですね)
ラミアスはそう考え行動に移した。それを見てラクスも、ラミアスが何をしようとしてるのか、分かったので拳銃に弾を込めタイミングを待っていた。ラミアスはブラックウルフの攻撃を回避しながら間合いを取り。ラクスが射撃をしていたが、ブラックウルフは動きが早く。ラミアスに攻撃をしながら、ラクスの事も警戒して戦っていた。
「なんだか嫌なタイプですねあなた」
「ラミアスごめんなさい……僕が当てられなくて……今度こそ当てるよ!」
その時ラミアスが足を滑らせて転んでしまい。それをチャンスと判断したブラックウルフは、ラミアスに牙を立てながら襲い掛かった。
「きゃー」
スパーン!
襲い掛かったブラックウルフは、ラクスを警戒していたのでラクスが撃った弾を避けて、ラミアスに再度襲い掛かった。その瞬間ラミアスはもう駄目だと思った。
「駄目回避出来ない!いやーー!」
ラミアスが悲鳴を上げて両手を前に出した途端に、ラミアスの手から黒い靄みたいなのが出てきて、ブラックウルフの顔を靄で包んだ。
それを見たラクスがブラックウルフに射撃をしたが、ブラックウルフは音に反応して回避をした。それでも僅かに顔をかすり血を流している。その事と靄に対して怒り、なりふり構わずラミアスに攻撃を仕掛けていた時。ブラックウルフは飛んできた何かが、額に当たり額から大量の血を吹き出しながら死に倒れた。
「え?何がおきたの?……」
「ご主人様です!ご主人様が助けてくれました!」
「そうだよ、今ので53匹目だよラミアス」
ラミアスとラクスはあの後次から次と、ゴブリンが出てきて倒したのが50を越えていたのだ。
「そうですか。それじゃあラクスちゃんこの辺りを索敵して、居ないようならレン様の所に戻りましょうか」
「うん、じゃあ索敵するよ………未確認のモンスターが接近してるよ!距離100メートル」
「未確認?ラクスちゃんが遭遇したモンスターは何が居るのかな?」
「えーとね、リザードマン、キングリザードマン、オーク、ゴブリンだけだよ」
「それがこの辺に居るモンスターですね。キングリザードマンは珍しいけど……となると、今こちらに向かってるモンスターは、まだ出会ってないコボルトかな?それなら私達でも倒せますね。ラクスちゃん今から来るモンスターを、二人で倒しちゃいましょう」
「うん、分かった二人で倒そう!
その時森の中から出て来たのは、黒い狼だった。
「え!なんでこんな所にブラックウルフが居るの?このモンスターはもっと奥の方に居るはずなのに」
本来ならブラックウルフは、もっと奥の北側に居るはずなのに、何故こんな所に来ているのかと言うとそれは、レンがキングリザードマンを倒してしまい。森のバランスが崩れたからである。本来ならキングリザードマンが倒されても、残りのリザードマン達でも縄張りを守る事が出来るはずだが。あの時レンは回収して素材として売った、リザードマン意外を森に置いて来ているので、実際にはリザードマン達の生き残りはほんの僅かしか居ないので、他のモンスターから縄張りを守る事が出来なくなってしまった。その中で一番鼻の利く狼のモンスターの、ブラックウルフが早々と動き出したのであった。
「あのモンスターは足が速いので倒せるか分かりませんね……」
「僕が足を撃って倒す!」
「うんそうだね、同じ事すれば良いんだよね」
この二人はレンに言われたとおり。交互に武器を変えて戦いその結果、ラミアスは近距離の命中率は高かったが。距離があると慣れない武器のせいか僅かに落ちてしまう。その点ラクスは索敵のおかげなのか、距離が離れても命中率が下がることが無いのであった。それがわかりラクスが拳銃でラミアスが短剣でゴブリンを倒していたのだ。
「よし、じゃあ行きましょうか。ラクスちゃん援護お願いします!」
「うん、分かった二人で倒そう!」
二人はブラックウルフを警戒しながら二手に分かれた。ラミアスはブラックウルフに対して左側に、ラクスはブラックウルフの正面で、浮遊を使い上昇して木に隠れて居た。ラクスはラミアスがブラックウルフを射程内入れたのを、索敵で感知しブラックウルフに射撃した。
スパーン! スパーン!
二発の弾丸がブラックウルフの胴体に、当たったのを確認したラミアスは、一気に間合いを詰めブラックウルフの喉元に短剣で斬りつけた。
「やったー!倒し……えっ……きゃっ……」
スパーン! スパーン!
ラミアスは、ブラックウルフを倒したと思っていたが。なんとブラックウルフに斬りつけたと同時に、短剣が根元から折れていたのであった。その反撃にブラックウルフが右前足を振り上げたので、咄嗟に後方に回避したら。更にブラックウルフがラミアスに追撃を仕掛ける所を、ラクスが援護射撃をしてブラックウルフを足止めした。
「ありがとうございますラクスちゃん!おかげで助かりました」
「うん、僕が援護する!それが役目だから」
(でもどうすれば良いのか分かりませんね。短剣は折れてしまったし、かと言って私が素手で戦っても、倒せそうには無いですね……そうなると、とりあえず間合いを取りながら回避して、そのすきにラクスちゃんに倒してもらうしかないですね)
ラミアスはそう考え行動に移した。それを見てラクスも、ラミアスが何をしようとしてるのか、分かったので拳銃に弾を込めタイミングを待っていた。ラミアスはブラックウルフの攻撃を回避しながら間合いを取り。ラクスが射撃をしていたが、ブラックウルフは動きが早く。ラミアスに攻撃をしながら、ラクスの事も警戒して戦っていた。
「なんだか嫌なタイプですねあなた」
「ラミアスごめんなさい……僕が当てられなくて……今度こそ当てるよ!」
その時ラミアスが足を滑らせて転んでしまい。それをチャンスと判断したブラックウルフは、ラミアスに牙を立てながら襲い掛かった。
「きゃー」
スパーン!
襲い掛かったブラックウルフは、ラクスを警戒していたのでラクスが撃った弾を避けて、ラミアスに再度襲い掛かった。その瞬間ラミアスはもう駄目だと思った。
「駄目回避出来ない!いやーー!」
ラミアスが悲鳴を上げて両手を前に出した途端に、ラミアスの手から黒い靄みたいなのが出てきて、ブラックウルフの顔を靄で包んだ。
それを見たラクスがブラックウルフに射撃をしたが、ブラックウルフは音に反応して回避をした。それでも僅かに顔をかすり血を流している。その事と靄に対して怒り、なりふり構わずラミアスに攻撃を仕掛けていた時。ブラックウルフは飛んできた何かが、額に当たり額から大量の血を吹き出しながら死に倒れた。
「え?何がおきたの?……」
「ご主人様です!ご主人様が助けてくれました!」
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