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連載
次への③
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁッ」
「わあぁぁぁぁぁぁぁぁッ」
私達は悲鳴を上げる。
花サイズの軍隊蟻がわらわら来る。
ひー、気持ち悪いッ。
フライパンを必死に振り下ろす。
『落ち着くのです』
『そうよ』
レベル500越えが何を言っている。
「ひぃひぃ、晃太、レベル上がったね?…………」
「49やねん………」
寄付をした次の日から、軍隊ダンジョンに。
転移石で30階に移動した。沼は嫌なので、33階に移動した。
「ブヒヒヒン」
ノワールが戻って来る。軽快に走り回っていた。もちろんルージュの光のリンゴ付きで。
セーフティゾーンでしばらく休憩して、ビアンカとルージュのリクエスト、ボス部屋に。
『レベル上げるのですか?』
「中にいるの次第やけど」
『うーん、オーガの様だけど、上位種のオーガね』
晃太と相談する。
手加減してビアンカとルージュがケガしたら嫌なので、無理しなくていいと伝える。
ビアンカが開けて、ルージュが光の貴婦人(リュミライトレディ)で飛び込む。
ちゅどどどどどんッ
ちゅどどどどどんッ
どかん、どかん、どかーんッ
相変わらず凄かね。
ビアンカも風乙女(シルフィリア)で飛び込む。
追加で、ちゅどん、どかん。
『終わったわ』
『終わったのです』
とことこ出てくるビアンカとルージュ。
「お疲れ様、晃太お茶ば」
「ん」
私はボス部屋に。
あら、今回あんまりドロップ品ないけど。まあ、いいか。革と角かな? これまた大きな剣と棍棒が1本ずつ。重かあ、持ち上がらん。後は魔石が大粒5つと更に大粒1つ。晃太にアイテムボックスに入れてもらうと、宝箱が出てくる。
「ルージュ、確認してん」
『任せて、大丈夫よ、罠はないわ』
「ありがと、では開けましょう」
ワクワクしながら開ける。
「ポーチや」
革の化粧ポーチが3つ。ボス部屋で普通の革のポーチのわけない。
『魔力を感じるわ』
「だよね、ありがとう」
これは買い取りだね。
それからもせっせと数日、軍隊蟻を相手にしながら、ボス部屋を往復する。
「よっ」
やっと冷静にフライパンを振り下ろす。
てってれってー
【レベル60にアップしました】
【スキル ルーム レベル30にアップさました HP4000追加、ボーナスポイント15000追加されます オプション追加されます】
【異世界のメニュー 追加解放されました】
「「来たーッ」」
私と晃太はフライパンを振りかざす。
「レベル50やッ」
晃太が叫ぶ。
「中華やッ」
私が叫ぶ。
『どうしたのです?』
『2人共興奮して、レベル上がったの?』
「上がったたいッ」
「中華たいッ」
どうする?
緊急会議開催。
「辛味噌麺が食べたか」
『油淋鶏なのです』
『新しいエビが食べたいわ』
まず、中華ね。
ふっふっふ。今までの経験を生かして、ルームには私だけ入る。
よし、花はいない、5匹の仔達もいない、私以外、誰もいない。
ふっふっふ。周囲を確認。
よし、オッケー。
いざッ。液晶画面に触れる。
下記の店舗から1店舗選んでください
中華菜館 紫竜
喫茶 もののべ
どんぶり・定食 門松
セレクトショップ ダリア
町の洋食 みつよし
私は出てきた店名を見て、手が止まる。
そのまま、タップできず、私はルームを出た。
「姉ちゃん、紫竜ね?」
『ユイ、今日は油淋鶏なのです?』
『新しいエビ?』
「ちょっとごめん。晃太、ちょっと来てん」
私は不審がる晃太とルームに入る。
「これ、見てん」
「ん? あ、これは…………」
晃太は液晶画面に出た文字を見て、晃太も言葉を失う。
「どうする?」
「これは、親父に、相談やない?」
「やっぱり」
液晶画面の店舗の中の町の洋食みつよしは、父の兄、私達の伯父の店だ。小さな頃よく行った。今でも父の誕生月には行ってる。いつも注文するのは特製ビーフシチューのかかったオムライス、あつあつオニオングラタンスープ。優しい伯父、明るい伯母、そして一緒に店を支えていた従兄弟夫婦。あ、思い出したら、目頭が熱くなりそう。ダメダメ。外でビアンカとルージュ達が待ってる。中華だと、ワクワクしながら待っている。
「これはダンジョン出てから、確認ってことで」
「そやな」
本当に、この異世界への扉や異世界のメニューは、どういった仕組みなんだろう? 今度、時空神様が見えた時に聞いてみよう。
ルームを出ると案の定、ワクワク、キラキラ、ソワソワのビアンカとルージュが。
説明すると案の定ブーイングが飛ぶ。
「ごめんって」
『ぶー、油淋鶏食べたいのです』
『ぶー、新しいエビー』
「ごめんって、油淋鶏はお母さんにお願いするけん、エビチリはしばらく八陣のエビチリで我慢して。次は中華に必ずするけん」
『ぶー、仕方ないのです』
『ぶー、仕方ないわ。でも、次はエビよ』
「分かった分かった。さ、ルームに入ろう、神様に報告せんと」
『そうだったのです』
『次のヒントね』
従魔の足拭きをタップ。ノワールを厩舎に誘導。仔達は従魔の部屋に。
『神様、いらっしゃるのですか?』
「お祈りしてみるけど、忙しかったら、後日やね」
『そうね、神様、お忙しいわね』
「とりあえず、お土産用のケーキ買って来るね」
「ん」
晃太はダイニングテーブルを拭く。
私はちょっと気になっているオプションを確認。
オプション
従魔の部屋拡張 拡張率130% 350000
拡張率150% 550000
中庭拡張 拡張率130% 500000
拡張率150% 750000
これは後でじっくり検討しよう。
私は銀の槌に。秋の果物のケーキが並んでいる。アップルパイ×3、モンブラン、栗とほうじ茶のケーキ×3、カボチャのプリン×2、カボチャのタルト、イチジクのケーキ、ブドウのジュレとムース×3。通常商品のチーズケーキ×2、抹茶のケーキ、果物の入ったロールケーキ、プリン×3。今回ホールケーキはなかった。2つの箱を持ち、銀の槌を出る。
テーブルは晃太がきれいにしてくれている。
よし、次は、確か始祖神様が前回の緑茶をお気に召していただいた、と思うのでさくら庵から選ぶ。
限定品の特製国産栗を使用したモンブランと緑茶のセットだ。
準備、オッケー。
晃太と並んでお祈り。
「神様、レベルが50になりました。ヒントを与えてください」
お祈り。
来ていただけるかな?
振り返ると、来てくれていた、始祖神様が。
「レベルがあがったのう。まあ、あまり、感心せんあげ方だがなあ」
う、フライパンでちょいちょいばれている。
やっぱりあれはずるだったか。
始祖神様に、椅子を勧めて、モンブランと緑茶を出す。
「だが、約束は約束。原始のダンジョンへのヒント、そうだな今回はアドバイスになるかの」
「わあぁぁぁぁぁぁぁぁッ」
私達は悲鳴を上げる。
花サイズの軍隊蟻がわらわら来る。
ひー、気持ち悪いッ。
フライパンを必死に振り下ろす。
『落ち着くのです』
『そうよ』
レベル500越えが何を言っている。
「ひぃひぃ、晃太、レベル上がったね?…………」
「49やねん………」
寄付をした次の日から、軍隊ダンジョンに。
転移石で30階に移動した。沼は嫌なので、33階に移動した。
「ブヒヒヒン」
ノワールが戻って来る。軽快に走り回っていた。もちろんルージュの光のリンゴ付きで。
セーフティゾーンでしばらく休憩して、ビアンカとルージュのリクエスト、ボス部屋に。
『レベル上げるのですか?』
「中にいるの次第やけど」
『うーん、オーガの様だけど、上位種のオーガね』
晃太と相談する。
手加減してビアンカとルージュがケガしたら嫌なので、無理しなくていいと伝える。
ビアンカが開けて、ルージュが光の貴婦人(リュミライトレディ)で飛び込む。
ちゅどどどどどんッ
ちゅどどどどどんッ
どかん、どかん、どかーんッ
相変わらず凄かね。
ビアンカも風乙女(シルフィリア)で飛び込む。
追加で、ちゅどん、どかん。
『終わったわ』
『終わったのです』
とことこ出てくるビアンカとルージュ。
「お疲れ様、晃太お茶ば」
「ん」
私はボス部屋に。
あら、今回あんまりドロップ品ないけど。まあ、いいか。革と角かな? これまた大きな剣と棍棒が1本ずつ。重かあ、持ち上がらん。後は魔石が大粒5つと更に大粒1つ。晃太にアイテムボックスに入れてもらうと、宝箱が出てくる。
「ルージュ、確認してん」
『任せて、大丈夫よ、罠はないわ』
「ありがと、では開けましょう」
ワクワクしながら開ける。
「ポーチや」
革の化粧ポーチが3つ。ボス部屋で普通の革のポーチのわけない。
『魔力を感じるわ』
「だよね、ありがとう」
これは買い取りだね。
それからもせっせと数日、軍隊蟻を相手にしながら、ボス部屋を往復する。
「よっ」
やっと冷静にフライパンを振り下ろす。
てってれってー
【レベル60にアップしました】
【スキル ルーム レベル30にアップさました HP4000追加、ボーナスポイント15000追加されます オプション追加されます】
【異世界のメニュー 追加解放されました】
「「来たーッ」」
私と晃太はフライパンを振りかざす。
「レベル50やッ」
晃太が叫ぶ。
「中華やッ」
私が叫ぶ。
『どうしたのです?』
『2人共興奮して、レベル上がったの?』
「上がったたいッ」
「中華たいッ」
どうする?
緊急会議開催。
「辛味噌麺が食べたか」
『油淋鶏なのです』
『新しいエビが食べたいわ』
まず、中華ね。
ふっふっふ。今までの経験を生かして、ルームには私だけ入る。
よし、花はいない、5匹の仔達もいない、私以外、誰もいない。
ふっふっふ。周囲を確認。
よし、オッケー。
いざッ。液晶画面に触れる。
下記の店舗から1店舗選んでください
中華菜館 紫竜
喫茶 もののべ
どんぶり・定食 門松
セレクトショップ ダリア
町の洋食 みつよし
私は出てきた店名を見て、手が止まる。
そのまま、タップできず、私はルームを出た。
「姉ちゃん、紫竜ね?」
『ユイ、今日は油淋鶏なのです?』
『新しいエビ?』
「ちょっとごめん。晃太、ちょっと来てん」
私は不審がる晃太とルームに入る。
「これ、見てん」
「ん? あ、これは…………」
晃太は液晶画面に出た文字を見て、晃太も言葉を失う。
「どうする?」
「これは、親父に、相談やない?」
「やっぱり」
液晶画面の店舗の中の町の洋食みつよしは、父の兄、私達の伯父の店だ。小さな頃よく行った。今でも父の誕生月には行ってる。いつも注文するのは特製ビーフシチューのかかったオムライス、あつあつオニオングラタンスープ。優しい伯父、明るい伯母、そして一緒に店を支えていた従兄弟夫婦。あ、思い出したら、目頭が熱くなりそう。ダメダメ。外でビアンカとルージュ達が待ってる。中華だと、ワクワクしながら待っている。
「これはダンジョン出てから、確認ってことで」
「そやな」
本当に、この異世界への扉や異世界のメニューは、どういった仕組みなんだろう? 今度、時空神様が見えた時に聞いてみよう。
ルームを出ると案の定、ワクワク、キラキラ、ソワソワのビアンカとルージュが。
説明すると案の定ブーイングが飛ぶ。
「ごめんって」
『ぶー、油淋鶏食べたいのです』
『ぶー、新しいエビー』
「ごめんって、油淋鶏はお母さんにお願いするけん、エビチリはしばらく八陣のエビチリで我慢して。次は中華に必ずするけん」
『ぶー、仕方ないのです』
『ぶー、仕方ないわ。でも、次はエビよ』
「分かった分かった。さ、ルームに入ろう、神様に報告せんと」
『そうだったのです』
『次のヒントね』
従魔の足拭きをタップ。ノワールを厩舎に誘導。仔達は従魔の部屋に。
『神様、いらっしゃるのですか?』
「お祈りしてみるけど、忙しかったら、後日やね」
『そうね、神様、お忙しいわね』
「とりあえず、お土産用のケーキ買って来るね」
「ん」
晃太はダイニングテーブルを拭く。
私はちょっと気になっているオプションを確認。
オプション
従魔の部屋拡張 拡張率130% 350000
拡張率150% 550000
中庭拡張 拡張率130% 500000
拡張率150% 750000
これは後でじっくり検討しよう。
私は銀の槌に。秋の果物のケーキが並んでいる。アップルパイ×3、モンブラン、栗とほうじ茶のケーキ×3、カボチャのプリン×2、カボチャのタルト、イチジクのケーキ、ブドウのジュレとムース×3。通常商品のチーズケーキ×2、抹茶のケーキ、果物の入ったロールケーキ、プリン×3。今回ホールケーキはなかった。2つの箱を持ち、銀の槌を出る。
テーブルは晃太がきれいにしてくれている。
よし、次は、確か始祖神様が前回の緑茶をお気に召していただいた、と思うのでさくら庵から選ぶ。
限定品の特製国産栗を使用したモンブランと緑茶のセットだ。
準備、オッケー。
晃太と並んでお祈り。
「神様、レベルが50になりました。ヒントを与えてください」
お祈り。
来ていただけるかな?
振り返ると、来てくれていた、始祖神様が。
「レベルがあがったのう。まあ、あまり、感心せんあげ方だがなあ」
う、フライパンでちょいちょいばれている。
やっぱりあれはずるだったか。
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※小説家になろう様にも投稿しています※