文字の大きさ
大
中
小
338 / 878
連載
年明け②
次の日、軍隊ダンジョンに。とほほ、寝正月。
仔達が嬉しそうだから、いいかなあ。
ノワールもブヒヒヒンッ言ってるし。
うう、寒か。
明日にはスカイランを出るから、あんまり遅くなりたくない。
「遅くまでせんよ。よかね?」
『分かっているのです』
『分かっているわ』
仔達以上にルンルンのビアンカとルージュ。
警備の人から明けましておめでとうございますと言われ、ご挨拶。お正月からお仕事お疲れ様です。
転移石を使用して、30階に移動する。
ボス部屋まで移動して、はい、ちゅどん、ドカン、バキバキ。他に冒険者の人達もいないので、ルームを開ける。そりゃそうだ、だって寒いもんね。軍隊ダンジョンは、上級者向けのエリアは、外の季節と連動していて、この時期は寒い。下手な防寒で夜を過ごしたら凍死だ。セーフティゾーンなら少しいいそうだけど、5℃くらいしか違わないそうだ。初心者や中級者向けエリアは、夏は暑いがそれ以外の季節は春らしく過ごしやすいそうだ。なのでこの時期はそのエリアに冒険者が集中している。
ドロップ品を拾う。今回はオルクだったと。私は外で待ってただけ。おびただしい武器類を拾う。宝箱には今回軍隊ダンジョンで、初めての宝飾品だった。小さなダイヤモンドがたくさん散りばめられたネックレスとイヤリングだ。わあ、素敵。買取りだね。
「皆さん、お疲れ様です。お昼ご飯にしましょう」
「「「「「「はい」」」」」」
ルームを開けて、皆ではいる。
嗽、手洗いして、お昼ご飯の準備。私達は昨日のおせち料理の残りだ。足りない分はJOY-Pから単品料理をチョイス。ビアンカとルージュは年中無休のJOY-Pのメニューにした。ハンバーグとチキンステーキ、ハンバーグとエビフライを2人前ずつ。ご飯はしらたきを入れたかさ増しご飯だ。母の指示です。ノワールは野菜と洋梨。仔達は単品のハンバーグ、ハンバーグとチキンステーキに目玉焼きのトッピング、それにご飯だ。ただ、元気とコハクが食べるので、ご飯は大盛。
ふう、満腹。おせち料理がきれいになくなった。
さ、片付けよ。
お皿を洗い、片付けて、一休憩。
はい、ちゅどん、ドカン、バキバキ。ドロップ品回収のいつものルーティーン。
「ユイさん、宝箱出ました」
マデリーンさんが教えてくれる。ルージュがチェック。
『はい、罠は解除したわ』
「ありがとうルージュ、さて」
ぱかり。中身はきれいな銀色の金属、ミスリルだ。買取りや。
「帰ろうか?」
『まだ、行けるのです』
『そうよ、行けるわ』
気軽に近所のお散歩みたいな返事をするビアンカとルージュ。
まあ、そうだと思ったよ。だけど、仔達は疲れたようで、従魔の部屋に入るとお昼寝。鷹の目の皆さんもお疲れだろうから、次の戦闘はお休み。ボス部屋復活まで、のんびりお茶。
明日にはスカイランを出て、マーファに帰る。ノワールのスピードならかなり早く到着するし。雪は年明けて、すぐには降らないそうだけど、例外だってある。
暖かいルームの中で、カップを洗いながら思わず欠伸。ふわあ。
ふと、足に衝撃が。
とん、とん、とん。
あ、かわいか、魔法の三柱神様。皆さんお揃いで。
同行者、おらんけど。
「どうしました?」
視界の隅で、鷹の目の皆さんが、わたわたと膝をつく。チュアンさんが必死に意識を保っている。
私が膝を突いて、視線を合わせる。
「んーっ」
「んーっ」
「んーっ」
と、示すのはエマちゃんとテオ君。え、何々? 示されたエマちゃんとテオ君と戸惑いの表情だ。
「あれ、欲しいっ」
「欲しいーっ」
「あれーっ」
だから、なんやねん。まさか、エマちゃんとテオ君なわけない。
「「「おとしだまーっ」」」
「あ、それ」
お年玉という、お菓子の詰め合わせ。とは、言っても、中身のお菓子の仕入先のセレクトショップダリアは今は営業してないし。銀の槌も開いてないし。さくら庵も明日から営業だし。
「明後日、くらいまで待てます?」
「「「やーっ」」」
凄まじい高周波ーっ。そして、びえーっ、みたいな。3人揃って高周波っ。
仕方なか、ディレックスで調達しよ。その前に迷子のお知らせ。それからJOY-Pのミニパフェをタップ。
ぴた、と止まる三柱神様達。勝手知ったる何とかか、椅子によじ登る。おててふきふき。あはははん、ちっちゃくてかわいか手。晃太に後を託して、ディレックスに行こうとすると、なんとお迎えに来たは始祖神様だ。
「これ、何をしておる。時空神が、探しておるぞ」
穏やかに言う、始祖神様。流石に不味い事をしたと思ったのか、魔法の三柱神様が、しゅん、と沈む。あ、頑張っていたチュアンさんが白眼向いてる。
「すまんなお嬢さん、連れて帰るからの」
魔法の三柱神様、ぷるぷるし始めた。
「お前達、いつも時空神や雨の女神に言われておるだろう? 勝手をしてはいけないと」
ぷるぷる、更にきゅーん。効果音までかわいか。始祖神様は穏やかに続ける。
「さて、帰ろうか?」
あ、三柱神様が、おんなじ顔して半泣き。まだ、ミニパフェ食べてないし。
「あの始祖神様、良かったらお茶でも」
「いやしかしなあ、昨日もあれだけの馳走を頂いたしのう」
「あれは年に一回しかないですから、お年玉もそうです、年に一回の大切な楽しみなんです。魔法の三柱神様には、ビアンカとルージュが大変お世話になっています。大したものはご準備できませんが、受け取って頂けると、私としてもありがたいのですが」
この年に一回がポイントなんだよね。無性に嬉しいお年玉。私も毎年心待ちしていたしね。あのポチ袋。
「そこまで言ってくれるのなら、ありがたく頂こうかの」
「では、少しお待ちください。一旦失礼します」
私は晃太に始祖神様のお茶を頼み、液晶を手に、エマちゃんとテオ君を連れて自室に引っ込んだ。
仔達が嬉しそうだから、いいかなあ。
ノワールもブヒヒヒンッ言ってるし。
うう、寒か。
明日にはスカイランを出るから、あんまり遅くなりたくない。
「遅くまでせんよ。よかね?」
『分かっているのです』
『分かっているわ』
仔達以上にルンルンのビアンカとルージュ。
警備の人から明けましておめでとうございますと言われ、ご挨拶。お正月からお仕事お疲れ様です。
転移石を使用して、30階に移動する。
ボス部屋まで移動して、はい、ちゅどん、ドカン、バキバキ。他に冒険者の人達もいないので、ルームを開ける。そりゃそうだ、だって寒いもんね。軍隊ダンジョンは、上級者向けのエリアは、外の季節と連動していて、この時期は寒い。下手な防寒で夜を過ごしたら凍死だ。セーフティゾーンなら少しいいそうだけど、5℃くらいしか違わないそうだ。初心者や中級者向けエリアは、夏は暑いがそれ以外の季節は春らしく過ごしやすいそうだ。なのでこの時期はそのエリアに冒険者が集中している。
ドロップ品を拾う。今回はオルクだったと。私は外で待ってただけ。おびただしい武器類を拾う。宝箱には今回軍隊ダンジョンで、初めての宝飾品だった。小さなダイヤモンドがたくさん散りばめられたネックレスとイヤリングだ。わあ、素敵。買取りだね。
「皆さん、お疲れ様です。お昼ご飯にしましょう」
「「「「「「はい」」」」」」
ルームを開けて、皆ではいる。
嗽、手洗いして、お昼ご飯の準備。私達は昨日のおせち料理の残りだ。足りない分はJOY-Pから単品料理をチョイス。ビアンカとルージュは年中無休のJOY-Pのメニューにした。ハンバーグとチキンステーキ、ハンバーグとエビフライを2人前ずつ。ご飯はしらたきを入れたかさ増しご飯だ。母の指示です。ノワールは野菜と洋梨。仔達は単品のハンバーグ、ハンバーグとチキンステーキに目玉焼きのトッピング、それにご飯だ。ただ、元気とコハクが食べるので、ご飯は大盛。
ふう、満腹。おせち料理がきれいになくなった。
さ、片付けよ。
お皿を洗い、片付けて、一休憩。
はい、ちゅどん、ドカン、バキバキ。ドロップ品回収のいつものルーティーン。
「ユイさん、宝箱出ました」
マデリーンさんが教えてくれる。ルージュがチェック。
『はい、罠は解除したわ』
「ありがとうルージュ、さて」
ぱかり。中身はきれいな銀色の金属、ミスリルだ。買取りや。
「帰ろうか?」
『まだ、行けるのです』
『そうよ、行けるわ』
気軽に近所のお散歩みたいな返事をするビアンカとルージュ。
まあ、そうだと思ったよ。だけど、仔達は疲れたようで、従魔の部屋に入るとお昼寝。鷹の目の皆さんもお疲れだろうから、次の戦闘はお休み。ボス部屋復活まで、のんびりお茶。
明日にはスカイランを出て、マーファに帰る。ノワールのスピードならかなり早く到着するし。雪は年明けて、すぐには降らないそうだけど、例外だってある。
暖かいルームの中で、カップを洗いながら思わず欠伸。ふわあ。
ふと、足に衝撃が。
とん、とん、とん。
あ、かわいか、魔法の三柱神様。皆さんお揃いで。
同行者、おらんけど。
「どうしました?」
視界の隅で、鷹の目の皆さんが、わたわたと膝をつく。チュアンさんが必死に意識を保っている。
私が膝を突いて、視線を合わせる。
「んーっ」
「んーっ」
「んーっ」
と、示すのはエマちゃんとテオ君。え、何々? 示されたエマちゃんとテオ君と戸惑いの表情だ。
「あれ、欲しいっ」
「欲しいーっ」
「あれーっ」
だから、なんやねん。まさか、エマちゃんとテオ君なわけない。
「「「おとしだまーっ」」」
「あ、それ」
お年玉という、お菓子の詰め合わせ。とは、言っても、中身のお菓子の仕入先のセレクトショップダリアは今は営業してないし。銀の槌も開いてないし。さくら庵も明日から営業だし。
「明後日、くらいまで待てます?」
「「「やーっ」」」
凄まじい高周波ーっ。そして、びえーっ、みたいな。3人揃って高周波っ。
仕方なか、ディレックスで調達しよ。その前に迷子のお知らせ。それからJOY-Pのミニパフェをタップ。
ぴた、と止まる三柱神様達。勝手知ったる何とかか、椅子によじ登る。おててふきふき。あはははん、ちっちゃくてかわいか手。晃太に後を託して、ディレックスに行こうとすると、なんとお迎えに来たは始祖神様だ。
「これ、何をしておる。時空神が、探しておるぞ」
穏やかに言う、始祖神様。流石に不味い事をしたと思ったのか、魔法の三柱神様が、しゅん、と沈む。あ、頑張っていたチュアンさんが白眼向いてる。
「すまんなお嬢さん、連れて帰るからの」
魔法の三柱神様、ぷるぷるし始めた。
「お前達、いつも時空神や雨の女神に言われておるだろう? 勝手をしてはいけないと」
ぷるぷる、更にきゅーん。効果音までかわいか。始祖神様は穏やかに続ける。
「さて、帰ろうか?」
あ、三柱神様が、おんなじ顔して半泣き。まだ、ミニパフェ食べてないし。
「あの始祖神様、良かったらお茶でも」
「いやしかしなあ、昨日もあれだけの馳走を頂いたしのう」
「あれは年に一回しかないですから、お年玉もそうです、年に一回の大切な楽しみなんです。魔法の三柱神様には、ビアンカとルージュが大変お世話になっています。大したものはご準備できませんが、受け取って頂けると、私としてもありがたいのですが」
この年に一回がポイントなんだよね。無性に嬉しいお年玉。私も毎年心待ちしていたしね。あのポチ袋。
「そこまで言ってくれるのなら、ありがたく頂こうかの」
「では、少しお待ちください。一旦失礼します」
私は晃太に始祖神様のお茶を頼み、液晶を手に、エマちゃんとテオ君を連れて自室に引っ込んだ。
感想 867
あなたにおすすめの小説
「今日限りで君を解雇する」――20年仕えた地味なメイドですが、料理も手紙も暗殺者対策も私がやっていました
「エナメル。今日限りで君を解雇する」
20年仕えた屋敷をクビになった、地味なエルフのメイド・エナメル。
だが、晩餐会の料理も、侯爵への手紙も、調度品の手配も、屋敷を狙う暗殺者の処理も――すべて彼女が陰で支えていたものだった。
エナメルが去ったあと、屋敷は少しずつ綻び始める。
一方の本人は、そんなことも知らず。
「さて。次はどこで雇っていただきましょう」
地味で目立たないベテランメイド・エナメルの、新しい奉公先探しが始まる。
※本作は『メイドのエナメルは今日も静かにお仕えします』シリーズの第1作です。本作単体でもお楽しみいただけます。
異世界転移した僕と彼のスキルは「貯金箱」と「犬」だったので即追放。でもこれが意外と強かった
高校の英語の授業中、勇者召喚で僕たちクラスメイト7名は異世界にやって来た。
目的は魔王討伐では無くて、高難易度ダンジョンの封印?!
でも僕ユイトのスキルは「貯金箱」、エイジは「犬」。
役立たず認定で、二人とも城を追放されてしまった。
のんびり暮らそうとしたけどそうもいかなくなって。
僕たちは奇妙なスキルを駆使して異世界で生き延びる。
緩~いファンタージ物語です。のんびりと書いていきます。
本文はなるべく簡潔に、サクサク進むようにしています。
暇つぶしに読んでいただいて、楽しんでくださると嬉しいです。
なろう様にも投稿。
捨てられた幼女ですが、公爵家に拾われたら家族みんなの愛が重すぎました
幼い頃に母親に捨てられ、孤児院で暮らしていた少女リリア。
「役に立たなければ、また捨てられる」
そう思い、いつも“いい子”でいようとしていた彼女は、ある日、公爵家の馬車を助けたことをきっかけに屋敷へ招かれる。
そこで待っていたのは、娘に甘すぎる公爵夫妻に、妹を構いたがるレオン、そしてリリアを甘やかしたい使用人たち。
戸惑いながらも、少しずつ公爵家に居場所を見つけていくリリア。やがて夫妻から「私たちの娘になってほしい」と告げられて――。
これは、捨てられないために“いい子”でいようとしていた少女が、重すぎるほどの愛情に包まれ、本当の家族を見つけていく物語。
初夜のあとに愛する人がいると言われたので祝福で身体の時間を一日戻しました
夫婦となって初めて迎えた夜、セレンティアは夫リオールから「俺には、愛する人がいる」と告げられる。
彼が初夜を済ませた理由は、三年後に白い結婚として婚姻無効を申し立てられないようにするためだった。
けれどリオールは知らなかった。セレンティアの祝福《一日回帰》が、自分自身の身体にも使えることを。
セレンティアは自分の身体の時間を一日前へ戻し、三年間、侯爵家の妻として務めを果たすことを決める。
夫に愛されるためではない。三年後、白い結婚としてこの家を出ていくために。
番の証が出ないと捨てられたので、神様に確かめてもらいます
「番の証が出ぬからだ」
和平のために獣人国へ嫁いで四年。獣王ガイウス様との儀式は三度、三度とも証は出ませんでした。「人間の娘では神は認めぬ」——そう言われて、離宮へ。
雨漏りの下で眠り、井戸をさらい、畑を耕して。泣かなかったのは強いからではありません。獣人には、匂いでわかってしまうから。
嫁ぐ前に三年かけて読み込んだ婚姻法典。その第四章に、こうありました。
『既に誓いを結びたる者が、重ねて他者と誓いを立てんとする時、神は後の誓いを認めず』
——証が出なかったのは、わたしが人間だからではない。
長老会に申し立てたのは、解釈の確認だけ。わたしは悪くない、とは一言も書きませんでした。
遡誓の儀で神殿に浮かんだのは、六年前の秋の「成立」と、わたしの三度の「不成立(重複)」でした。
飛べないと捨てられたので、竜ごと出て行きます
「お前は竜に乗れもしない、ただの妻だろう」
竜騎士団長の夫はそう言って、飛べる従騎士の娘を選びましたわ。
ええ、わたくしは飛べません。十二年、地上におりました。
夜明け前に三十一頭の寝息を数え、歯を磨き、爪の砂を取り、冬に毛布を掛け、契約を編んで。——この国でただひとりの「調律者」として。
竜は、人を乗せない生き物ですのよ。竜自身が「乗せてもいい」と決めない限り。そして竜が誰の言葉で頷いてきたか、あの方は十二年、一度もお考えにならなかった。
離縁されて、わたくしは竜舎を出ました。
三日後から、竜は一頭も飛ばなくなりましたの。
怒っているのではありませんのよ。竜は報復をしませんもの。ただ——寂しいのです。
そして来月は、三年に一度の、契約更新日ですわ。
土下座する王妃の座などいらないので、冒険者に転職します。
「私が愛しているのはエルナ。君だけだ」
エルナは自分の夫でありハーメルン王国の国王であるカメルを愛していた。
彼がどれほど自分より隣国の聖女を優先しようとも。
結婚して二年が経っても初夜を迎えたことがなかろうとも。
しかし。
「エルナ。君に失望した。聖女を陥れていじめるとはな。罪を認め、ひざまずいて謝罪するように」
一年に一度の建国記念宴会であり結婚記念日に、カメルはすべての貴族や外国の使節団が見ている前で、エルナに身に覚えのない罪を認めろと断罪した。
愛が壊れるのは一瞬。
だからこそ、エルナはその場でひざまずいた。頭を地面にこすりつけて謝罪した。
「聖女を陰謀にかけた大罪人エルナは、この時間をもって王妃の座から退き、平民となりますことをお許しください。聖女様とどうかお幸せに」
*ゆるい設定です。不快に思われる方はブラウザバックをお願いします。
婚約破棄を受け入れた瞬間、王太子殿下が青ざめました
王都でもっとも華やかな春の夜会。その中央で、王太子エドワードは冷ややかな目を婚約者へ向けていた。
「リリアーナ・フォン・アルベルト公爵令嬢。君との婚約を、ここで破棄する」
会場が一瞬で静まり返る。
リリアーナは淡い金髪を揺らし、静かに王太子を見つめ返した。
「理由を、お聞きしてもよろしいでしょうか」
「理由など明白だ。君は嫉妬深く、心が狭い。それに比べ、私は真実の愛を見つけた」
そう言ってエドワードが隣へ引き寄せたのは、男爵令嬢のセシリアだった。