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連載
マーファの日常②
次の日。
まずはティエ工房に朝イチで向かう。
工房主のティエさんは、ドワーフの女性だ。がっちりとした、白髪の混じった赤毛の女性。
すでに連絡が行っていたのか、直ぐに対応してくれた。私と晃太と、ホークさん、チュアンさんだけで入る。
「こちらの槍に土の属性魔法の補助を」
チュアンさんがカウンターに槍を出す。
「少し拝見しても?」
「どうぞ」
ティエさんは槍を手にして、チェック。
「うん。素晴らしい拵えですね。どちらで?」
「ダンジョンです」
「そうですか…………」
ティエさんは、しばらく槍を眺める。土の属性付くかな? ちょっと心配になってきた。
「テイマーさん」
「はい」
「どれくらいの付与をご希望で?」
「はい?」
言っている意味が分からない。
「クラウンスライムのコアがあれば、中級の補助が出来ますよ。この槍ならばそれくらいは耐えられるでしょう」
「獲ってきます」
スライム部屋確定やね。それからホークさんの鎧に、さくらの彫刻もお願いすると、快く受けてくれた。ただし、3日かかると。右肩にお願いした。肩だけ外せないので、丸ごと渡すことになる。うーん、ホークさんが無防備になるから不安。
フライパンの依頼をすると、
「これを? フライパンを? これで?」
何回も聞かれた。
軍隊蟻をぼこぼこに叩いてあちこち凹んでいる。
ティエさんはうんうん悩んでいる。武器? 武器? 武器? と。フライパン片手に悩んでいる。晃太がそっとカウンターに魔鉄のインゴットを出す。
「これは?」
「材料に使ってください。余ったらどうぞ」
「……………なんて品質のいい魔鉄。引き受けさせていただきます」
現金ー。
てきぱきとサイズ確認される。現在使用中の26センチフライパンと同じサイズにする。私と晃太の手のひらを測る。魔鉄を含み、付与が付くと。せっかくスライム部屋行くから豪勢に、ね。衝撃吸収と硬化強化、重量軽減。フライパンの作製、付与もろもろで3週間。
まずはスライム部屋だね。明日行こう。
挨拶してティエ工房を後にして、次はフロイスさんの工房に。
「ああ、お帰りなさい、テイマーさん」
フロイスさんはお変わり無さそうだ。
「ワイバーンの革、お持ちしました」
直ぐに、フロイスさんはワイバーンの革をチェック。
「素晴らしいですね。はい、確認しました。では、サイズを測りましょう」
いつも着ているポンチョを渡す。
それからノワールに乗った時のマントね。フロイスさんに誘導されて長椅子に、ホークさんと座る。後ろから餃子の皮のホークさんが包み込んでくれる。いつもみたいにね。
……………………………は、恥ずか。
なんや、ノワールに乗るときとは違う恥ずかしさがっ。
フロイスさんがてきぱきとサイズを測る。
はよ、終わらんかな? 恥ずかしかっ。恥ずかしかっ。晃太とチュアンさんが、ふーんみたいな顔して見てるしっ。は、恥ずかしかっ。ぷしゅーっ。見られるって恥ずかしかっ。
「はい、終わりましたよ」
「……………はい」
ぷしゅーっ。
エマちゃんのジャケットを測っている間に、そっと息を整えて、フロイスさんに向き直る。
「フロイスさん、お忙しくなければ、この革でズボンとか出来ますか?」
「もちろん出来ますよ」
良かった。フロイスさんは全員分のズボンの作製を受けてくれた。チュアンさんは今ので十分だって言ったけど、前線で接近戦するからね、危ないもん。話していると更に追加分の装備品を頼むことになる。私と晃太にアームカバーだ。運転の時に着ける日焼け止めのやつね。ワイバーンの革だから十分に防御力がある。そして薄手なので、上から籠手とかも装備してもよさそうだ。ここまでやったら色々つくっちゃえ、鷹の目の皆さんにも作っちゃえ。さくらの刻印もお願いする。
作製、付与で2ヶ月でできると。数が多いからね。
よしよし、装備品が揃って来た。
最後にフロイスさんがワイバーンの革の購入希望あり、10枚販売した。
挨拶して、フロイスさんの工房を後にする。さ、次々。
まずはティエ工房に朝イチで向かう。
工房主のティエさんは、ドワーフの女性だ。がっちりとした、白髪の混じった赤毛の女性。
すでに連絡が行っていたのか、直ぐに対応してくれた。私と晃太と、ホークさん、チュアンさんだけで入る。
「こちらの槍に土の属性魔法の補助を」
チュアンさんがカウンターに槍を出す。
「少し拝見しても?」
「どうぞ」
ティエさんは槍を手にして、チェック。
「うん。素晴らしい拵えですね。どちらで?」
「ダンジョンです」
「そうですか…………」
ティエさんは、しばらく槍を眺める。土の属性付くかな? ちょっと心配になってきた。
「テイマーさん」
「はい」
「どれくらいの付与をご希望で?」
「はい?」
言っている意味が分からない。
「クラウンスライムのコアがあれば、中級の補助が出来ますよ。この槍ならばそれくらいは耐えられるでしょう」
「獲ってきます」
スライム部屋確定やね。それからホークさんの鎧に、さくらの彫刻もお願いすると、快く受けてくれた。ただし、3日かかると。右肩にお願いした。肩だけ外せないので、丸ごと渡すことになる。うーん、ホークさんが無防備になるから不安。
フライパンの依頼をすると、
「これを? フライパンを? これで?」
何回も聞かれた。
軍隊蟻をぼこぼこに叩いてあちこち凹んでいる。
ティエさんはうんうん悩んでいる。武器? 武器? 武器? と。フライパン片手に悩んでいる。晃太がそっとカウンターに魔鉄のインゴットを出す。
「これは?」
「材料に使ってください。余ったらどうぞ」
「……………なんて品質のいい魔鉄。引き受けさせていただきます」
現金ー。
てきぱきとサイズ確認される。現在使用中の26センチフライパンと同じサイズにする。私と晃太の手のひらを測る。魔鉄を含み、付与が付くと。せっかくスライム部屋行くから豪勢に、ね。衝撃吸収と硬化強化、重量軽減。フライパンの作製、付与もろもろで3週間。
まずはスライム部屋だね。明日行こう。
挨拶してティエ工房を後にして、次はフロイスさんの工房に。
「ああ、お帰りなさい、テイマーさん」
フロイスさんはお変わり無さそうだ。
「ワイバーンの革、お持ちしました」
直ぐに、フロイスさんはワイバーンの革をチェック。
「素晴らしいですね。はい、確認しました。では、サイズを測りましょう」
いつも着ているポンチョを渡す。
それからノワールに乗った時のマントね。フロイスさんに誘導されて長椅子に、ホークさんと座る。後ろから餃子の皮のホークさんが包み込んでくれる。いつもみたいにね。
……………………………は、恥ずか。
なんや、ノワールに乗るときとは違う恥ずかしさがっ。
フロイスさんがてきぱきとサイズを測る。
はよ、終わらんかな? 恥ずかしかっ。恥ずかしかっ。晃太とチュアンさんが、ふーんみたいな顔して見てるしっ。は、恥ずかしかっ。ぷしゅーっ。見られるって恥ずかしかっ。
「はい、終わりましたよ」
「……………はい」
ぷしゅーっ。
エマちゃんのジャケットを測っている間に、そっと息を整えて、フロイスさんに向き直る。
「フロイスさん、お忙しくなければ、この革でズボンとか出来ますか?」
「もちろん出来ますよ」
良かった。フロイスさんは全員分のズボンの作製を受けてくれた。チュアンさんは今ので十分だって言ったけど、前線で接近戦するからね、危ないもん。話していると更に追加分の装備品を頼むことになる。私と晃太にアームカバーだ。運転の時に着ける日焼け止めのやつね。ワイバーンの革だから十分に防御力がある。そして薄手なので、上から籠手とかも装備してもよさそうだ。ここまでやったら色々つくっちゃえ、鷹の目の皆さんにも作っちゃえ。さくらの刻印もお願いする。
作製、付与で2ヶ月でできると。数が多いからね。
よしよし、装備品が揃って来た。
最後にフロイスさんがワイバーンの革の購入希望あり、10枚販売した。
挨拶して、フロイスさんの工房を後にする。さ、次々。
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