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ルーティ⑧
アルコールは大丈夫かな。
私とリィマさんは缶チューハイ、両親とホークさん、ミゲル君、ファングさん、ガリストさん、ロッシュさん、ラーヴさん、シュタインさんはビール。晃太とチュアンさんはY県の大吟醸、マデリーンさんは白ワイン、フリンダさんと未成年はお茶。ターコイズオイスターと唐揚げはテーブルの大皿に、ブロッコリーやプチトマトと一緒に彩りよく盛られている。ポテトサラダもよし。
いいかな?
「皆さん、行き渡りましたー?」
「「「「「はーい」」」」」
「では、頂きまーす」
「「「「「頂きまーす」」」」」
まずは、ターコイズシュリンプを、と。タルタルソースを付けて。
ぱくり。さくっ。
わっ、歯ごたえもいいけど、堅くない。そして海老の旨味がすごいっ。これは美味しいっ。次はレモン搾って、オーロラソースにしようかな。
「海老、うまかな」
晃太は豪快に海老の頭までかぶりついている。私もしてみよう。足がパリパリしてる、そして海老味噌が濃厚。缶チューハイが進む。
「このシュリンプ旨いな」
「ああ、味が濃い」
ファングさんとガリストさんはビールをグビグビしながら、ターコイズシュリンプにかぶり付く。
「姉ちゃん、あついっ」
「ゆっくりお食べ、誰も取りはしないから」
「アルスちゃん、少しふーふーしましょうね」
うーん、ほのぼの。
「ケイコさんの食事はどれも絶品だな」
「ほんと、なんでも旨いよな」
「ラーヴ、その白いソース取ってくれ」
山風ビール組の消費が早い。
「次、どのソースにしよっかな」
「俺はあの黒っぽいのにするっす」
仲良くマアデン君とハジェル君が悩んでいる。
鷹の目の皆さんにも好評だ。はいはい、ミゲル君、ビールね。ホークさんも晃太みたいに豪快に海老の頭にかぶりついてる。チュアンさんとマデリーンさんはポテトサラダに舌鼓を打ってる。エマちゃんとテオ君は、ロールパンに唐揚げを挟んでぱくり。ニコニコだ。それを見て、マアデン君とハジェル君が真似している。
さ、次はターコイズオイスターを。
『なくなったのですーっ』
『エビーッ』
『母よ、母よ、おかわりなのだ』
『所望スル』
「クゥッ」
「もう食べたんね」
仔達も大騒ぎだ。仕方ない、私と母はおかわり準備。皆さん、手分けして運んでくれる。
『どうして葉っぱが多いのですっ』
『少ないわっ』
ビアンカとルージュがぶーぶー。
母が無言でビアンカとルージュの肩の肉を摘まむ。
「なんね、これは?」
『……………………………食べるのです』
『……………………………エビ…………………』
くすん、と食べるビアンカとルージュ。お尻が丸い。やっぱり、アレスと比べたらぽっちゃりやなあ。だいぶ減ってるけど。
私はおかわりのビールをタップして、ターコイズオイスターに箸を伸ばす。やっぱりタルタルソースよね。今までに比べたら大きいけど、ぱくり。
あっついーっ。牡蠣のあつあつの汁が、口の中で爆発。あついっ、あついが、美味しいっ。はふはふっ。大きいからどうかなって、思っていたけど、十分に美味しいっ。猫舌の晃太、悶絶。そして、ファングさんもだ。やっぱり猫系だからか、ファングさんも猫舌さんみたい。ビールグビグビやってる。
「カキフライも海老フライも、美味しいっ」
「エマ、タルタルソース取って」
「はいっ」
双子はどちらもお気に召したようだ。
「たくさん食べるんよ」
「「はいっ」」
うん、素直や。
それからもわいわいと楽しい食事は進み、揚げ物もポテトサラダもすべてなくなった。結構作ったのに。ポテトサラダ、残ったら明日の朝、出そうかと思っていたけど、仕方ない。
「ねえ、優衣」
「ん?」
片付けていると、隣の母が聞いてくる。
「明日何時やったっけ?」
「10時にギルドやけど」
「そうな」
「どうしたん?」
「帰る前にもう一回、魚介類ば買いに行きたいんよ」
「なら、ルーティの門前で合流しようや」
明日、両親とルージュとコハクとヒスイが買い物に向かうことに。
それから、ルーティの孤児院への寄付も無事に済んだそうだ。すぐに出来なかったのは、私達がルーティに来てすぐに、いきなり孤児が数ヶ月の間で、30人以上増えててんてこ舞いだったそうで。何故に増えたの? と思ったらマーランから流れてきたようだ。華憐達が起こした厄災の影響、灰害で生活できなくなった人達が流れた。彼らは国からの援助金だけでは生活出来なかったみたい。灰害のせいで、国内で受け入れる場所も限られ、もれた人達がアスラ王国、国境の町ルーティに流れた。そして自分達の生活が立ち行かないからと、子供達を置いていったそうだ。中には落ち着いたら迎えに来るって言っていたそうだけど、ほとんど当てにならないらしい。ホークさんみたいに、エマちゃんとテオ君を成人と同時に迎えに来る方が、ものすごく珍しいんだって。
華憐達が起こした厄災が、ここまで影響してるって。
「教会の人達が、優衣にくれぐれもお礼ばって」
「そうな。多少の足しになればいいけど」
また、次に来た時に、改めて寄付しよう。
ちゅどん、どかん。
?
いま、ちゅどん、どかんって……………
そう言えば、ダンジョンの18階にサブ・ドア登録しぱっなしやったっ。
慌てて手を拭いて向かう。ブラッシングをしていたホークさんとチュアンさんが慌てて付いてきてくれる。
『あ、ユイ、終わったのです』
『宝箱出たら呼んでちょうだい』
『まだまだ行けるのだっ』
『ヨイ食後ノ運動ダナ』
「クゥックゥッ」
出てきた、当たり前のように、とことことうちの稼ぎ頭達。
ああ、開けっ放しにしていた私が悪かったんやなあ。
晃太やミゲル君達もやって来て、勿体無いからドロップ品を拾った。宝箱の中身は薄紫のポーション。下級エリクサーが3本。1本ずつ、金の虎と山風に進呈した。
ファングさんとロッシュさん、首がもげるんじゃないかと思うくらい横に振ったけど、押し付けました。ほら、マーファでシュタインさんが大怪我したからね。冒険者ならば、そのリスクと常に隣り合わせだからね。
それからサブ・ドア閉めたけど、リクエストが飛んだのは言うまでもない。
私とリィマさんは缶チューハイ、両親とホークさん、ミゲル君、ファングさん、ガリストさん、ロッシュさん、ラーヴさん、シュタインさんはビール。晃太とチュアンさんはY県の大吟醸、マデリーンさんは白ワイン、フリンダさんと未成年はお茶。ターコイズオイスターと唐揚げはテーブルの大皿に、ブロッコリーやプチトマトと一緒に彩りよく盛られている。ポテトサラダもよし。
いいかな?
「皆さん、行き渡りましたー?」
「「「「「はーい」」」」」
「では、頂きまーす」
「「「「「頂きまーす」」」」」
まずは、ターコイズシュリンプを、と。タルタルソースを付けて。
ぱくり。さくっ。
わっ、歯ごたえもいいけど、堅くない。そして海老の旨味がすごいっ。これは美味しいっ。次はレモン搾って、オーロラソースにしようかな。
「海老、うまかな」
晃太は豪快に海老の頭までかぶりついている。私もしてみよう。足がパリパリしてる、そして海老味噌が濃厚。缶チューハイが進む。
「このシュリンプ旨いな」
「ああ、味が濃い」
ファングさんとガリストさんはビールをグビグビしながら、ターコイズシュリンプにかぶり付く。
「姉ちゃん、あついっ」
「ゆっくりお食べ、誰も取りはしないから」
「アルスちゃん、少しふーふーしましょうね」
うーん、ほのぼの。
「ケイコさんの食事はどれも絶品だな」
「ほんと、なんでも旨いよな」
「ラーヴ、その白いソース取ってくれ」
山風ビール組の消費が早い。
「次、どのソースにしよっかな」
「俺はあの黒っぽいのにするっす」
仲良くマアデン君とハジェル君が悩んでいる。
鷹の目の皆さんにも好評だ。はいはい、ミゲル君、ビールね。ホークさんも晃太みたいに豪快に海老の頭にかぶりついてる。チュアンさんとマデリーンさんはポテトサラダに舌鼓を打ってる。エマちゃんとテオ君は、ロールパンに唐揚げを挟んでぱくり。ニコニコだ。それを見て、マアデン君とハジェル君が真似している。
さ、次はターコイズオイスターを。
『なくなったのですーっ』
『エビーッ』
『母よ、母よ、おかわりなのだ』
『所望スル』
「クゥッ」
「もう食べたんね」
仔達も大騒ぎだ。仕方ない、私と母はおかわり準備。皆さん、手分けして運んでくれる。
『どうして葉っぱが多いのですっ』
『少ないわっ』
ビアンカとルージュがぶーぶー。
母が無言でビアンカとルージュの肩の肉を摘まむ。
「なんね、これは?」
『……………………………食べるのです』
『……………………………エビ…………………』
くすん、と食べるビアンカとルージュ。お尻が丸い。やっぱり、アレスと比べたらぽっちゃりやなあ。だいぶ減ってるけど。
私はおかわりのビールをタップして、ターコイズオイスターに箸を伸ばす。やっぱりタルタルソースよね。今までに比べたら大きいけど、ぱくり。
あっついーっ。牡蠣のあつあつの汁が、口の中で爆発。あついっ、あついが、美味しいっ。はふはふっ。大きいからどうかなって、思っていたけど、十分に美味しいっ。猫舌の晃太、悶絶。そして、ファングさんもだ。やっぱり猫系だからか、ファングさんも猫舌さんみたい。ビールグビグビやってる。
「カキフライも海老フライも、美味しいっ」
「エマ、タルタルソース取って」
「はいっ」
双子はどちらもお気に召したようだ。
「たくさん食べるんよ」
「「はいっ」」
うん、素直や。
それからもわいわいと楽しい食事は進み、揚げ物もポテトサラダもすべてなくなった。結構作ったのに。ポテトサラダ、残ったら明日の朝、出そうかと思っていたけど、仕方ない。
「ねえ、優衣」
「ん?」
片付けていると、隣の母が聞いてくる。
「明日何時やったっけ?」
「10時にギルドやけど」
「そうな」
「どうしたん?」
「帰る前にもう一回、魚介類ば買いに行きたいんよ」
「なら、ルーティの門前で合流しようや」
明日、両親とルージュとコハクとヒスイが買い物に向かうことに。
それから、ルーティの孤児院への寄付も無事に済んだそうだ。すぐに出来なかったのは、私達がルーティに来てすぐに、いきなり孤児が数ヶ月の間で、30人以上増えててんてこ舞いだったそうで。何故に増えたの? と思ったらマーランから流れてきたようだ。華憐達が起こした厄災の影響、灰害で生活できなくなった人達が流れた。彼らは国からの援助金だけでは生活出来なかったみたい。灰害のせいで、国内で受け入れる場所も限られ、もれた人達がアスラ王国、国境の町ルーティに流れた。そして自分達の生活が立ち行かないからと、子供達を置いていったそうだ。中には落ち着いたら迎えに来るって言っていたそうだけど、ほとんど当てにならないらしい。ホークさんみたいに、エマちゃんとテオ君を成人と同時に迎えに来る方が、ものすごく珍しいんだって。
華憐達が起こした厄災が、ここまで影響してるって。
「教会の人達が、優衣にくれぐれもお礼ばって」
「そうな。多少の足しになればいいけど」
また、次に来た時に、改めて寄付しよう。
ちゅどん、どかん。
?
いま、ちゅどん、どかんって……………
そう言えば、ダンジョンの18階にサブ・ドア登録しぱっなしやったっ。
慌てて手を拭いて向かう。ブラッシングをしていたホークさんとチュアンさんが慌てて付いてきてくれる。
『あ、ユイ、終わったのです』
『宝箱出たら呼んでちょうだい』
『まだまだ行けるのだっ』
『ヨイ食後ノ運動ダナ』
「クゥックゥッ」
出てきた、当たり前のように、とことことうちの稼ぎ頭達。
ああ、開けっ放しにしていた私が悪かったんやなあ。
晃太やミゲル君達もやって来て、勿体無いからドロップ品を拾った。宝箱の中身は薄紫のポーション。下級エリクサーが3本。1本ずつ、金の虎と山風に進呈した。
ファングさんとロッシュさん、首がもげるんじゃないかと思うくらい横に振ったけど、押し付けました。ほら、マーファでシュタインさんが大怪我したからね。冒険者ならば、そのリスクと常に隣り合わせだからね。
それからサブ・ドア閉めたけど、リクエストが飛んだのは言うまでもない。
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