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帰る準備⑨
カルーラに無事に到着。日が暮れかけている。先に母達にはパーティーハウスに戻ってもらう。私と晃太、チュアンさん、ルージュ。ケルンさんとフェリクスさんでギルドに到着報告を済ませる。
今日はもう遅いので、今日は皆さんパーティーハウスにお泊まり予定だ。ルームのコテージだけどね。今から宿探し大変だし。母が色々作ってるみたいだし。
パーティーハウスに戻ると辺りは真っ暗だよ。
「さ、どうぞ」
私はケルンさんとフェリクスさんをご案内。
「ありがとうございますミズサワ殿」
「お世話になります」
案内役をマデリーンさんに変わってもらい、倉庫に直行。倉庫にはイシスとアレス、ノワール、体躯の大きいメンバーが。
『主ヨ』
『帰って来たのだなっ、腹が減ったのだっ』
「ぶひひん」
はいはい。
ルームを開けて誘導。次に居間で寛いでいるメンバーをルームに。
「優衣、おかえり」
「ただいまお父さん。何もなかった?」
「なかよ~」
父は三人娘にすり寄られてニコニコしている。
よし、全員ルームに入ったかな。
母が夕御飯の準備に入る。直ぐに食べられるように出来上がった状態で出てくる。
手分けして、テーブルのセットや、皿、カップの準備。従魔ズのご飯だ。アリスはシルフィ達にお乳をあげてる。うふふ、お尻がぷりぷり。
ノワールも馬車を牽いて頑張ってくれたから、たくさんのニンジンにキャベツ、リンゴに洋梨、イチゴ、メロン。景気よく食べてる。
ふわあ、いい匂いや。
従魔ズのご飯は、ターコイズシュリンプ、ターコイズオイスターのフライ。早速ルーティツナの刺身とカツレツ、そして、これは?
「これは漬けやね。アボカドとあえておしゃれにしたんよ」
と、母が説明してくれる。確かに赤いマグロと緑のアボカド、彩りがいいし、おしゃれや。
『ユイ、お腹減ったのです~』
『エビッ、エビッ、エビーッ』
『主よ~、腹が減ったのだ~』
『今日ハ何ガ食ベレルノダ?』
「くうっ、くうっ」
仔達も大合唱。仔達には卵焼き付き。
皆さん手分けして運んでくれて、がっふん、がっふん。
『このツナはブラックツナと少し違う感じなのですね』
『そうね。あっさりしているけど、脂が美味しいわ』
『いくらでも入るのだっ』
『ウム、旨イゾ、オシリス』
「くうっくうっ」
何とか落ち着いた。仔達もね。
さ、うちらも食べましょ。
各お皿には頭をそのままにターコイズシュリンプフライが三尾とターコイズオイスターのフライが3つ。トマト、きゅうり、水菜、レモンを飾って。後はルーティツナのカルパッチョ、アボカドとのサラダ、カツレツが並ぶ。ダンジョンのウサギ肉を使った棒棒鶏サラダも並ぶ。後はスープだよね。みつよしのオニオングラタンスープをつけて、と。
「夕御飯までありがとうございます」
フェリクスさんが嬉しそうだ。あら、珍しい。こんなにしっかり嬉しそうな顔、初めて。イケメン、眼福。
「いえ、フェリクスさんのおかげでターコイズシュリンプやオイスターがあるって分かりましたから。どうぞどうぞ」
アルコールもいいかな。
私達のテーブルには刺身も並ぶ。
「では皆さん、今回はありがとうございます。お疲れ様でーす」
かんぱーい。
私は缶チューハイ、ミゲル君と両親はビール。晃太とチュアンさんはN県の辛口大吟醸。マデリーンさんは白ワイン。エマちゃんとテオ君はお茶ね。
ラスチャーニエはケルンさんだけ白ワイン。残りはビールだ。豪快にツヴァイクさんがジョッキをあける。
蒼の麓はフェリクスさん、アンドレアスさんがビール。エリアンさんとドーラさんが白ワイン。ヘルト君とドロテアちゃんはお茶ね。
あ、パンもいるね。基本的にはこちらはパン食だからね。麦美ちゃんのパンが、晃太のアイテムボックスあるから、出して貰う。食パン、ブールパン、ロールパン、バケットだ。
さて、まずは、このおしゃれなルーティツナとアボカドのサラダと。赤いブラックツナよりやや白っぽい、ピンク色の身。うん、ツナがアボカドと合うー。ルーティツナは歯ごたえがあるけど、ごりごりではない。母曰く、スジ肉みたいな所はミンチにして、ハンバーグにするって。
「うん、ちゃんとマグロやな」
刺身大好きな晃太がパクパク。
「ケイコお母さん、いつハンバーグにするの?」
母のハンバーグ大好きなエマちゃんがニコニコや。
「そのうちね」
「ずるいぞエマ。ケイコお母さん、俺唐揚げがいいっ」
「はいはい。漬け込んで揚げてみようね」
「うんっ」
「こら、エマ、テオ」
ホークさんの代わりに、チュアンさんが、こら。
えへへ、と笑う双子。かわいか。
チュアンさんはルーティツナとアボカドのサラダが気に入ったのか、よく食べている。マデリーンさんはカルパッチョだ。ミゲル君とエマちゃんテオ君はカツレツ。もちろんターコイズシュリンプとオイスターも大好評。
「はあっ、ミズサワ殿の母上のお料理は、どれも絶品ですっ」
ケルンさんがたっぷりタルタルソースのターコイズオイスターを食べながら、しみじみ。白ワインもぐびぃ。
「ツナは久しぶりですが、こんな風にあえて食べるのも美味しいですね」
ヒェリさんはルーティツナとアボカドサラダをパクパク。
「かーッ、どれも絶品っ。故郷の弟妹達にも食べさせてやりたいっ」
ビールを軽快に空にして、ターコイズシュリンプを豪快に頭からかぶりつくツヴァイクさん。
「このオイスター、味が濃いですね。この黒いソースと合いますね」
エドワルドさんはターコイズオイスターにソースが気に入ったみたいね。一口で行くので、熱いのか悶絶。Sランク冒険者が、悶絶。
「久しぶりにターコイズシュリンプを頂きました。本当に美味しいです」
嬉しそうにフェリクスさんが、ターコイズシュリンプをそのままで食べてる。どうやら好物みたいや。
「ワインが進んでしまう」
「本当、どれも美味しくて止まらないわ」
白ワインのエリアンさんとドーラさんは、ほんのり赤くなりながら、グラスを傾け、ルーティツナのカルパッチョを食べてる。
「あ、アンドレアスさん、それいいなあっ」
「私もしたいっ」
ヘルト君とドロテアちゃんが、なにやら訴えている。
「ほら、難しい事じゃないだろ」
アンドレアスさんは切り込みを入れたバケットに、ルーティツナのカツレツ、水菜、タルタルソースを挟んで食べてる。2人分を作り、渡している。優しい。嬉しそうにかぶりつく2人。
少し残るかな? わけない、完売しました。
次の日。
ラスチャーニエと蒼の麓の皆さんが、丁寧に挨拶されて帰って行った。
私は支度をしてお出かけ。ホークさんに差し入れだ。昨日作ったターコイズシュリンプとオイスターフライの差し入れと、後は着替えだ。
チュアンさん、ミゲル君、ビアンカ、ノワールが付いてきてくれた。残りはパーティーハウスのルーム内だ。サブ・ドアはルーティのダンジョンに繋がっているからね。朝からハイテンションやったよ。
牧場に付くと、あ、ホークさんが。
「あ、レディ・ロストークッ」
なんとホークさんに手綱を引かれて、ゆっくり散歩している。
「ぶひひんっ、ぶひひんっ」
ノワール興奮。落ち着かんね。
「ユイさん」
ホークさんがこちらに来る。あ、無精髭が。でも顔がみれて良かった、安心。
「ホークさんお疲れ様です。レディ・ロストーク、体調どう?」
「ぶるぶるっ」
『ずいぶん楽だと言ってるのです』
良かった。
ノワールとレディ・ロストークは、鼻先でちゅっちゅしてる。く、見せつけて。
「ずいぶん落ち着きました。油断は出来ませんが」
「赤ちゃんいますもんね」
「ギリギリまで付き添いたいのですが」
「それは構いませんよ。ホークさん、体調は大丈夫なんですか?」
「これくらい」
「ならいいですけど。それから差し入れです。後は着替え。汚れ物あれば引き受けますよ」
「ありがとうございます」
ホークさんは腰に下げていたマジックバッグから、着替えや空のお弁当を出して、私が受けとる。無事に差し入れと着替えも渡せたしね。
それから少しお話して、私達は帰る。あんまり長居して、レディ・ロストークの負担になったら嫌やし。ノワールが名残惜しそうにぶひひん。
さて、後はシスター・アモルに挨拶に行かんとね。
今日はもう遅いので、今日は皆さんパーティーハウスにお泊まり予定だ。ルームのコテージだけどね。今から宿探し大変だし。母が色々作ってるみたいだし。
パーティーハウスに戻ると辺りは真っ暗だよ。
「さ、どうぞ」
私はケルンさんとフェリクスさんをご案内。
「ありがとうございますミズサワ殿」
「お世話になります」
案内役をマデリーンさんに変わってもらい、倉庫に直行。倉庫にはイシスとアレス、ノワール、体躯の大きいメンバーが。
『主ヨ』
『帰って来たのだなっ、腹が減ったのだっ』
「ぶひひん」
はいはい。
ルームを開けて誘導。次に居間で寛いでいるメンバーをルームに。
「優衣、おかえり」
「ただいまお父さん。何もなかった?」
「なかよ~」
父は三人娘にすり寄られてニコニコしている。
よし、全員ルームに入ったかな。
母が夕御飯の準備に入る。直ぐに食べられるように出来上がった状態で出てくる。
手分けして、テーブルのセットや、皿、カップの準備。従魔ズのご飯だ。アリスはシルフィ達にお乳をあげてる。うふふ、お尻がぷりぷり。
ノワールも馬車を牽いて頑張ってくれたから、たくさんのニンジンにキャベツ、リンゴに洋梨、イチゴ、メロン。景気よく食べてる。
ふわあ、いい匂いや。
従魔ズのご飯は、ターコイズシュリンプ、ターコイズオイスターのフライ。早速ルーティツナの刺身とカツレツ、そして、これは?
「これは漬けやね。アボカドとあえておしゃれにしたんよ」
と、母が説明してくれる。確かに赤いマグロと緑のアボカド、彩りがいいし、おしゃれや。
『ユイ、お腹減ったのです~』
『エビッ、エビッ、エビーッ』
『主よ~、腹が減ったのだ~』
『今日ハ何ガ食ベレルノダ?』
「くうっ、くうっ」
仔達も大合唱。仔達には卵焼き付き。
皆さん手分けして運んでくれて、がっふん、がっふん。
『このツナはブラックツナと少し違う感じなのですね』
『そうね。あっさりしているけど、脂が美味しいわ』
『いくらでも入るのだっ』
『ウム、旨イゾ、オシリス』
「くうっくうっ」
何とか落ち着いた。仔達もね。
さ、うちらも食べましょ。
各お皿には頭をそのままにターコイズシュリンプフライが三尾とターコイズオイスターのフライが3つ。トマト、きゅうり、水菜、レモンを飾って。後はルーティツナのカルパッチョ、アボカドとのサラダ、カツレツが並ぶ。ダンジョンのウサギ肉を使った棒棒鶏サラダも並ぶ。後はスープだよね。みつよしのオニオングラタンスープをつけて、と。
「夕御飯までありがとうございます」
フェリクスさんが嬉しそうだ。あら、珍しい。こんなにしっかり嬉しそうな顔、初めて。イケメン、眼福。
「いえ、フェリクスさんのおかげでターコイズシュリンプやオイスターがあるって分かりましたから。どうぞどうぞ」
アルコールもいいかな。
私達のテーブルには刺身も並ぶ。
「では皆さん、今回はありがとうございます。お疲れ様でーす」
かんぱーい。
私は缶チューハイ、ミゲル君と両親はビール。晃太とチュアンさんはN県の辛口大吟醸。マデリーンさんは白ワイン。エマちゃんとテオ君はお茶ね。
ラスチャーニエはケルンさんだけ白ワイン。残りはビールだ。豪快にツヴァイクさんがジョッキをあける。
蒼の麓はフェリクスさん、アンドレアスさんがビール。エリアンさんとドーラさんが白ワイン。ヘルト君とドロテアちゃんはお茶ね。
あ、パンもいるね。基本的にはこちらはパン食だからね。麦美ちゃんのパンが、晃太のアイテムボックスあるから、出して貰う。食パン、ブールパン、ロールパン、バケットだ。
さて、まずは、このおしゃれなルーティツナとアボカドのサラダと。赤いブラックツナよりやや白っぽい、ピンク色の身。うん、ツナがアボカドと合うー。ルーティツナは歯ごたえがあるけど、ごりごりではない。母曰く、スジ肉みたいな所はミンチにして、ハンバーグにするって。
「うん、ちゃんとマグロやな」
刺身大好きな晃太がパクパク。
「ケイコお母さん、いつハンバーグにするの?」
母のハンバーグ大好きなエマちゃんがニコニコや。
「そのうちね」
「ずるいぞエマ。ケイコお母さん、俺唐揚げがいいっ」
「はいはい。漬け込んで揚げてみようね」
「うんっ」
「こら、エマ、テオ」
ホークさんの代わりに、チュアンさんが、こら。
えへへ、と笑う双子。かわいか。
チュアンさんはルーティツナとアボカドのサラダが気に入ったのか、よく食べている。マデリーンさんはカルパッチョだ。ミゲル君とエマちゃんテオ君はカツレツ。もちろんターコイズシュリンプとオイスターも大好評。
「はあっ、ミズサワ殿の母上のお料理は、どれも絶品ですっ」
ケルンさんがたっぷりタルタルソースのターコイズオイスターを食べながら、しみじみ。白ワインもぐびぃ。
「ツナは久しぶりですが、こんな風にあえて食べるのも美味しいですね」
ヒェリさんはルーティツナとアボカドサラダをパクパク。
「かーッ、どれも絶品っ。故郷の弟妹達にも食べさせてやりたいっ」
ビールを軽快に空にして、ターコイズシュリンプを豪快に頭からかぶりつくツヴァイクさん。
「このオイスター、味が濃いですね。この黒いソースと合いますね」
エドワルドさんはターコイズオイスターにソースが気に入ったみたいね。一口で行くので、熱いのか悶絶。Sランク冒険者が、悶絶。
「久しぶりにターコイズシュリンプを頂きました。本当に美味しいです」
嬉しそうにフェリクスさんが、ターコイズシュリンプをそのままで食べてる。どうやら好物みたいや。
「ワインが進んでしまう」
「本当、どれも美味しくて止まらないわ」
白ワインのエリアンさんとドーラさんは、ほんのり赤くなりながら、グラスを傾け、ルーティツナのカルパッチョを食べてる。
「あ、アンドレアスさん、それいいなあっ」
「私もしたいっ」
ヘルト君とドロテアちゃんが、なにやら訴えている。
「ほら、難しい事じゃないだろ」
アンドレアスさんは切り込みを入れたバケットに、ルーティツナのカツレツ、水菜、タルタルソースを挟んで食べてる。2人分を作り、渡している。優しい。嬉しそうにかぶりつく2人。
少し残るかな? わけない、完売しました。
次の日。
ラスチャーニエと蒼の麓の皆さんが、丁寧に挨拶されて帰って行った。
私は支度をしてお出かけ。ホークさんに差し入れだ。昨日作ったターコイズシュリンプとオイスターフライの差し入れと、後は着替えだ。
チュアンさん、ミゲル君、ビアンカ、ノワールが付いてきてくれた。残りはパーティーハウスのルーム内だ。サブ・ドアはルーティのダンジョンに繋がっているからね。朝からハイテンションやったよ。
牧場に付くと、あ、ホークさんが。
「あ、レディ・ロストークッ」
なんとホークさんに手綱を引かれて、ゆっくり散歩している。
「ぶひひんっ、ぶひひんっ」
ノワール興奮。落ち着かんね。
「ユイさん」
ホークさんがこちらに来る。あ、無精髭が。でも顔がみれて良かった、安心。
「ホークさんお疲れ様です。レディ・ロストーク、体調どう?」
「ぶるぶるっ」
『ずいぶん楽だと言ってるのです』
良かった。
ノワールとレディ・ロストークは、鼻先でちゅっちゅしてる。く、見せつけて。
「ずいぶん落ち着きました。油断は出来ませんが」
「赤ちゃんいますもんね」
「ギリギリまで付き添いたいのですが」
「それは構いませんよ。ホークさん、体調は大丈夫なんですか?」
「これくらい」
「ならいいですけど。それから差し入れです。後は着替え。汚れ物あれば引き受けますよ」
「ありがとうございます」
ホークさんは腰に下げていたマジックバッグから、着替えや空のお弁当を出して、私が受けとる。無事に差し入れと着替えも渡せたしね。
それから少しお話して、私達は帰る。あんまり長居して、レディ・ロストークの負担になったら嫌やし。ノワールが名残惜しそうにぶひひん。
さて、後はシスター・アモルに挨拶に行かんとね。
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