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連載
総仕上げ①
準備いいかな?
数日振りに冒険者の格好をする。
私はホークさん、エドワルドさん、オシリスと冒険者ギルドに出発報告だ。レクス経由で魔の森へ入り、ビアンカとルージュ達と合流するってね。
城門にはノワールに馬車を繋げてチュアンさん達が待機してくれる。ギルド前で合流した方が早いけど、私の死亡説や重症説を少しは払拭したいので、わざと歩いて移動して姿を見せる事にした。アレスはぐずぐず言ってたけど、アリスから尻にパンチをくらいしぶしぶ納得。ルームのサブ・ドアで繋がっているから、全く会えない訳じゃないんやけど。
『ねえね、お出かけするの? ヒスイも一緒に行きたい』
『ルリも付いていくー』
『クリスもクリスもー』
ぷりぷりと三人娘がやって来る。く、かわいかっ。
「ごめんね、後で会えるからねー」
ちゅ、ちゅ、と。
間違って、メインのドア、パーティーハウスで開けてるから、出てきたら困るので、念のために閉めた。特に元気が出てきそうだからね。ビアンカとルージュ達はルーティのウサギ部屋に挑んでいるので、サブ・ドアは開けっ放しにしてある。晃太が付いてくれてた。おそらくドロップ品半端ない数出るからね。
「気を付けるんよ」
父と花を抱っこした母に見送られて、それぞれ出発。
僅か数日で死亡説、重症説が出ていたので、色んな人から、え? 大丈夫なの? 見たいな視線が来たけど。気にしない。平気な顔して歩く。
いつも通るマルシェを歩いていると、更に色んな視線が。
「テイマーさんっ、大丈夫ですかっ」
いつも買う焼き小籠包のお店の人が、心配そうに聞いて来た。さ、と視線が集まるけど、気にしない。
やけど、多分色んな人達が、混乱した情報に振り回されたはず。
「はい、大事を取って休んでただけなので。ケガとかしたわけではないので」
にこやかに答える。
すると、いつもの店主が、心底ほっとした顔になる。連動するように周囲の空気も、ほっとした空気になる。
「そうですか、良かったです」
「ご心配おかけしました」
「いいえ」
ぺこり、してから再び歩き出すと、集まっていた視線が減っていた。
無事にギルドに到着すると、やっぱり視線が来たけど、仕方ない。まずは、山風の皆さんにメッセージを残す。数日マーファを空けるからね。手続きしていると、リティアさんがやって来た。
「ミズサワ様、お加減は?」
「大丈夫ですよ、大事を取っていただけなので。ご心配おかけしました」
晃太から話は聞いていただろうけど、やっぱり心配かけていたんやろうなぁ、リティアさんの顔に安堵が浮かぶ。
「いいえ。本日はどの様な」
「はい。実はそろそろビアンカとルージュ達を迎えに行こうと思いまして。今からレクスに向かいます。数日以内には戻って来ますので」
「承知しました」
スムーズに出発報告が済んだ。
「それで、おそらく帰って来たら早々に冷蔵庫ダンジョンに向かうと思いますので」
「このリティアにお任せを」
相変わらず、お仕事が早かし、察しの早か。
私はリティアさんに挨拶してから、ギルドを出る。城門まで移動する際も色々見られたけど、こればっかりは仕方ない。これで死亡説や重症説が消えるとよか。
城門には馬車を繋いだノワール、欠伸しているアレス、そしてチュアンさん達が待機していた。
「お待たせしました」
「いいえ。ノワールの準備済んでいます」
「ありがとうございます」
馭者台にはホークさんとミゲル君が座る。私達は馬車ね。乗る際、エドワルドさんが申し訳なさそうに言う。
「ミズサワ殿、申し訳ない。本来なら側を離れるべきではないのですが」
そう。今回エドワルドさんが私達に同行した理由が、表面上、私の護衛だ。首都で流れた噂で私が不安になり、エドワルドさんに相談。そのエドワルドさんが、心配だからカルーラの大討伐が休息中のみ付き添う体裁だからね。だけど、あのピンクの女性達の件でエドワルドさんと晃太が、マーファから離れられない。
「仕方ないですよ。両親をお願いします」
「はい」
私は馬車に乗り込み、ドアをエドワルドさんが閉めてくれる。
「ホークさん、お願いします」
「はい」
ホークさんの手綱捌きで、久しぶりのぶひひん特急ノワールが発進した。
数日振りに冒険者の格好をする。
私はホークさん、エドワルドさん、オシリスと冒険者ギルドに出発報告だ。レクス経由で魔の森へ入り、ビアンカとルージュ達と合流するってね。
城門にはノワールに馬車を繋げてチュアンさん達が待機してくれる。ギルド前で合流した方が早いけど、私の死亡説や重症説を少しは払拭したいので、わざと歩いて移動して姿を見せる事にした。アレスはぐずぐず言ってたけど、アリスから尻にパンチをくらいしぶしぶ納得。ルームのサブ・ドアで繋がっているから、全く会えない訳じゃないんやけど。
『ねえね、お出かけするの? ヒスイも一緒に行きたい』
『ルリも付いていくー』
『クリスもクリスもー』
ぷりぷりと三人娘がやって来る。く、かわいかっ。
「ごめんね、後で会えるからねー」
ちゅ、ちゅ、と。
間違って、メインのドア、パーティーハウスで開けてるから、出てきたら困るので、念のために閉めた。特に元気が出てきそうだからね。ビアンカとルージュ達はルーティのウサギ部屋に挑んでいるので、サブ・ドアは開けっ放しにしてある。晃太が付いてくれてた。おそらくドロップ品半端ない数出るからね。
「気を付けるんよ」
父と花を抱っこした母に見送られて、それぞれ出発。
僅か数日で死亡説、重症説が出ていたので、色んな人から、え? 大丈夫なの? 見たいな視線が来たけど。気にしない。平気な顔して歩く。
いつも通るマルシェを歩いていると、更に色んな視線が。
「テイマーさんっ、大丈夫ですかっ」
いつも買う焼き小籠包のお店の人が、心配そうに聞いて来た。さ、と視線が集まるけど、気にしない。
やけど、多分色んな人達が、混乱した情報に振り回されたはず。
「はい、大事を取って休んでただけなので。ケガとかしたわけではないので」
にこやかに答える。
すると、いつもの店主が、心底ほっとした顔になる。連動するように周囲の空気も、ほっとした空気になる。
「そうですか、良かったです」
「ご心配おかけしました」
「いいえ」
ぺこり、してから再び歩き出すと、集まっていた視線が減っていた。
無事にギルドに到着すると、やっぱり視線が来たけど、仕方ない。まずは、山風の皆さんにメッセージを残す。数日マーファを空けるからね。手続きしていると、リティアさんがやって来た。
「ミズサワ様、お加減は?」
「大丈夫ですよ、大事を取っていただけなので。ご心配おかけしました」
晃太から話は聞いていただろうけど、やっぱり心配かけていたんやろうなぁ、リティアさんの顔に安堵が浮かぶ。
「いいえ。本日はどの様な」
「はい。実はそろそろビアンカとルージュ達を迎えに行こうと思いまして。今からレクスに向かいます。数日以内には戻って来ますので」
「承知しました」
スムーズに出発報告が済んだ。
「それで、おそらく帰って来たら早々に冷蔵庫ダンジョンに向かうと思いますので」
「このリティアにお任せを」
相変わらず、お仕事が早かし、察しの早か。
私はリティアさんに挨拶してから、ギルドを出る。城門まで移動する際も色々見られたけど、こればっかりは仕方ない。これで死亡説や重症説が消えるとよか。
城門には馬車を繋いだノワール、欠伸しているアレス、そしてチュアンさん達が待機していた。
「お待たせしました」
「いいえ。ノワールの準備済んでいます」
「ありがとうございます」
馭者台にはホークさんとミゲル君が座る。私達は馬車ね。乗る際、エドワルドさんが申し訳なさそうに言う。
「ミズサワ殿、申し訳ない。本来なら側を離れるべきではないのですが」
そう。今回エドワルドさんが私達に同行した理由が、表面上、私の護衛だ。首都で流れた噂で私が不安になり、エドワルドさんに相談。そのエドワルドさんが、心配だからカルーラの大討伐が休息中のみ付き添う体裁だからね。だけど、あのピンクの女性達の件でエドワルドさんと晃太が、マーファから離れられない。
「仕方ないですよ。両親をお願いします」
「はい」
私は馬車に乗り込み、ドアをエドワルドさんが閉めてくれる。
「ホークさん、お願いします」
「はい」
ホークさんの手綱捌きで、久しぶりのぶひひん特急ノワールが発進した。
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