天使くん、その羽は使えません

見た目が綺麗な男の子が、初対面で晴衣(せい)を見るやいなや、「君の命はあと半年だよ」と余命を告げる。
その言葉に対し晴衣は「知ってるよ」と笑顔で答えた。

実はこの男の子は、晴衣の魂を引取りに来た天使だった。
魂を引き取る日まで晴衣と同居する事になった天使は、
晴衣がバドミントン部に尽力する姿を何度も見る。


「こんな羽を追いかけて何が楽しいの」
「しんどいから辞めたいって何度も思ったよ。
だけど不思議なことにね、」

どんな時だって、吸い込まれるように
目の前の羽に足を伸ばしちゃうんだよ

「……ふぅん?」


晴衣の気持ちを理解する日は来ない、と。
天使思っていた、はずだった――

\無表情天使と、儚くも強い少女の物語/
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