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3話 魔王は水島に告白される

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頼子が通学に利用している気動車はたまに昔乗った好きな気動車が入った国鉄色ロングシート2両編成、好きな気動車の写真を撮って水島と乗って乗り鉄のことを話したいきっと喜ぶ気がする。

放課後
頼子と水島は乗り鉄、時刻表の話をしていた。
頼子は彼氏がいないのを話して水島は安心している。
水島はクラスの人気者だからすでに彼氏がいるかと思った。
よかったこれで告白が出来る成功したら奇跡を信じるしかない。
後は水島の告白待ち。

魔王城
魔王、のぞみ、吉乃が食事中に魔王の感でそろそろ水島からの告白あるのを話す。(洋食)

「魔王の感はよく当たるから大事な場面で」

初代巫女勇者にやられた時も。(嫌な感が働いた)

「うらやましい人間の頃を思い出します」

「後は水島次第ね」

「魔王の感が外れてなかったら自ら告白するのも悪くないわ」

教室

「弥生に頼みがあるけど恋愛成就の御守り買ってもいい? 」 

「ええけどさては水島じゃな」

「そうよ」

みんなには恥ずかして言えないけど告白の成功を信じている花も恥じらう乙女の気持ち。(言ったら顔が赤くなるかもしれない)
昔の人間を敵視するわりい魔王には見えん恋する人間じゃねえか。

「私は家内安全の御守りを買うわ許嫁に渡そう」

華はええやつじゃ。

「華は許嫁がおるんか」

「何百年から許嫁がいるの」

「そうなんか(そうなのか)うらやましいじゃねえか」

昔は竜神神社の巫女と巫女勇者がもてた見合いもぎょーさん(たくさん)あったが今は見合いはねえしもてん。

放課後
水島は友達と帰り頼子、華、弥生のみ。

「華と弥生に頼みがある5日間先に帰って欲しい魔王の感でそろそろ水島が告白するかもしれない」

魔王の感は何じゃろ聞いてみてえ。
頼子は弥生に魔王の感(初代巫女勇者と戦う時に嫌な感があり戦って倒れた)を話す。

「魔王の感はよう当たるかもしれん」

「人間が魔王に告白か上手くいってほしいじゃが」

「何百年も友人だから喜んで協力する」

「告白しなかったらどうするの水島が好きで水島の魂欲しいでしょう」

本当は今すぐ水島の魂を魔王の物にしたいが嫌々手に入れても面白くない、水島が好きなので本人に任せる決してかわいそうな事はしない見てつらい人間が好きな魔王の信念に反する。

「5日目に魔王が自ら告白するしかない」

「すごいなーあこがれちゃうなー」

恋愛に対しても謙虚な魔王だ水島が告白して欲しいと華は思った。

翌日放課後
頼子、華、水島、弥生のみ。
水島と鉄道を楽しく話し聞き上手で気に入ったそろそろ告白かな魔王は心の準備が出来ているのに。
水島はあこがれの女性と話が出来て幸せを感じているようだ。
華はスマホをしながらそれを見て。

「いいなうらやましい先に行くね2人の邪魔して悪いから隣の教室で待っている」

「今日は先に帰らなんとぎょーさんの巫女修行と竜神神社のてごー(手伝い)があるんじゃ」

「まだ汽車の時間があるけど? 」

「次の列車にして許嫁に電話する」

華に許嫁とどこまで進んでいるんか聞きてえ彼氏が出来た時の参考になるはずじゃな。
華が憧れている振られても自由な恋愛をしたい駆け落ちは婚約破棄も含めて全てを失うから無理だ。

「助かる」

華と弥生は先に教室を出た。

「頼子がそろそろ水島が告白すると言っていたが今日かな」

「今日か告白を失敗したらおえりゃーせん(いけない)」

弥生は先に帰り華は隣の教室(人がいない)で許嫁と電話をした後しばらくして許嫁にメールをしていた。

「水島のお手並み拝見ね頼子を見て本を楯にして顔隠すから人は見かけによらない、助けに来たら助けようかな魔王に悪いけど人間を助ける竜神の娘の務めとして」

「魔王の感はいざとなった時に良く当たるから初代巫女勇者と戦う前にも、嫌な感があって倒された今回はいい感ならいいわね」

頼子が壁にある時計を見て。

「17:00か列車の時間が来たから一緒に帰ろう2両だから座れるかも」

頼子はクラスの人気物、クラス委員長、文武両道、高根の花で美人だ俺が告白すると失敗の可能性が高い成功したら奇跡しかない、告白失敗して頼子といる幸せな時間が無くなるかもしれない、やるだけの事はしたから悔いはない俺のささやかな夢である話を出来ただけでもよい。
振られたら心折れてクラスの笑い物になる振られた事をみんなに言わないでほしいなんて言えない恥ずかしいから。
告白しなくて一生後悔するのは絶対に嫌だ当たって砕けろ今日は大安なので縁起を担いで告白しよう。
水島は椅子から立ち深呼吸をする。

「一目惚れでかわいいやさしく気くばりが出来る頼子が好き付き合って下さいお願いします」

水島はどきどきして頼子に頭を下げ俺の思いを言った運命に賭け振られ怒られるかもしれないけど悔いはない。
よくあるごめんなさいかな。
遂に来た魔王の感が当たって魔王の感はまだ捨てたものではない初代巫女勇者の戦いと大違い。
人間からの告白は何百年ぶりに殿(宇喜多秀家)の告白以来ね人間の彼女になってうれしくなり浮かれたいけど、魔王の立場上まだ早いので敢えて我慢。
殿を思い出し何だか懐かしく幸せな気持ち再びあるなんて583才生きて本当によかった。

「告白してくれてうれしいやさしくてまじめな水島が好き付き合ってあげる」

これが私の予想した運命の出会い魔王の青春よ人間になってうれしい。
抱きしめて好きを言いたいけど、水島にはまだ早いな。

「やった! 」

思わず声を出してしまう。
水島は頼子を見るとにこにこしている。
よかったあきれていないあきれたらどうしょうかと思った。
よっぽどうれしいのね殿と違っていいかも。
告白が成功して今までもてない俺が奇跡を起こしてしまった、夢みたい夢じゃない現実なんだ。
うれしいだめかと思ったあの有名なゲーム音楽が脳内再生をしてしまう、珍しい硬券入場券(厚紙の切符)の番号9999、0000、0001を手に入れたしコンテナ車製造番号777を見つけて写真に撮ってから奇跡が続いている。

「人間に初めて正体を明かすしかない! 」

「正体? 」

眼鏡女魔法使いに似ていたらいいかも。
異世界で人気があり気さくにサインをよくしているからもらおう。
頼子が教壇に後ろ向きで飛び足組して座り目が赤くなり髪をほどいて青い紐と眼鏡を置くと教室の戸、カーテンが勝手閉まり教壇1メートル椅子と机が高く浮いて一部は教室を回っている。
殿と豪姫に私の正体を明かしたかったきっと喜ぶと思う。
人間に魔王の力を初めて見せたいいねえ。
怖がって教室の戸を閉めてるけど開けようとしたりすみに行くかしら水島はかわいいから許す。
水島よ逃げようと思ったら無駄だこれが魔王の力だ怖く泣きついたら魔王の情けで開放しよう、だだし前に記録を消そう永遠な。
それで振られたらあきらめる。
人間を敵視したら人間よ恐怖におののくがいいと喜んで言っただろうな、恐怖と絶望に続ける後の言葉は大魔王の言葉それ以上いけない。
水島は驚いた信じられない事が起こっている決してこの場から逃げない逃げたら一生後悔する。
これって眼鏡女魔法使い一番好きで有名な場面とそっくり教室の戸は動かない、少しうれしくなり夢ではない人生の大一番が始まり覚悟を決めた。

「物怖じしない逃げないだと気に入った」

「水島よ我が名は日本の魔王十六夜頼子583才」

「人間が魔王に付き合うのも頼み事と同じで契約が必要よ、契約の内容は水島の魂を我が物になる命は取らないから安心して、魔王の契約は悪魔の契約と格が違うから契約破棄すると地獄を見る事になるわ、契約断っても怒らないし危害を加えないから安心してただ今の記憶を消すだけ永遠ね大事な事だから3分待ってあげる」

魔王になっても頼子に変わりない。
殿と付き合う時に正体を明かせばよかった側室候補で側室になった時にすればいいと思ったら、まさか関ケ原の戦いで負けるなんて。(小早川秀秋の裏切りは魔王にとっても予想外)
3分を少し過ぎても待ってあげる魔王の余裕としてね。
魔王が1メートル浮いていて教壇に足を組み座りスマホを操作し今までの事を華と弥生にメールしている。
契約するのかしらどっちに転んで魔王の運命に従うしかないな。
頼子は眼鏡魔法使いでなく日本の魔王なんだ、自分が進むべき道はただ一つ好きな頼子のためなら俺の魂をあげても一向に構わない。
水島からの返事はすぐあった。

「早いな」

予想をしていたより早い。

「契約します心を決めた魔王に俺の魂をあげます付き合って下さいお願いします」

水島はまた頼子に頭を下げた。

「契約成立だな魔王の感で水島が先に告白すると思った付き合ってあげる」

魔王の目は元の黒色になりポニテールにして眼鏡をかけて教室の戸、カーテン、教壇、机、椅子が元に戻り座っている教壇から降りた。

「ありがとう念願の好きな人間の魂を手に入れて大事にするわ、水島の運命と人生も魔王の思い通りになるから一生守ってあげる今から恋人よろしくね」

「恋愛と大食いを隠すつもりはないから」

今後魔王に任せるしかない。
念願の好きな人間の魂を魔王の物になったわいいねえ、知り合いの魔王によれば人間の魂をぞんざいに扱う魔王もいるらしい私は決してそのような事はしない状況によれば宝物になるかもしれないわよ。
俺の魂は魔王の物になったどうなるか楽しみ。
正体が眼鏡女魔法使いと思ったら魔王なのでサインをもらうのは悪い気がするのでやめよう。

「頼子が魔王になっても変わらなく魔王に全てを捧げます」

「けなげだな水島よ魔王の好きな言葉を話して気持ちだけで十分」

魔王にほめられてうれしくなる。

「魔王の年の583は俺の好きな583系電車」

「私も好きな電車で昔よく乗っていた鉄子の眼鏡魔王と呼ばれるのよ」

「鉄子の眼鏡魔王は素敵な言葉です」

「ほめてくれてうれしい人間が魔王をほめるのは何百年ぶり」

水島と同じ好きな電車いいねえ。

「日本の鉄道が出来てからの鉄子(鉄道好き女子)で日本の鉄道を全線完乗しているの」

「すごいです鉄道の話を聞きたい」

「水島は色んな話を聞いてくれるよい行いね」

集めている硬券の切符の話をしよう。

「魔王の赤い糸は簡単に切れたりほどけたりしない」

「魔王の赤い糸を大事にするよろしくお願いします」

握手して水島を見ると顔が赤くなっている。

「かわいい付き合う初めてかな」

「そうです俺もてないから」

「それは過去の話じゃない」

優しい度胸があるし怖がらない2番目の彼に相応しいわ。

「人間よ日本の魔王十六夜頼子に付き合う事を光栄に思いなさい」(低い声で)

「決まった」

水島は固まっていてかっこよくこれが魔王のカリスマどうしょう何も言葉が出ない。

「力を抜いて固まらないでくれるお願いよ」

「魔王かっこよくカリスマに当てられ言葉が出ない後お願いがかわいい」

「うれしい事言ってかまってあげちゃう」

大魔王のカリスマに比べたら私のはかわいい物よいつかあこがれの大魔王の話をしてあげる。
魔王は喜んでいる好きな人間の魂を手に入れ水島と付き合える事を。

「初めて付き合う女性が魔王か面白そうどんな事をするのか楽しみこれからの事は水島にまかせた」

「魔王の怒りに触れたり振られたらどうしょう謝ったら許してくれるかな」

「少々の事我慢するし振らないから安心して水島の思い通りにしてほしいな、眼鏡は日差しから目を守るため疲れるからね水島が眼鏡の女性好きと言ったから夜でもかけてあげる」

水島うれしく思うここまでしてくれるなんて。

「眼鏡は無理しなくていい」

「無理じゃないわ念願に好きな人間の魂魔王の物になり水島が好きで気に入ったから当然褒美をしないとね」

「ありがとうでいい」

「いいわよ」

魔王は水島に弱点を教えた。
アニメとゲームの魔王と大違い人間に教えていいのかな。
魔王が水島に正体明かして怖いのか聞いてきた。

「水島よ私の正体が魔王で力を見せたのが怖くない」

「俺に正体明かしてうれしいあこがれの女性と付き合えてかっこよくて怖くないです」

「怖がると思っていたのにそうなの」

「怖がった方がいい」

真面目な水島が好きになる。

「しなくてもいいから怖くないのも面白い水島らしい」

「水島、そろそろ椅子に座ろうかな」

机と椅子が魔王の力で自動で動きお互い座って水島の正面に付けて見ている。

「人間の彼氏を見ているだけ」(笑う)

水島は気になる事がある怒られるかもしれないがどうしても言いたい。

「怒らないでほしいけど」

「なにかしら」

「眼鏡女魔法使いを誤解していました、カーテンと戸が自動で閉まり教壇と机が浮いたのは眼鏡女魔法使いの魔法で一番好き有名な場面に似ている」

「何! 眼鏡女魔法使いを誤解して似ているだと」(低い声で)

水島は思った魔王に怒りに触れた謝るしかない椅子から立ち頭を深く下げて。

「すいません魔王の怒りに触れました許して下さい」

「椅子に座って魔王の怒りに触れないからね偶然の一致か面白い水島の好きな眼鏡女魔法使いの事教えてくれる」

「明日、眼鏡女魔法使いが出ている漫画とアニメ雑誌を持って来ます」

楽しみにしているどこまで似ているか水島が好きな眼鏡の魔法使いが気になっていた。

「眼鏡女魔法使いを誤解していたのを教えてくれる怒らないから」

水島は眼鏡女魔法使いはサインを気さくにくれるのを話した。

「サインを書いてあげる眼鏡女魔法使いサインはスマホにある? 」

水島はスマホにある眼鏡女魔法使いのサインを見せた。
魔王の右手近くに黒い空間が出来て魔王が手を入れると色紙とペンを持つ。
魔王は色紙にペンで眼鏡女魔法使いのサインを書く。

「魔王からのプレゼントよ眼鏡女魔法使いのサインを似せて書いちゃた」

「ありがとうやさしい魔王から初めてプレゼントがうれしい」

「敵には容赦がないけどそれ以外はやさしいのよ」

水島がこれからどう呼べばいいと困っている。

「魔王様、十六夜様、頼子様では違和感があるどう呼べばいい」

「まずは頼子ちゃんがいいと思うどうかな」

「最初から頼子ちゃんは」

水島は戸惑っていて周囲の視線が気になる。

「頼子と呼びなさい魔王の命令よいいわね」

水島は考えている魔王に対して頼子と呼んでいいものかと失礼になったら悪い。

「頼子と呼んで」

「えっ! 本当にいいの」

「頼子」

殿から呼ばれた以来でうれしくなる。

「それでいい水島と対等の立場でいるつもり」

「頼子が黒髪ロングからポニテールになるのが素敵で人間になったら大和撫子に見えます」

「ありがとうほめてくれて」

魔王からありがとうなんてアニメ雑誌の魔王と誤解していたうれしくなりアニメの知識が役に立った。

「頼子の秘密は内緒ね知っているのは華と弥生のみよ」

「分かりました」

「分かったでいいのに」

水島は秘密を守るけどもしばらしたら魔王の話術と力でもみ消す事が出来るのよ、振らない代わりにお仕置きをしてみようかしら。

「魔族はやさしくされるのが好きだから水島やさしくして魔王のお願い」

「はい、やさしくします」

「魔王の青春が始まった」

「魔王の青春は素敵な言葉です」

早速やさしくされたわうれしいじゃない。

「人間の恋人にやさしくされていいわね」

「今は水島が惚れた人間の花も恥じらう乙女の気持ちかしら」

「頼子は魔王と人間になっても魅力的です」

魔王の彼氏が出来て青春を感じている魔王の青春を大切にしよう。
俺の思うゲームとアニメの魔王と違う不器用だけど魔王をやさしくしたい。
水島は大安の日だから魔王に告白したのを話す。

「縁起担ぎね魔王もそういうのが好きよ」

魔王に親近感が涌く。
魔王は恋愛成就の御守りを水島にうれしそうに見せている。
恋愛成就の御守りを魔王が持っているなんてすごい。

「俺は竜神神社の初詣で恋愛成就の御守り買い願いがかないました」

「お互いの思いが通じたわね初詣2人で行こうよ」

「年寄りだからたまに古い言葉で話すけどいい? 」

「構いません」

ネットで調べてみよう。

「ほめてつかわす」

あっ古い言葉を言ちゃた。

「新鮮で素敵」

魔王は喜んでいる。
古い言葉をほめてよかった。
水島は頼子に今までもてない俺が付き合えて奇跡を起こしたを話す。

「魔王と付き合って奇跡か悪くないわよ素直でよろしい」

「頼子と付き合える夢がかないましたよかった」

「私も同じよ人間と付き合って魂を魔王の物になったからね」

告白が成功して華と弥生にメールの文字入力をゆっくりしているそれを水島が見ている。

「見てもいいのかな」

「いいわよそういうの気にしないから間違えないようにと」

「頼子と付き合えて幸せな時間が続きます」

水島の魔王に対する行動と心がけで永遠に幸せな時間が続くかもしれないわよ判断は水島に任せるけど。
華と弥生にメールする内容を水島に見せている。

「送信いいかしら」

「はい」

送信するとすぐ華からしばらくして弥生から返事が来て2人見ている。

「おめでとう私も出来る限り協力するわ」

「恋愛成就御守りの効果があったかもしれんお似合いじゃ」

昔は竜神と人間を敵視して支配を考えていたが初代巫女勇者に倒されてから仲良くする話をした。

「過去の行いは気にしません今はかわいく素敵な彼女」

「そうきたか魔王はうれしいぞ」

魔王が水島に豪姫待女の時に宇喜多秀家からひとめぼれで側室候補の話をする、付き合うにあたって避けて通れない恋人だから許してほしいわ。

「やさしくて立派な彼と付き合えてうらやましい殿の宇喜多秀家の話を聞きたい」

「水島ならそういうと思っていたの」

「大和撫子は殿と豪姫に言われたのを思い出した」

「魔王の彼氏合格よ」

安心している魔王といえども前の恋人に対して文句は嫌であまりにも多かったら水島と別れる決意をする。

「頼子、魔王の彼氏になったからどうすればいい? 」

「水島の思うようにすればいいのよ」

「水島が告白の時に言った言葉は殿からほぼ同じ内容を聞いたわ運命の出会いを感じるわね」

「殿とほぼ同じ言葉を言って運命の出会いを感じるなんてうれしい」

魔王は過去に竜神と人間を敵視してそれぞれの世界の支配の野望をもくろんでいた、今は竜神と人間仲良くする道を選んだのを話した。
人間に話すのは初めて嫌われたらどうしょう。

「やさしい魔王が好きです」

「水島のやさしくて真面目な所が長所なの」

魔王に長所をほめられて水島はうれしくなる。
魔王に対して広い心の持ち主なのだなますます気に入った水島の魂は魔王の宝物に相応しい。
宇喜多秀家と豪姫もそうだった豪姫待女の私が失敗しても笑って許していた。

「そうかやさしい魔王になってあげる」

教室から出ると外で待っている華に会い魔王が今までの事を話して華の正体(竜神の娘485才)を明かした。

「私の年は魔王の2番目に好きな電車らしい」

俺が2番目に好きな電車485系だ。

「水島付き合えて良かったわね」

「振られないように頑張ります」

「力を入れなくていいからねに普段のままでいてくれる魔王のお願いよ」

華は魔王の感が当たって喜んでいて私に出来ない体験して正直うらやましい。

「魔王の感は大事な時に良く当たるすごいでしょう竜神と人間と仲良くする道を選んだように」

水島は力を入れて付き合いそう最初は面白いけど飽きてきてかわいそうに見えるからやめた。
ついに春が来たうれしい浮かれないようにしないといけない魔王だから。

「うらやましい私も竜神の娘の感が欲しいわよ良かったね父の竜神が喜ぶから」

「大魔王に報告して後妹も喜んでくれるはずよ竜神に鉄電をするわ」

外に出ると夕方になって雨が降っていて魔王、華には傘がない。
頼子は華と水島のみなので結界に穴を開け傘を取り出そうと考えていた。
魔王の彼氏として雨から守るしかない。

「仕方がない一時的に雨を止めるからね」

華が天候操作で目を閉じ念じている時に水島が良かったどうぞと言って頼子に傘を差し出す。
目を閉じ念じているのをやめ力を少し力を使うから天候操作をやらなくていいと華は喜んでいる。

「ありがとうやさしい水島が好き数百年ぶりに人間のやさしさにほっこりして魔王は幸せよ」

魔王が俺のやさしさにほっこりするなんてうれしい。

「やさしい人間やるじゃない助かる」

水島は挨拶の後に雨の中を走って帰っていた。
頼子と付き合えるなんて夢のようだクラスの反響はどうなるのだろうか、頼子に傘を貸して役に立ってうれしいからかぜをひいても後悔はない。
頼子は水島の行動に感動していた人間は捨てた物ではない、あの戦(いくさ)関ケ原以来に水島を信じてみよう。
頼子が傘を持って華が入る。

「竜神と人間と仲良くする道を選んでよかったでしょう」

「もちろんやめれないわ」

水島と相合傘したいなあ。

「水島の行動に感動した人間は捨てた物ではないかぜになったら治してあげる良い魂を手に入れた宝物にしたい」

「そうね魔族はやさしくされるのが好きだから頼子は魔族たらしでなく魔王たらしされたわね」

「華の言う通りよ今度は恋人の水島を人たらしにしないといけない、魔王としてやっと良縁が来たうれしい魔王と水島にとって忘れない記念日になった」

「殿と同じやさしさと相性がいい魔王の目に狂いはない」

魔王城
魔王にとって忘れられない日になったのでのぞみと吉乃で祝う。

「なんてやさしい人間、殿を思い出す」

583才生きてよかった。

「魔王の感で大魔王、おばあさん魔王、竜神、夏美に人間からの告白と傘を貸す話をしようきっと喜んでくれる」

「恋人の水島はすごい傘を魔王に貸すなんてやさしい、人間と付き合い魂を魔王の物になり姉さんの夢がかなっておめでとう」

「おめでとう告白と傘を貸す話は私が人間だった頃を思い出します運命の出会いがうらやましい」

「吉乃も運命の出会いがあるかもよ人間からの告白はいいわね殿を思い出した今度こそ上手くいってほしいなあ」

祝っている途中に今日は流れ星がたくさん流れる日ね縁起がいいわよ。
バルコニーに出て流れ星に手を合わせ拝む。
今度こそ水島とうまくいきますように。
素敵な運命の出会いがあり人間、竜神と仲良くする道を選んで本当によかった。
何百年ぶりだけど大事な思い出が出来て人間になるのは楽しい。
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