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第一章 ムーン・ブル編
第77話 世界を全力で楽しむ
「ところで2人共、昨日はどうしてたんだ?」
「「昨日?」」
「ああ。俺は昨日もこの辺にいたけど、出会わなかったから」
陽気な俺は、2人に疑問に尋ねた。キョトンとする2人は首を傾けて疑問に尋ね返し、引き続きな俺は返事を戻した。困惑な様子の2人は、顔を見合わせる。
「私達は、今朝、この木の上で目が覚めたの」
「そのあと、お兄ちゃんを探し始めたわ」
「今朝? それなら一日遅れて来たってことか。う~ん、アウラ様が時間を飛ばしたって可能性もあるが…」
顔を戻すモモとノンは真剣に話し、思案な俺は顔を逸らして話した。
「時間を飛ばした?」
「うん?」
「まあ、そんな経験があるってことだよ」
真剣な様子のモモとノンは疑問に尋ね、楽観な俺は今は過去の良い思い出と返事を戻した。困惑な様子の2人は、再び顔を見合わせる。
「でも、2人がこっちに来れて良かったとはいえ、色々迷惑掛けたな。ごめん」
「ううん。迷惑掛けられたなんて全然思ってないよ。今はお兄ちゃんにもっと近付けてすっごく嬉しい」
「私も、こっちの世界に来てお兄ちゃんとしっかり話せるようになってとっても楽しいわ」
回想な俺は、2人の顔色を窺いながら話した。気遣う様子のモモとノンは、どこか猫の面影を残す優しい笑みを見せて明るく話した。回想中な俺は、思わず瞳から涙をこぼしてしまう。
「もう大丈夫だよ」
「何も心配いらないわ」
「ありがとう。支えがあって安心だよ」
察する様子のモモとノンは、優しく励ますように話した。感謝な俺は、素直に頼りにしていると話した。涙を拭い、深呼吸する。
「それにしても、モモちゃんとノンちゃんが俺のことをお兄ちゃんって呼ぶのは…」
「その通りでしょう」
「その通りよね」
「その通りか。う~ん、う~ん…、う~ん………、よし! こういう事は、もう考えないようにしよう。モモちゃんとノンちゃんなら大歓迎だ。2人共、相変わらず可愛いな」
平静な俺は、窺うように話していた。笑みを見せるモモとノンは当然のように話し、複雑な俺は些細なことは気にしないと話した。
「お兄ちゃんは、何も変わらないね」
「相変わらず、鼻の下が伸びてるわ」
「当然だ。どこへ行っても俺は俺だからな」
愉快な様子のモモとノンは、明るく話した。最強な俺は、この世界でも最強と話した。互いに笑みを交わす。
「だが、流石にこのままモモちゃん、ノンちゃんって呼ぶのは恥ずかしいな。これからは、モモ、ノンって呼んでいいか?」
「いいよ」
「いいわよ」
最強な俺は勝利できない物事もあると疑問に尋ね、察する様子のモモとノンは微笑みを見せて返事を戻した。
「じゃあ改めて。モモ、ノン、これからもよろしくな」
「よろしく」
「よろしくね」
安堵な俺は笑顔で話し、同様な様子のモモとノンも笑顔で話した。座り直して一息つく。
「2人共、ご飯はさっきので足りたか?」
「お腹いっぱいだよ」
「十分よ」
平静な俺は疑問に尋ね、ジュースを飲むモモとノンは笑顔で話した。
「そっか。それなら早速で悪いだが、2人に相談があるんだ」
「何何?」
「何よ?」
不安な俺は真剣に話し、興味津々なモモと平静な様子のノンは疑問に尋ねた。
「なんか俺、直ぐにプッとかクスって笑われるだが、そんなにおかしいか?」
「プッ」
「クス」
真剣な俺は、表情をしかめて疑問に尋ねた。キョトンとするモモとノンは、顔を逸らして笑い声を漏らした。笑いを堪えている。
「はあ~。お兄ちゃんは、いい人だよ」
「そう。いい人よ」
(いい人で纏められたな…)
顔を戻すノンとモモは涙目の笑顔で返事を戻し、不服な俺は顔を逸らして思考した。
「これからは、色んな事を前向きに捉えて軽くいこう」
「ええ。軽くなっていっぱい楽しみましょう」
「フッ、そうだな。前向きに軽く楽しく生きていこう」
軽い様子のモモとノンは、楽し気に話した。不敵な俺は、動き出した世界を全力で楽しもうと話した。
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