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第257話 強くなればいい
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「軍から追放されたときに連中が、俺に対して敬礼をしてきてな。しかも何千人が。あれを見て俺がしてきたことが全部無駄ではなかったと実感できた」
「何千人も!?・・・それは凄く壮観だったでしょうね」
ミリーナが数に驚いた後、「良かった」という気持ちも込めて言ってくる。
「ああ。意気消沈だった俺が驚くくらいだったからな。・・・あいつら後で俺なんかのために罰を受けてなきゃいいが、、、」
俺は当時・・・といってもつい先日だが・・・を思い出し、わりと心配になってきた。
今度もし軍の誰かに会うことがあったら聞いてみよう。
「そうね・・・」
ミリーナは相づちを打ってから考える素振りをし、
「きっと・・・あたしがその何千人の立場でも同じことをしたと思う。どんな罰があってもきっと後悔しなかったと思うわ。ルークは本当に優しいわね」
微笑みながらそう言った。
「・・・優しいなんて言われたことなかったな」
「まぁ、あんまり面と向かっては言いづらいわよね」
「ふむ。そういうものか」
ミリーナの言葉に何となく納得し、話を続ける。
「軍を出た俺は放浪してな、たまたまヤムイ村の件に遭遇したんだ」
「その節は大変お世話になりました」
ミリーナが丁寧に頭を下げる。
「気にしなくていいが・・・あの時は本当にまずかったな」
俺はミリーナと始めた会ったときのことを思い出す。
もしかしたらこうして話していることも無かったのかもしれない。
そう考えると何とも不思議な感覚になった。
「ええ。ルークが来てくれなかったと思うとぞっとするわ。今でもたまに思い出して震えてくるもの」
ミリーナが両肩を自分で抱きながらそう言う。
「・・・そうだろうな。俺も若かったときに死にそうになったときが何度もあるがその度にしばらくの間は思い出しては震えていたものだ」
「・・・ルークでもそうなんだ。どうしたらいいのかしら?」
ミリーナが不安そうに聞いてくる。
俺は自分でも自然と笑みを浮かべ、
「簡単だ。強くなればいい」
と答えた。
「何千人も!?・・・それは凄く壮観だったでしょうね」
ミリーナが数に驚いた後、「良かった」という気持ちも込めて言ってくる。
「ああ。意気消沈だった俺が驚くくらいだったからな。・・・あいつら後で俺なんかのために罰を受けてなきゃいいが、、、」
俺は当時・・・といってもつい先日だが・・・を思い出し、わりと心配になってきた。
今度もし軍の誰かに会うことがあったら聞いてみよう。
「そうね・・・」
ミリーナは相づちを打ってから考える素振りをし、
「きっと・・・あたしがその何千人の立場でも同じことをしたと思う。どんな罰があってもきっと後悔しなかったと思うわ。ルークは本当に優しいわね」
微笑みながらそう言った。
「・・・優しいなんて言われたことなかったな」
「まぁ、あんまり面と向かっては言いづらいわよね」
「ふむ。そういうものか」
ミリーナの言葉に何となく納得し、話を続ける。
「軍を出た俺は放浪してな、たまたまヤムイ村の件に遭遇したんだ」
「その節は大変お世話になりました」
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「気にしなくていいが・・・あの時は本当にまずかったな」
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そう考えると何とも不思議な感覚になった。
「ええ。ルークが来てくれなかったと思うとぞっとするわ。今でもたまに思い出して震えてくるもの」
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「・・・そうだろうな。俺も若かったときに死にそうになったときが何度もあるがその度にしばらくの間は思い出しては震えていたものだ」
「・・・ルークでもそうなんだ。どうしたらいいのかしら?」
ミリーナが不安そうに聞いてくる。
俺は自分でも自然と笑みを浮かべ、
「簡単だ。強くなればいい」
と答えた。
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