『パラオ・ブルーに溶けるまで ―だからこその私を、見つける旅―』
『パラオ・ブルーに溶けるまで』
耳の奥で鳴り止まない
「どうせ私なんか」という
冷たく乾いた 雨の音を振り切って
私は 境界線を越えた
日本の真南 時差のない楽園
パスポートに刻まれた 青い誓い(プレッジ)
自分自身を 守れなかった指先が
未来を壊さないと 震えながら約束する
ミルキーウェイの泥で 自分を隠し
沈没船の傷跡に 命の芽吹きを見る
「傷があるから 終わりじゃない」
ぶっきらぼうな声が 深い海の底から
私の輪郭を なぞりなおす
毒を捨てた クラゲの群れの中で
無防備なままに 浮かんでみた
強くなれない この弱さは
誰かを傷つけないための 優しさだったのだと
ようやく 一雫の涙が溶けていく
満ちては消える ロングビーチの道
何度でも やり直していいと言われた
「どうせ私なんか」が 潮風にさらわれ
「だからこそ私は」が 波打ち際に芽生える
細かすぎる視線も 臆病な手のひらも
誰かを救う 祈りに変わる
パラオ・ブルー この透明な鏡を胸に
私はもう一度 私の物語を
東京の空へと 連れて帰る
耳の奥で鳴り止まない
「どうせ私なんか」という
冷たく乾いた 雨の音を振り切って
私は 境界線を越えた
日本の真南 時差のない楽園
パスポートに刻まれた 青い誓い(プレッジ)
自分自身を 守れなかった指先が
未来を壊さないと 震えながら約束する
ミルキーウェイの泥で 自分を隠し
沈没船の傷跡に 命の芽吹きを見る
「傷があるから 終わりじゃない」
ぶっきらぼうな声が 深い海の底から
私の輪郭を なぞりなおす
毒を捨てた クラゲの群れの中で
無防備なままに 浮かんでみた
強くなれない この弱さは
誰かを傷つけないための 優しさだったのだと
ようやく 一雫の涙が溶けていく
満ちては消える ロングビーチの道
何度でも やり直していいと言われた
「どうせ私なんか」が 潮風にさらわれ
「だからこそ私は」が 波打ち際に芽生える
細かすぎる視線も 臆病な手のひらも
誰かを救う 祈りに変わる
パラオ・ブルー この透明な鏡を胸に
私はもう一度 私の物語を
東京の空へと 連れて帰る
目次
感想
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる