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4章 色々な転生者達
人間嫌いのテイマー
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前世でその男は大の人間嫌いだった。
その男の家には沢山の動物が飼われていた。
飼われていた動物達はどれも猛獣や毒を持つ危険な生き物、そのせいか近所からの苦情が多く近隣トラブルが絶えなかった。
故意か事故かわからないがある時猛獣達が放たれ近隣住人を食い殺してしまった。
猛獣達は駆けつけた特殊部隊によって射殺され、その飼い主である男も逮捕された。
数年後刑期を終えて出てくるとペットを射殺した特殊部隊の隊員を探し出し殺害、さらに近所に住んでいた住人を皆殺し逃亡。
しばらく逃亡したのち他国の動物保護団体に所属していたが正体がバレ捕まり死刑になり死んだ。
転生出来た理由は絶滅技危惧種の動物の繁殖に成功したからだそうだ。
30人程殺しているけど、それで善行ポイントがプラスになるって事は殺人の罪って地球の神的にはそんな大した罪じゃないのかもね。
人間沢山いるからかな?
私の作ったファーストでは悪意のある殺しは動物でも人間でも平等に重罪です。
魔物は淀んだ魔力から勝手に沸くので含みません。
食物連鎖での殺しは問題無いよ、カニバルのようなわざわざ同族を殺して食べるのは悪意ある殺しに含みます。
まぁ私の世界の罪の話は置いといて、その男は今世ではテイムのスキルを取り魔物を沢山連れて小さな村を襲っているんだよね。
村人を皆殺しにして金品、食料などを略奪している、これはギルティーです。
☆
テイムされた魔物は殆どがフォレストウルフって奴だ。
テイマーは村を襲い殺した村人はウルフ達に食わせて、ウルフ達がら食べ終わると次の村を探すというのを繰り返しているようだ。
取り敢えず邪魔なウルフ達は収納しよう。
テイマーはテイムしている魔物と少し意思が繋がっているので死んだらしたらすぐ気がつく。
ウルフが全部消えたことに驚いたテイマーが慌てだした。
本人のステータスは大したことない。
ウルフが一斉に殺された、次は自分の身が危ないと思ったのか直ぐに村から逃げ出した。
森の中を急いで移動するテイマー、途中で野生のウルフに出会い、新たにテイムする事にしたようだ。
テイムの方法は餌をやり、魔物がその餌を食べればテイム出来る、ただしそれ以降毎日餌を与え続けなければ信頼度が下がり魔物が空腹の限界まで来ると完全にテイムが切れテイマーが襲われる。
村を襲い続けていた理由も餌を切らさないためだったのだろう。
あ、すでにテイマーからは【テイム】は取り上げている。
なのでテイマーじゃなくて男と呼ぼう。
テイムの仕組みの見直しを考えよう、今のままだと餌さえあれば同じような事件が起こってしまう。
まず、テイムの条件に魔物を屈服させる、数の上限も決めよう。
まてよ、テイマーをジョブにしてジョブレベルでテイム出来る魔物の種類を決めるほうが面白いかな?
うーん、ミドリと花子に相談して決めよう。
男の方を見てみると、餌を食べたけどテイムされないウルフに戸惑っているようだ。
諦めて逃げる事にしたようだ。
それにしてもどんどん森の奥に逃げているけど、そこジャイアントベアっていう10メートル級の魔物出るよ。
☆
うわっ!よりによってジャイアントベアの巣穴に逃げ込んだよ自殺願望者かな?
巣穴にはジャイアントベアの子供達が居て、それをテイムしようと手持ちの肉を食べさせたけど、食べ足りない育ち盛りの子熊達にモグモグされてしまった。
男の末路は大好きな猛獣に食われて終わるという、ある意味彼らしい最期と言えるかもしれない。
ウチの世界では、罪を犯した魂は生まれ変わる事なく収納行きになる。
その内地獄の様な部署を作り、そこに汚れた魂達を更生する予定だ。
その男の家には沢山の動物が飼われていた。
飼われていた動物達はどれも猛獣や毒を持つ危険な生き物、そのせいか近所からの苦情が多く近隣トラブルが絶えなかった。
故意か事故かわからないがある時猛獣達が放たれ近隣住人を食い殺してしまった。
猛獣達は駆けつけた特殊部隊によって射殺され、その飼い主である男も逮捕された。
数年後刑期を終えて出てくるとペットを射殺した特殊部隊の隊員を探し出し殺害、さらに近所に住んでいた住人を皆殺し逃亡。
しばらく逃亡したのち他国の動物保護団体に所属していたが正体がバレ捕まり死刑になり死んだ。
転生出来た理由は絶滅技危惧種の動物の繁殖に成功したからだそうだ。
30人程殺しているけど、それで善行ポイントがプラスになるって事は殺人の罪って地球の神的にはそんな大した罪じゃないのかもね。
人間沢山いるからかな?
私の作ったファーストでは悪意のある殺しは動物でも人間でも平等に重罪です。
魔物は淀んだ魔力から勝手に沸くので含みません。
食物連鎖での殺しは問題無いよ、カニバルのようなわざわざ同族を殺して食べるのは悪意ある殺しに含みます。
まぁ私の世界の罪の話は置いといて、その男は今世ではテイムのスキルを取り魔物を沢山連れて小さな村を襲っているんだよね。
村人を皆殺しにして金品、食料などを略奪している、これはギルティーです。
☆
テイムされた魔物は殆どがフォレストウルフって奴だ。
テイマーは村を襲い殺した村人はウルフ達に食わせて、ウルフ達がら食べ終わると次の村を探すというのを繰り返しているようだ。
取り敢えず邪魔なウルフ達は収納しよう。
テイマーはテイムしている魔物と少し意思が繋がっているので死んだらしたらすぐ気がつく。
ウルフが全部消えたことに驚いたテイマーが慌てだした。
本人のステータスは大したことない。
ウルフが一斉に殺された、次は自分の身が危ないと思ったのか直ぐに村から逃げ出した。
森の中を急いで移動するテイマー、途中で野生のウルフに出会い、新たにテイムする事にしたようだ。
テイムの方法は餌をやり、魔物がその餌を食べればテイム出来る、ただしそれ以降毎日餌を与え続けなければ信頼度が下がり魔物が空腹の限界まで来ると完全にテイムが切れテイマーが襲われる。
村を襲い続けていた理由も餌を切らさないためだったのだろう。
あ、すでにテイマーからは【テイム】は取り上げている。
なのでテイマーじゃなくて男と呼ぼう。
テイムの仕組みの見直しを考えよう、今のままだと餌さえあれば同じような事件が起こってしまう。
まず、テイムの条件に魔物を屈服させる、数の上限も決めよう。
まてよ、テイマーをジョブにしてジョブレベルでテイム出来る魔物の種類を決めるほうが面白いかな?
うーん、ミドリと花子に相談して決めよう。
男の方を見てみると、餌を食べたけどテイムされないウルフに戸惑っているようだ。
諦めて逃げる事にしたようだ。
それにしてもどんどん森の奥に逃げているけど、そこジャイアントベアっていう10メートル級の魔物出るよ。
☆
うわっ!よりによってジャイアントベアの巣穴に逃げ込んだよ自殺願望者かな?
巣穴にはジャイアントベアの子供達が居て、それをテイムしようと手持ちの肉を食べさせたけど、食べ足りない育ち盛りの子熊達にモグモグされてしまった。
男の末路は大好きな猛獣に食われて終わるという、ある意味彼らしい最期と言えるかもしれない。
ウチの世界では、罪を犯した魂は生まれ変わる事なく収納行きになる。
その内地獄の様な部署を作り、そこに汚れた魂達を更生する予定だ。
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