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20巻
20-1
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ここはローレル連邦、カンナオイの都市圏内、ヤソカツイの迷宮――いや大迷宮、大牢宮だっけ。
とりあえずそこは置いといていいか。
その三層目、『パス』と呼ばれるエリア。
『ピクニックローズガーデン』という傭兵団を探してこの迷宮に挑んでいた僕――深澄真は、仲間達と一緒に次の層への転移陣に乗って、いきなり一人だけになった。
「同じ陣から進んだのに……どうしてこうなった……」
通信ができない。亜空とだってできた念話が、まるで通じない。
契約を交わした従者の巴や澪の無事は感じ取れるから、多分向こうからも僕の無事は分かっているだろう……と思いたい。
僕は今、長い廊下に立っている。あ、パスって廊下って意味なのか?
「おかしなフロアがあると聞いてはいました。三層目からその存在があるらしいとも、聞いてはいました。そしてここには聞いた通りの文字が刻まれています」
思わず声に出す。
3-Alt。
3-Alt。
3-Alt。
三回読んでも3-Alt。
『Altフロア』……まさか、いきなりそれを引くとは。
しかも、分断までされるなんて、かなり斜め上の展開だ。
二層目に下りた時には、一層目に戻る陣があった。
でもここにはない。
つまり、戻る道がない。
床がぼんやりとした赤色に光り、天井には丸い電球のような赤色の灯りがついている。
床が光っているのは、人が五~六人並んで歩ける程度の幅だ。
その光が前方に伸び、道のようになっている。
それが進行方向って事だろうな。
左右は間隔を置いて円柱状の光が伸びていて、なんかネオンを思わせる。
あとは暗闇。
そこかしこから魔物の気配が伝わってくる。相当な数だ。
二層目の『ドレイクガーデン』ほどじゃないにしても……いや、あっちはだだっ広い場所だったから、密度はこっちの方が上か。
「なんていうか……ひんやりしていて、つるつるで、無機質な材質だな。タイルみたいだ」
冷静に観察している場合じゃないか。
この迷宮で新たな階層に訪れた時にまずやる事は、オベリスクに似た柱状の装置『ポータル』の捜索と、そこでの自分の到達階層の更新だ。
今僕がいる『Altフロア』は、曲がりくねってはいるようだけど、第三層『パス』は基本一本道。
その点は素直に嬉しい。
パスと名付けられた第三層のどこかである事は、間違いないらしい。
導かれるままに進んでいけば、いずれはポータルか……次の層への陣があるだろう。
いや、もしここにもポータルがあるならば、一度ここに来た冒険者がいれば、いつでも来られるって事になる。
……そう考えると『Altフロア』にはポータルはなく、先に進む陣だけがある可能性も高い、か。
当たり前ながら、僕にとって二層の敵は大した事はなかったし、この三層でも魔物の強さに悩まされはしないだろう。
それは巴達にしても同じ。
つまりこの場に留まって彼女達との連絡手段を確立するよりも、先の層で合流できる方に期待する方が建設的、って事だ。
「行くか」
僕はやや速い足取りで、赤く照らされた通路をひたすら進んでいく。
魔物は普通に通路に陣取っていたり、赤く照らされていない柱の外の暗闇から奇襲してきたりってパターンで、数分に一回程度のペースで交戦がある。
歩みを止めるほどではない。
全部魔術の一撃でおしまいなんだけど……ドレイクガーデンと比べても大分強い。
あそこは二層目では飛び抜けて凶悪なエリアだって注意書きがされていた上に、入っていくパーティも、そもそも陣にたかっている冒険者の数も少なかった。
進んでみると、竜が数種、陸と空に蠢いていた。
強さ的には、学園都市の生徒のジン達が、夏休みに袋叩きにした亜竜より少し強いくらいか。
二層目はガーデンって名が示す通り、疑似的に空が存在し青々とした草が茂る不思議エリアだったな。もう、迷宮イコール洞窟って固定観念は役に立たないとはっきり理解できた、貴重な場所だった。
「あそこのドレイクって竜は、地と風の二つの属性に絞られていたけど、ここは……」
既に二十ほど交戦した結果から判断して、このフロアの敵は属性が完全にバラバラ。
それどころか、遠くから魔術を詠唱するのや、近距離で牙や爪を突き立てようとしてくるの、武装して襲い掛かってくるアンデッドなどなど、実に飽きさせない構成になっている。
有無を言わさない無属性ブリッドによるごり押しが通用しているから、僕としてはそれほどきつくない。
ただ客観的に見ると、二層目と比べて相当難易度が上がっていると思う。
はっきり言って、これはもう立派な初見殺しだ。
Altか。
パソコンのキー繋がりって保証は何もないけど、英語っぽい響き。
その三文字から始まる言葉っていうと……。
……。
英和辞書ください。
授業の直前に単語テストの暗記をしていた僕には、ハイレベルすぎる。
いや、読みからなんとなく連想してみるのはありか。
ここは道なりに進むだけで頭を使う事は特にないんだし、暇潰――いや、思考放棄して前進するよりいいさ。
オルト、オルタ、アルト、アルタ……。
オルトはさっぱり浮かばないな。
頭を占めるのは、ゲームとかに出てくる各種オルトロスくらい。可愛いのもいる。
オルタは、なんとかオルタナティブってタイトルのゲームがあったな。
あれは……なんて意味だっけ。
別の? もう一個の、か?
そんな感じだったような気がする。
アルトは、音楽の授業で確か……声の音域の高さ的なのが、そんなのだったような。
ただ、あれは英語じゃなくて、何かヨーロッパの言語っぽかった記憶がある。
アルタは……見覚えあるな。
アルターだかアールタで確か……祭壇とか、その周りの物を表していたような。オカルト関係の単語と一緒に見た。
その中なら、まあ無難に考えてオルタナティブかな。
別のフロア、もう一つのフロアって意味なら妥当だし。
パソコンのキーにあっても納得できる。
……というか。
魔物との遭遇率が上がってきている?
僕が放つブリッドの数が初期に比べて相当増えている。
前からも横からも、それから僕が通ってきた後方からも。
まだポータルも陣も発見できてないのに、わさわさと魔物が迫ってきている。
モンスターハウスならぬモンスターロード状態だ。パスの道選びでは、敵の強さや頻度が重要らしいと、アルケーのホクトから教えてもらったけど、ここはどっちも相当だと思う。
オルタナティブというよりも、ナイトメアとかヘルって前置きの方が似合いそうなんですけど。
天井の方はともかく、床の赤い光が大分遮られつつあるほどのモンスターの密度だ。
このままだと、群がられて身動きがとりにくくなるのも時間の問題だな。
ペースを上げるか。
ジョギング程度から、明らかに走るくらいの速度に切り替える。後ろの魔物は振り切り、前のは魔術で蹴散らしていく。
僕は赤い光の上をひたすら走る。
横から来るのは、躱せるのは躱して、進行の邪魔になりそうなのや、ついでに刺せるのは仕留めて。
二度めの大きなカーブを見て、なんとなくこの層の形が分かってきた。
最初の直線が体感で大体三キロ程度続いた後、円形に九十度程カーブし、それから少しだけ直線に戻ってまたカーブ。
再び長い直線。
陸上競技場のトラックに近いんじゃないだろうか。
それに通路に少し下りの傾斜があるから、螺旋状になっているかもしれない。
そうなると、一周したら終わりとは限らない。長さは未知数だ。できれば勘弁してほしい。
ポータルも見当たらない上に、敵の出現頻度も衰えない。
どうかこの先にまたカーブなんてありませんように。
そう願って突っ走る。
巴達もこことは様子が違うにしても、こんな戦闘不可避な階層を進んでいるんだろうか。
もしそうなら、性質の悪い層だよ、ここは。
工夫より、謎解きより、マップ精度より、ただ戦闘能力重視。
こんな層が点々としているとするなら、ヤソカツイは結構しんどいダンジョンだな。
そんな事を思いながら走るうち、ポータルではないにしても、カーブよりはマシだと思えるモノを発見した。
「あれは、光のカーテン?」
淡く優しい緑の光が、オーロラみたいうねりながら前方でたなびいてる。
天井部から床まで続くそれは、確かにカーテンみたいに見えた。
終わりって事なら最高だけど、少なくとも一つの区切りではある、と思いたい。
「っし、ゴールっと」
特に抵抗なく、僕はカーテンを突っ切る。
気分はゴールテープを切る時みたいな。
まあ、実際には陸上競技でゴールテープを切った事なんてないけどさ。
前からは魔物の気配なし。
後ろは……。
振り返ると、カーテン直前まで迫っていた魔物達は、柱の外の闇へと退場して消えていっていた。
これはまた潔いというか、ビジネスライクというか。
ともかく、少なくとも休憩エリアらしい場所に到着できたみたいだ。
無意識に小さなため息が漏れる。
「願わくば、次の層への陣がありますようにっと」
僕は前方の探索に移る。
「ゴールカーテンを越えたんだから、当然すぐ先に陣があるわ。面白い事を言う人ね」
この層で初めて他人の声を聞いた。
柱の陰からふわりと飛び出てきたのは、宙に浮く小柄な……。
「……ひょっとしてマリコサンですか」
僕は思わず、事前に聞いていたその名前を口にしていた。
それを聞いて驚くマリコサン。
「え、私って有名人!?」
凄い。誇張でもなんでもない。なんだ、この存在は。
まず、妖精族だろうと言われているだけあって、体長は小さい。
情報通りだ。
んー、とはいってもそこまで小さくもない。
トータルで見ると、フクロウくらいのサイズだな。
たとえば肩とかに乗せていたりしたら、重さ次第では結構な負担になりそう。
立っていたら小人だけど、肩はなあ……って感じ。
「なんか、凄く失礼な視線を感じる気がするわね?」
顔は可愛い。綺麗っていうより可愛い。
オーバーオールの服装も、この場所に合うかはともかく、彼女にはよく似合っている。
武器らしいものは持っていないけど、メダル付きのハンチングキャップを被っていて、服と同様にトレードマークみたいで良いね。
何故か一文字、Mって彫られているのは〝マリコサン〟の頭文字だろうか。
……。
いや、もう誤魔化すのはよそう。
多分……じゃなくて、間違いなくこれ、物凄く『賢人』が――つまりは日本人が絡んでいる存在だ。
まんま世界的に有名な配管工兄弟の絵面が、目の前の彼女以上に僕の頭を占めている。
性別以外はもはやコスプレ。そう、あえて言ってしまおう、コスプレだと。
マリコサンってそういう……。
この世界だと澪以外はあんまり見なかったおかっぱっぽい髪型は、似てないけどな。
「まあいいわ、良いモノ見せてもらったんだし。しばらく前にようやく一人目のクリア者が出たけど、もうここどころか、冒険者をリタイアって感じだったのよね。目もまともじゃなかったのよ。私が顔を見せたってのに、すぐ帰っちゃった。失礼な奴」
僕は、二人目のクリア者らしい。で、一人目は大分消耗していたと。
そりゃそうだろうな、いきなりこんな層に放り込まれたらさ。荒野の奥地よりはマシだけど、入口付近よりはしんどい。
僕は別に追い込まれてはいないけど、気持ちは分かる。
って……一人だって?
単身で迷宮に潜る猛者もいるのか。
マリコサンの言葉には特に応えず、その言葉の内容を検証していると、彼女は僕の周りを観察でもするように、ふわふわ飛び回った。
なんぞ?
「この間のは迷宮にも慣れてたし、パスの攻略法も知ってたから、クリアの可能性もあるかなーとは思ってたのよね。実際、かなりみっともなくて、下衆なやり方だったけど、ここまでは来た。途中で随時仲間を見捨てて、囮にしてモンスターを振り切ったから、最後は一人しか残ってなかったってあたりは、外道な割には散々な結果かしら」
……生存が一名ってだけで、パーティで来ていたのか。
……。
もし、ここにパーティで侵入できるなら、どうして僕は一人でいたんですかねえ。
「その点、貴方は色々凄いわ。パスは時間経過とともに魔物の強さと量が正比例して上がっていく層。だから最優先でマップを手に入れて、とにかくスピード重視で次の層に行くのが、基本にして最適解」
「……」
随時その階層の説明を聞いていたから、パスについては戦闘頻度がかなり高い層だとしか認識していなかった。
だけど大雑把にでも、そんな事言われていたか?
なんか、違う説明だったような記憶があるぞ。
「――なのに、入口でのんびり層の調査を始めて、うろうろ時間をかけてから〝歩いて〟スタートするなんて、愉快な自殺志願者かと思ったのに。しかも一人、パーティも組まずにヤソカツイって。ピクニックですかっての」
なるほど、僕がやったのはほとんど悪手だったのか。
うん、時間経過が問題な層なら、即座に走ってスタートするのが正解だったというのは分かる。
だけど強さはともかく、戦闘頻度は結構えげつないレベルだろ。
あれを正比例と言われても、ちょっと納得できない。
そこまでゆっくりしていたわけでもないし。せいぜい……二十分くらいしか立ち止まっていないはずだ。
「しかもここはオルタフロアよ? 魔物は全部凶暴化させてあるし、強さは……それはまあ、十層までの出現範囲より上がらないようにロックをかけてあったとはいえ……上昇速度は二次関数に変えてたのに。あ、もちろん量の方もね」
……。
初見殺しどころか、迷い込んだのを皆殺しにする気満々じゃないか。
二次関数で増えたらどのくらいヤバいのかは、僕にだってばっちり分かるぞ。
明らかに駄目だろ。二十分留まるとか、とんでもない事をやってしまった。
そして、読みは〝オルタ〟でいいんだ。
オルタフロア、ね。把握。
「それ、基本死ぬよね?」
僕は抗議の意味も込めてマリコサンに聞く。
一人でここに飛ばされたら、それだけで詰むレベルではなかろうか。
今回のは相変わらず僕の運が悪かった……あ、違うな。
パーティ……それか。僕はここで誰ともパーティを組んでいない。
巴はどこでやってきたかは定かじゃないけど、澪と同じところまでレベルを上げて、二人でパーティを組めるようになっている。エルダードワーフのベレンと森鬼のシイも、パーティを組めるレベルだ。でもそれだと、ホクトも僕と同様に宙ぶらりんのレベル帯だよな。
確かにパーティは組んでいなかったといっても、やっぱり僕だけこんな目に遭う理由はない気がした。
「……当然でしょ。それなりの難度を用意してるもの」
そう答えるマリコサンは満面の笑みだ。
無邪気で、責められるどころか、むしろ、さあ褒めろと言わんばかりに胸を張っている。
「こんな低い階層から、いきすぎな難しさだと、数少ないクリア経験者から言わせてもらいたいよ」
「コンセプトは十層下の難しさでお出向かえ、だもの。大体、無傷でクリアしておいてそんな事言われても、参考にならないわ」
十層下って……。
思わず言葉を失う僕をよそに、マリコサンが続ける。
「そもそも! 卓越した成績で前の層をクリアしてないと、オルタフロアには来られないの。貴方の場合……ドレイクガーデンで……地竜と飛竜を……どっちも百以上? え? この撃破数、マジで? 竜に特別な恨みでもあるわけ? ドラゴン絶対殺すマンなの?」
……それが原因か。
確かに二層目は大体僕がやっていた。視界に映ったのは軒並み撃ち抜いてた。
一人で狩りすぎた挙句、ここに招待されるだけの条件を満たしたって事か。
はぁ……。
「とんでもない人ね。でも私、個人的にはそういう人好きよ。今のここの主も貴方みたいな意味でとんでもないのなら、私ももう少し頑張れるんだけど……世の中完璧にはいかないものよね」
愛らしい仕草で首を傾げるマリコサン。
これまではなんとかスルーしていたけど、その顔には見事なチョビ髭が君臨している。
付けてますが、何か?
と言わんばかりの付け髭感だ。
……本当に取れそうだな。実際試みたら、関係が最悪になるのは明白だ。
なんとか慎もう、うん。
羽がないのに浮いているのはそこまで気にならないんだけど、可愛らしい女性の顔に髭とはまた、物凄い属性だと思う。実際、見たインパクト半端ないです。
それにしても、主……気になる言葉だ。
該当しそうな存在は知っている。相当変わった竜だとは聞いているけど。
「主か。ドマの事?」
僕が尋ねると、マリコサンは首を横に振った。
「ドマ? って、この間やられた竜じゃないの。あれはこの迷宮に力を注ぐモノではあるけど、迷宮の主ではないわ。そうね……せっかくの面白い冒険者だし、教えてあげる。彼は深ーい所の傭兵団と一緒にいる事が今は多いのだけど、この迷宮に長く存在してなかった管理者で、最近目覚めたの」
「管理者? 目覚めた?」
「そう、その人がここの主。だから迷宮も活性化して、オルタフロアも復活した。私達マリコサンも、今は結構大勢いるわよ。オルタフロアか、相応に深い層じゃなければ会う事もないけれどね」
どうして、どうして……僕らがここに来た後にお目覚めいただけないのか、管理人。
あれ、管理者だっけ。そこはもうどっちでもいいや。
急いだり、あんまり力任せにしたり、ちょっとサーチアンドデストロイしたりすると、こんな面倒なフロアに飛ばされるとか、本当に困る。
特に今日なんてもう、ちょっと覗いて帰るくらいのつもりだったのにさ!
されどせっかく出会えた情報源。帰るのは我慢して、色々聞かねば。
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