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一部 同じ日のループ

6-⑥ラブホテルに連れ込んで(三浦視点)※

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 涼太に告白したら、オーケーしてもらえて。家に誘ったのだけど、下心を見抜かれたのか、デートがしたいと言われた。
 それはそれで可愛かったし、じゃあ今日は健全なデートだけでもいいかなと思った。
 ゲームセンターでは涼太が好きなキャラのフィギュアを取ってやった。嬉しそうにするのでもっと取ってやりたくなったが、やはり一つだけの方が思い出になるだろう。

 プリクラを撮って、観覧車に乗って。
 本当はてっぺんでキスをしたかったのだが、やはり無理だった。恐ろしくて少しも動けなかった。

 高所恐怖症と気づかれて、笑われてしまったけど。そんな涼太の表情が可愛くて。やっぱり好きだなあと思った。




 そうやって、今日は健全にただデートをすればいいと思っていたのだが。
 気づいてしまった。いや、気づかないはずがなかった。
 プリクラで、エレベーターで、観覧車で。
 涼太が熱のこもった目で海斗をじっと見ていることに。


 そんな目で見られたら海斗も我慢できるはずもなく。カラオケに行こうかと言って涼太をラブホテルに連れ込むことにしたのだった。






「やっ、だめっ」

 案の定本当にカラオケだと思っていたらしい迂闊で可愛い涼太をベッドに引きずり込んで押し倒す。ずっと触れたくてたまらなかった唇は柔らかくて甘くてずっと食べていたいくらいに最高だった。
 あんなにえっちな目で海斗のことを見ていたくせに口では抵抗してみせるのだから可愛すぎて煽られてしまう。

 服を脱がし、ローションで指を濡らして、固く閉ざされた涼太のアナルを撫でる。ほんの少しだけ挿入するつもりが、思ったより抵抗なく中に入ってしまう。

「ひんっ♡」

 海斗の指を咥え込んでビクビクと体を震わせる。
 指を出し入れしてみせると可愛い声をあげながら、ペニスからは先走りがこぼれ落ちる。

 ……いやらしくて可愛いけれど、これは初めての反応だろうか?


「涼太、ここに入れたことあるの?」
「ないっ……」
「でもすぐにトロトロになっちゃったけど」
「やっ♡だめっ♡」

 指一本だけとはいえ簡単に根本まで飲み込んでしまう。たしか調べたときは、アナルは最初によく慣らさないと切れるかもしれないし、痛いだけだと書いてあったはずなのだが。
 痛くないどころか気持ちよさそうにしているのだが、そんなことあるだろうか。


「もしかして、俺としたくてずっと一人でお尻いじってたの?」

 そう考えるとずっとこちらを熱のこもった目で見ていたことにも説明がつく。

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