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実咲の友達
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「そう言えば、実咲に友達って居たのか?」
すると母が目を丸くして言う。
「え?友達?」
「そう。宗教にいきなり1人で向かうのは考え辛い。誰か新来光明についての勧誘をしたんじゃないか?」
それを聞いた洋介君は顔を渋くさせる。
「そう言えば、最近、高校の時の友達に手紙を書いていました。
内容は詳しくは知りませんが、"謝らなきゃいけない事がある"と言ってました」
「謝らなきゃいけない事?」
「何かは分からないんですが、実咲はそう言ってました」
「その友達って誰か分かる?」
「ええ。角山さんという方です。
手紙を書いたけど返事は無かったみたいです」
「角山……」
俺はスマホで角山という人物のアドレスが無いか調べてみた。
「か……か……無いか」
か行には角山という人物は居なかった。
すると母が
「角山じゃなくて角山じゃないの?」
俺は再度スマホのアドレスを調べてみた。
「つ……つ……つのやま……あっ!あった!」
そこには「角山貴理子」という人物のメールアドレスと電話番号が載っていた。
すると母が目を丸くして言う。
「え?友達?」
「そう。宗教にいきなり1人で向かうのは考え辛い。誰か新来光明についての勧誘をしたんじゃないか?」
それを聞いた洋介君は顔を渋くさせる。
「そう言えば、最近、高校の時の友達に手紙を書いていました。
内容は詳しくは知りませんが、"謝らなきゃいけない事がある"と言ってました」
「謝らなきゃいけない事?」
「何かは分からないんですが、実咲はそう言ってました」
「その友達って誰か分かる?」
「ええ。角山さんという方です。
手紙を書いたけど返事は無かったみたいです」
「角山……」
俺はスマホで角山という人物のアドレスが無いか調べてみた。
「か……か……無いか」
か行には角山という人物は居なかった。
すると母が
「角山じゃなくて角山じゃないの?」
俺は再度スマホのアドレスを調べてみた。
「つ……つ……つのやま……あっ!あった!」
そこには「角山貴理子」という人物のメールアドレスと電話番号が載っていた。
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