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第3章:離婚の提案と溺愛の証明
3-5. 劇的な再会――「彼女を離せ」
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4. 劇的な再会――「彼女を離せ」
「――失礼します」
聞き慣れた、落ち着いた声。目を向けると、そこには黒髪を整えた長身の男性――エドワード・クラレンス侯爵が立っていた。表情は冷静だが、その瞳には鋭い光が宿っている。私が呼吸を止めていると、彼は静かに部屋の中を見渡し、私とアルバートの状況を一瞥するや否や、厳しい口調で言い放った。
「アルバート・ランドルフ……彼女を離せ」
アルバートが一瞬動揺して手を離したため、私はぐらりと後ろへよろめく。エドワードは素早くこちらに歩み寄り、私を支えるようにして腕を貸してくれた。その腕の中に飛び込む形となった私は、心臓が爆発しそうなほどドキドキしている。
「エドワード様……どうしてここに……」
私が尋ねると、彼はさっと視線をそらし、少しだけ苦笑したようにも見える。
「……詳しい話は後でする。とにかく君がここに連れ込まれたと聞いて、駆けつけた。まさか無理やり“別の縁談”を押し付けられる状況とは思わなかったが……状況は大体、推測がつくよ」
そう言うと、今度はヘンリー公とアルバートへ向き直る。彼の表情は穏やかさを欠片も残していない。まるで、冷徹な闘志を燃やしているかのようだ。それは私が見たことのない“本気”の表情だった。
「随分と傲慢な真似をするのだな、ランドルフ公。まだ正式な結婚契約が生きている女性を、こうも強引に取り込み、自分のものにしようとは」
その言葉に、ヘンリー公は鼻で笑いながら椅子から立ち上がる。アルバートも、その横で目を見開き、嫌悪感むき出しにエドワードを睨みつけていた。
「ほう、まさかあなたがわざわざ出向いてくるとは思わなかった。――だが、ローウェル家の当主は“娘を差し出す”と明言しているぞ。公的な手続きも進めている。あなたに口を挟む権利はあるのか?」
「口を挟む権利があるかどうかは、あなたではなく法律が決めることだ。まだ正式な挙式が行われていなくても、アマンダ嬢と私は“仮契約”を結んでいる。そして、ここに書類もある。――一方的に破棄できるものではないはずだが?」
そう言い放ったエドワードは、懐から書簡の束らしきものを取り出して見せる。どこから手に入れたのか分からないが、恐らくローウェル家との契約書の控えだろう。それをちらつかせながら、彼は冷ややかに微笑む。
「ローウェル公爵が裏でどんな交渉をしていたかは知らないが、私の方にもそれ相応の手段がある。――もちろん、あなた方とも“正攻法”でやり合うつもりだよ」
エドワードの言葉は冷静そのものだったが、その瞳には炎のような怒りが潜んでいる。私を“奪われる”ことに対する彼の怒りなのか、それともランドルフ家の横暴に対する正義感なのか――いずれにせよ、こんな彼の表情を見るのは初めてだった。
一方で、ヘンリー公もアルバートも露骨に不快そうな顔をし、アルバートは声を荒らげる。
「いい度胸だな、クラレンス侯爵。貴様には無理だ。王都の政界でも、ランドルフ家と肩を並べられる貴族など限られている。あなた一人が何をやろうと、我々の計画が覆ることはない」
「ふん、その点はご安心なく。――もっとも、私がこうして単身で乗り込んできたのは、あなた方と揉め事を起こすためではない。アマンダ嬢に話がある。ランドルフ家の思惑に巻き込まれる筋合いはないのだから、彼女を返してもらう」
まるで無言の圧力をかけるかのように、エドワードは一歩前へ進む。アルバートは思わず身構えたが、ヘンリー公が右手をかざしてそれを制止した。どうやら彼は、ここで乱闘のような愚行をするつもりはないらしい。
「いいだろう、アマンダ嬢に選ばせればいい。――ただし、あなたがここで彼女を連れ去るのであれば、ローウェル家が我々と結んだ契約は破棄だ。莫大な借金の返済に行き詰まったローウェル家は、いずれ破産するだろう。それで構わないのか?」
威圧的な問いかけに、私は胸が苦しくなる。そうだ、ここでエドワードに救いを求めれば、私のせいでローウェル家は破産に追い込まれるかもしれない。父は絶望の淵に立たされるだろう。
エドワードが私の肩を抱くようにして耳元でそっと囁く。
「大丈夫。あなたが気に病む必要はない。――私を信じて?」
その低く落ち着いた声が、どこか懐かしい温もりを伴って私の胸に届く。父がこの場にいないこともあって、私の思考は大きく揺れ動いたが、最終的にはエドワードの言葉を信じる決断を選んだ。たとえ家がどうなろうとも、父がどう罵ろうとも――私の幸せまで踏みにじられるのはもう嫌だ。
「……はい。エドワード様と一緒に帰ります」
その宣言に、アルバートは「くっ……!」と舌打ちし、ヘンリー公は苦々しい表情を浮かべる。
「お嬢様、よろしいのですか? これでローウェル家は――」
「それは私が考えることではありません。……貴方たちが望むような形で嫁ぐつもりはありません」
最大限の礼儀を崩さないように、私もきっぱりと返す。こうしてランドルフ家に屈しないという意志を表明した。
すると、エドワードは私の肩を支えたまま、ヘンリー公とアルバートに向けて冷ややかな笑みを浮かべた。
「彼女は私と共に帰る。それ以上の詮索は無用だ。――もっとも、あなた方がどうしても鉱山の利権を手に入れたいのなら、正当な手段で入札でもすればいい。しかし、強引に奪い取るような真似は許さない。それを国王もよしとはしないだろう」
「貴様……」
憤るアルバートをよそに、エドワードは軽く頭を下げて踵を返した。私も震えながらついていく。扉の外では緊張した面持ちの衛兵たちがいたが、エドワードの威厳ある態度の前で誰一人手出しができないようだった。
――こうして私は、ランドルフ公爵家の屋敷を脱出するような形で後にした。事態は混乱しており、正直、先のことなど全く見通せない。それでも、エドワードの背中が頼もしく感じられ、私は心の底から安堵する。もう、この人の元から離れたくない――そんな思いすら芽生えていた。
「――失礼します」
聞き慣れた、落ち着いた声。目を向けると、そこには黒髪を整えた長身の男性――エドワード・クラレンス侯爵が立っていた。表情は冷静だが、その瞳には鋭い光が宿っている。私が呼吸を止めていると、彼は静かに部屋の中を見渡し、私とアルバートの状況を一瞥するや否や、厳しい口調で言い放った。
「アルバート・ランドルフ……彼女を離せ」
アルバートが一瞬動揺して手を離したため、私はぐらりと後ろへよろめく。エドワードは素早くこちらに歩み寄り、私を支えるようにして腕を貸してくれた。その腕の中に飛び込む形となった私は、心臓が爆発しそうなほどドキドキしている。
「エドワード様……どうしてここに……」
私が尋ねると、彼はさっと視線をそらし、少しだけ苦笑したようにも見える。
「……詳しい話は後でする。とにかく君がここに連れ込まれたと聞いて、駆けつけた。まさか無理やり“別の縁談”を押し付けられる状況とは思わなかったが……状況は大体、推測がつくよ」
そう言うと、今度はヘンリー公とアルバートへ向き直る。彼の表情は穏やかさを欠片も残していない。まるで、冷徹な闘志を燃やしているかのようだ。それは私が見たことのない“本気”の表情だった。
「随分と傲慢な真似をするのだな、ランドルフ公。まだ正式な結婚契約が生きている女性を、こうも強引に取り込み、自分のものにしようとは」
その言葉に、ヘンリー公は鼻で笑いながら椅子から立ち上がる。アルバートも、その横で目を見開き、嫌悪感むき出しにエドワードを睨みつけていた。
「ほう、まさかあなたがわざわざ出向いてくるとは思わなかった。――だが、ローウェル家の当主は“娘を差し出す”と明言しているぞ。公的な手続きも進めている。あなたに口を挟む権利はあるのか?」
「口を挟む権利があるかどうかは、あなたではなく法律が決めることだ。まだ正式な挙式が行われていなくても、アマンダ嬢と私は“仮契約”を結んでいる。そして、ここに書類もある。――一方的に破棄できるものではないはずだが?」
そう言い放ったエドワードは、懐から書簡の束らしきものを取り出して見せる。どこから手に入れたのか分からないが、恐らくローウェル家との契約書の控えだろう。それをちらつかせながら、彼は冷ややかに微笑む。
「ローウェル公爵が裏でどんな交渉をしていたかは知らないが、私の方にもそれ相応の手段がある。――もちろん、あなた方とも“正攻法”でやり合うつもりだよ」
エドワードの言葉は冷静そのものだったが、その瞳には炎のような怒りが潜んでいる。私を“奪われる”ことに対する彼の怒りなのか、それともランドルフ家の横暴に対する正義感なのか――いずれにせよ、こんな彼の表情を見るのは初めてだった。
一方で、ヘンリー公もアルバートも露骨に不快そうな顔をし、アルバートは声を荒らげる。
「いい度胸だな、クラレンス侯爵。貴様には無理だ。王都の政界でも、ランドルフ家と肩を並べられる貴族など限られている。あなた一人が何をやろうと、我々の計画が覆ることはない」
「ふん、その点はご安心なく。――もっとも、私がこうして単身で乗り込んできたのは、あなた方と揉め事を起こすためではない。アマンダ嬢に話がある。ランドルフ家の思惑に巻き込まれる筋合いはないのだから、彼女を返してもらう」
まるで無言の圧力をかけるかのように、エドワードは一歩前へ進む。アルバートは思わず身構えたが、ヘンリー公が右手をかざしてそれを制止した。どうやら彼は、ここで乱闘のような愚行をするつもりはないらしい。
「いいだろう、アマンダ嬢に選ばせればいい。――ただし、あなたがここで彼女を連れ去るのであれば、ローウェル家が我々と結んだ契約は破棄だ。莫大な借金の返済に行き詰まったローウェル家は、いずれ破産するだろう。それで構わないのか?」
威圧的な問いかけに、私は胸が苦しくなる。そうだ、ここでエドワードに救いを求めれば、私のせいでローウェル家は破産に追い込まれるかもしれない。父は絶望の淵に立たされるだろう。
エドワードが私の肩を抱くようにして耳元でそっと囁く。
「大丈夫。あなたが気に病む必要はない。――私を信じて?」
その低く落ち着いた声が、どこか懐かしい温もりを伴って私の胸に届く。父がこの場にいないこともあって、私の思考は大きく揺れ動いたが、最終的にはエドワードの言葉を信じる決断を選んだ。たとえ家がどうなろうとも、父がどう罵ろうとも――私の幸せまで踏みにじられるのはもう嫌だ。
「……はい。エドワード様と一緒に帰ります」
その宣言に、アルバートは「くっ……!」と舌打ちし、ヘンリー公は苦々しい表情を浮かべる。
「お嬢様、よろしいのですか? これでローウェル家は――」
「それは私が考えることではありません。……貴方たちが望むような形で嫁ぐつもりはありません」
最大限の礼儀を崩さないように、私もきっぱりと返す。こうしてランドルフ家に屈しないという意志を表明した。
すると、エドワードは私の肩を支えたまま、ヘンリー公とアルバートに向けて冷ややかな笑みを浮かべた。
「彼女は私と共に帰る。それ以上の詮索は無用だ。――もっとも、あなた方がどうしても鉱山の利権を手に入れたいのなら、正当な手段で入札でもすればいい。しかし、強引に奪い取るような真似は許さない。それを国王もよしとはしないだろう」
「貴様……」
憤るアルバートをよそに、エドワードは軽く頭を下げて踵を返した。私も震えながらついていく。扉の外では緊張した面持ちの衛兵たちがいたが、エドワードの威厳ある態度の前で誰一人手出しができないようだった。
――こうして私は、ランドルフ公爵家の屋敷を脱出するような形で後にした。事態は混乱しており、正直、先のことなど全く見通せない。それでも、エドワードの背中が頼もしく感じられ、私は心の底から安堵する。もう、この人の元から離れたくない――そんな思いすら芽生えていた。
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