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第4章:復讐の果てに待つ、煌めきの新世界
28話
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深夜のランフレアの町。
闇を切り裂くように、アストリッドとクラリッサは裏通りを駆け抜けていた。追っ手の男たちは宿を襲撃し、今まさに町のあちこちで検問を敷き始めているだろう。二人は息を詰めながら、ひたすら目的地へと向かう。
――目指す先は、ファーレン商会の倉庫。
本来ならば明後日の朝に出発予定だったが、ここに留まれば捕まるのは時間の問題。多少強引にでも、今夜中に倉庫へ潜り込み、商会の護衛と合流するしかない。
「お嬢様……いや、アストリン様、こちらです!」
暗がりの路地を抜け、クラリッサが先を進む。二人は地図で把握していた道順を頼りに、倉庫街の方角へと急ぐ。
すると、夜の静寂を破るように、横合いの路地から複数の足音が鳴った。
「いたぞ! あれが金髪の女だ!」
ランタンを手にした数名の男たち――追跡屋だ。明らかにこちらを狙って動いている。
「まずい……ここで捕まるわけにはいかない!」
アストリッドは小さく息を呑み、背負っていた荷物をクラリッサに預ける。
「あなたは少し下がって。私がやるわ」
「で、でも……!」
「大丈夫。これ以上逃げ場を塞がれるより、先手を打つ方がいいわ」
追跡屋たちは、すでに武器を構えて包囲しようとしている。彼らの狙いは明確だ――“偽りの聖女”として追放された女を捕らえ、懸賞金か何かを得ようという思惑だ。
アストリッドは覚悟を決め、両手を前に突き出す。夜風に長い髪が揺れ、布で隠していた金髪がちらりと覗いた。その色を見て、男たちの目がぎらりと光る。
「へへ……本当に金髪だな。高く売れそうだ」
だが、その言葉を最後に、彼らの表情が一瞬にして変わる。アストリッドの掌に、青白い光がゆらめいたからだ。
――かつての癒やしの光とはまるで異なる、稲妻じみた火花が踊り、淡く闇を照らす。
「っ……!?」
追跡屋たちの足が止まる。それは、魔法と呼ぶには不安定な光。けれど一度体験すれば、相手を怯ませるには十分な衝撃があるはずだ。
「どいて。ここを通るわよ」
凛とした声で言い放つアストリッド。
だが、男たちも簡単に引き下がるつもりはないらしい。リーダー格の男が剣を構え、睨みつける。
「なめるんじゃねえ……! お前一人くらい、寄ってたかって抑え込めば――」
言葉の終わりを待たずに、アストリッドは手のひらの光を放出するように前へ踏み出した。
――バチンッ!
乾いた音とともに、男の剣が一瞬弾かれる。想定外の衝撃に腕を痺れさせられた男は後退し、仲間たちが慌てて間合いを取り直す。
「な、なんだその力……!」
「聞いてないぞ、こんなの……!」
アストリッド自身も、この光を自在に操れているわけではない。けれど、恐怖を振り切り、気合で制御しているようなものだ。
――今はただ、突破する。それのみ。
「クラリッサ、行くわよ!」
「は、はい!」
二人は男たちの隙をすり抜けるようにして、路地を突っ切る。背後で「追え!」と怒声が飛ぶが、今のうちなら振り切れる。
暗い倉庫街を疾走し、ようやく“ファーレン商会”の看板が見えた。先日訪れた広い敷地は、夜中だというのに人影がちらほら動いている。荷馬車を整備する音が聞こえ、松明(たいまつ)の火が明滅している。
そこに辿り着いた瞬間、アストリッドは大きく息をつく。
「お願い、門を開けて……ファーレン商会のグレンさん、いますか?」
門番はこんな夜更けに何事かと慌てているが、アストリッドが先払いした契約書を見せると、目を丸くする。
「ど、どうしたんです? もう夜中ですよ。出発はまだ先のはずですが……」
「事情が変わったの。追っ手が迫ってる。今すぐにでも敷地に入れてもらわないと!」
門番が一瞬躊躇するが、アストリッドの必死の形相と契約書の存在に押され、「待っててください!」と言って奥へ駆け込む。やがて、先日も顔を合わせた副長のグレンが息を切らして現れた。
「アストリン嬢……? いったい何ごとだ。こんな夜更けに――」
「すみません、緊急事態なんです。追跡屋に狙われていて、宿からも逃げざるを得なかった。明後日まで待っていられません。可能なら、今夜……いえ、少しでも早くここから出たい!」
涙目になりながら懇願するクラリッサの姿を見て、グレンは深いため息をつく。
「まったく……商人もこんな時期に騒ぎを起こしたくはないのだが。しかし、契約者を見捨てるわけにもいかん。……分かった、とりあえず中へ入れ」
門が開かれ、アストリッドとクラリッサは倉庫の敷地へ滑り込む。後方の路地からは男たちの足音が接近しているようだったが、門番が素早く門を閉ざし、重厚な鍵をかける。
「追跡屋どもめ……ここはうちの管理地だ。勝手に乗り込んで来たら、こっちも黙ってないぞ」
グレンの部下らしき者たちが、ぞろぞろと武器を手に待ち構える。ファーレン商会ほどの大所なら、護衛も相当に人数がいるらしい。
門外では、追跡屋が罵声を上げているようだったが、結局、商会の敷地へ無理に入る度胸はないのか、足音が遠ざかっていくのが感じられた。
――ひとまず危機は回避だ。
「助かりました……本当にすみません、私たちのせいで」
アストリッドが頭を下げると、グレンは困ったように頭をかいてみせる。
「まさか、ここまで危険な連中に狙われていたとはね。……しかし、改めて理由を聞かせてもらわねばならん。商会としては、追っ手の多い旅人を隊列に入れるのはリスクが大きい。どんな素性なのか、ある程度は把握しないと判断できん」
それはもっともな話だ。商隊に一人の問題児を入れることで、大きな利益が吹き飛ぶ恐れもある。副長という立場なら、利益と安全のバランスを最優先するのは当然だ。
アストリッドは唇を噛む。――本当のことを話せば、「王国から追放された偽りの聖女」という危険な身分であることが知れてしまう。しかし、ここまで来て嘘を重ねるにも限界がある。
彼女は深い溜息をつき、覚悟を決めたように口を開いた。
「言いにくい事情があって、正体を隠していました。……私の本名は、アストリッド・フォン・ラルディア。王国で“偽りの聖女”と断じられ、追放された者です。だから今、追っ手が私を狙っていて……」
ここまで聞いたとき、グレンをはじめ、その場にいた商会の面々は息を呑む。
「偽りの聖女……王都で聞いたことはあるが、まさか本人がここに……」
「そうだったのか。なるほど、だから連中が血眼になって探しているわけだ」
騒然とする空気の中、クラリッサが必死に弁明する。
「で、でも! お嬢様の力は本物です。私はずっとお仕えしてきましたから、嘘じゃありません……。神殿が何か陰謀を企んで、王家や神殿ぐるみでお嬢様を追放したんです! それが真実なんです!」
「……クラリッサ、落ち着いて」
アストリッドがそっとクラリッサの肩に手を置く。
グレンは黙したまま、周囲の護衛たちを見回す。しばしの沈黙の後、苦渋の表情で言った。
「……たとえ彼女が本物だろうが偽物だろうが、王国で公式に“追放された人物”であることに変わりはない。そんな人間を匿ったとあっては、商会としても危険が大きい。帝国の検問でも問題を起こすかもしれない」
アストリッドの胸に不安が走る。ここで見捨てられれば、もう頼るあてもない。
「でも、契約はすでに結んだはずです。支払いも一部済ませましたし……」
「分かっている。だからこそ、我々もむやみに契約を破棄はできない。ただ、場合によっては追加料金や、隊列の編成を変更する必要が出てくる。護衛を増やすことになるかもしれないしな」
グレンの言葉は冷静だが、そこには商人らしい計算が透けて見える。“大きなリスクを負うなら、その分の対価をもらわねば割に合わない”――それがビジネスの理屈だろう。
アストリッドは重苦しい気持ちを抱えながらも、ひとまず安堵した。契約を即破棄されず、まだ可能性が残っているだけでも救われる。
そして、グレンは鋭い視線でアストリッドを見据える。
「正直に言おう。今のままでは、君を隊列に入れるのは大きすぎるリスクだ。……だが、私が一存で解決できる話でもない。明日の朝、商会の当主――ファーレン様がここに顔を出す予定だ。君たちは彼と直接話すといい」
「ファーレン様……商会の主ですか」
「そうだ。彼は帝国との取引で莫大な利益を上げてきた辣腕だ。判断力もある。……もし君たちを受け入れると決めたら、そのときは商会として君を守る。逆に、もし拒否されたら、悪いがここを去ってもらうしかない」
選択肢は残酷なほど明白。アストリッドは唇を噛んで俯く。――ここを去ったら、今度こそ追っ手に捕まるだろう。
何が何でも、明日の交渉を成功させなければならない。
闇を切り裂くように、アストリッドとクラリッサは裏通りを駆け抜けていた。追っ手の男たちは宿を襲撃し、今まさに町のあちこちで検問を敷き始めているだろう。二人は息を詰めながら、ひたすら目的地へと向かう。
――目指す先は、ファーレン商会の倉庫。
本来ならば明後日の朝に出発予定だったが、ここに留まれば捕まるのは時間の問題。多少強引にでも、今夜中に倉庫へ潜り込み、商会の護衛と合流するしかない。
「お嬢様……いや、アストリン様、こちらです!」
暗がりの路地を抜け、クラリッサが先を進む。二人は地図で把握していた道順を頼りに、倉庫街の方角へと急ぐ。
すると、夜の静寂を破るように、横合いの路地から複数の足音が鳴った。
「いたぞ! あれが金髪の女だ!」
ランタンを手にした数名の男たち――追跡屋だ。明らかにこちらを狙って動いている。
「まずい……ここで捕まるわけにはいかない!」
アストリッドは小さく息を呑み、背負っていた荷物をクラリッサに預ける。
「あなたは少し下がって。私がやるわ」
「で、でも……!」
「大丈夫。これ以上逃げ場を塞がれるより、先手を打つ方がいいわ」
追跡屋たちは、すでに武器を構えて包囲しようとしている。彼らの狙いは明確だ――“偽りの聖女”として追放された女を捕らえ、懸賞金か何かを得ようという思惑だ。
アストリッドは覚悟を決め、両手を前に突き出す。夜風に長い髪が揺れ、布で隠していた金髪がちらりと覗いた。その色を見て、男たちの目がぎらりと光る。
「へへ……本当に金髪だな。高く売れそうだ」
だが、その言葉を最後に、彼らの表情が一瞬にして変わる。アストリッドの掌に、青白い光がゆらめいたからだ。
――かつての癒やしの光とはまるで異なる、稲妻じみた火花が踊り、淡く闇を照らす。
「っ……!?」
追跡屋たちの足が止まる。それは、魔法と呼ぶには不安定な光。けれど一度体験すれば、相手を怯ませるには十分な衝撃があるはずだ。
「どいて。ここを通るわよ」
凛とした声で言い放つアストリッド。
だが、男たちも簡単に引き下がるつもりはないらしい。リーダー格の男が剣を構え、睨みつける。
「なめるんじゃねえ……! お前一人くらい、寄ってたかって抑え込めば――」
言葉の終わりを待たずに、アストリッドは手のひらの光を放出するように前へ踏み出した。
――バチンッ!
乾いた音とともに、男の剣が一瞬弾かれる。想定外の衝撃に腕を痺れさせられた男は後退し、仲間たちが慌てて間合いを取り直す。
「な、なんだその力……!」
「聞いてないぞ、こんなの……!」
アストリッド自身も、この光を自在に操れているわけではない。けれど、恐怖を振り切り、気合で制御しているようなものだ。
――今はただ、突破する。それのみ。
「クラリッサ、行くわよ!」
「は、はい!」
二人は男たちの隙をすり抜けるようにして、路地を突っ切る。背後で「追え!」と怒声が飛ぶが、今のうちなら振り切れる。
暗い倉庫街を疾走し、ようやく“ファーレン商会”の看板が見えた。先日訪れた広い敷地は、夜中だというのに人影がちらほら動いている。荷馬車を整備する音が聞こえ、松明(たいまつ)の火が明滅している。
そこに辿り着いた瞬間、アストリッドは大きく息をつく。
「お願い、門を開けて……ファーレン商会のグレンさん、いますか?」
門番はこんな夜更けに何事かと慌てているが、アストリッドが先払いした契約書を見せると、目を丸くする。
「ど、どうしたんです? もう夜中ですよ。出発はまだ先のはずですが……」
「事情が変わったの。追っ手が迫ってる。今すぐにでも敷地に入れてもらわないと!」
門番が一瞬躊躇するが、アストリッドの必死の形相と契約書の存在に押され、「待っててください!」と言って奥へ駆け込む。やがて、先日も顔を合わせた副長のグレンが息を切らして現れた。
「アストリン嬢……? いったい何ごとだ。こんな夜更けに――」
「すみません、緊急事態なんです。追跡屋に狙われていて、宿からも逃げざるを得なかった。明後日まで待っていられません。可能なら、今夜……いえ、少しでも早くここから出たい!」
涙目になりながら懇願するクラリッサの姿を見て、グレンは深いため息をつく。
「まったく……商人もこんな時期に騒ぎを起こしたくはないのだが。しかし、契約者を見捨てるわけにもいかん。……分かった、とりあえず中へ入れ」
門が開かれ、アストリッドとクラリッサは倉庫の敷地へ滑り込む。後方の路地からは男たちの足音が接近しているようだったが、門番が素早く門を閉ざし、重厚な鍵をかける。
「追跡屋どもめ……ここはうちの管理地だ。勝手に乗り込んで来たら、こっちも黙ってないぞ」
グレンの部下らしき者たちが、ぞろぞろと武器を手に待ち構える。ファーレン商会ほどの大所なら、護衛も相当に人数がいるらしい。
門外では、追跡屋が罵声を上げているようだったが、結局、商会の敷地へ無理に入る度胸はないのか、足音が遠ざかっていくのが感じられた。
――ひとまず危機は回避だ。
「助かりました……本当にすみません、私たちのせいで」
アストリッドが頭を下げると、グレンは困ったように頭をかいてみせる。
「まさか、ここまで危険な連中に狙われていたとはね。……しかし、改めて理由を聞かせてもらわねばならん。商会としては、追っ手の多い旅人を隊列に入れるのはリスクが大きい。どんな素性なのか、ある程度は把握しないと判断できん」
それはもっともな話だ。商隊に一人の問題児を入れることで、大きな利益が吹き飛ぶ恐れもある。副長という立場なら、利益と安全のバランスを最優先するのは当然だ。
アストリッドは唇を噛む。――本当のことを話せば、「王国から追放された偽りの聖女」という危険な身分であることが知れてしまう。しかし、ここまで来て嘘を重ねるにも限界がある。
彼女は深い溜息をつき、覚悟を決めたように口を開いた。
「言いにくい事情があって、正体を隠していました。……私の本名は、アストリッド・フォン・ラルディア。王国で“偽りの聖女”と断じられ、追放された者です。だから今、追っ手が私を狙っていて……」
ここまで聞いたとき、グレンをはじめ、その場にいた商会の面々は息を呑む。
「偽りの聖女……王都で聞いたことはあるが、まさか本人がここに……」
「そうだったのか。なるほど、だから連中が血眼になって探しているわけだ」
騒然とする空気の中、クラリッサが必死に弁明する。
「で、でも! お嬢様の力は本物です。私はずっとお仕えしてきましたから、嘘じゃありません……。神殿が何か陰謀を企んで、王家や神殿ぐるみでお嬢様を追放したんです! それが真実なんです!」
「……クラリッサ、落ち着いて」
アストリッドがそっとクラリッサの肩に手を置く。
グレンは黙したまま、周囲の護衛たちを見回す。しばしの沈黙の後、苦渋の表情で言った。
「……たとえ彼女が本物だろうが偽物だろうが、王国で公式に“追放された人物”であることに変わりはない。そんな人間を匿ったとあっては、商会としても危険が大きい。帝国の検問でも問題を起こすかもしれない」
アストリッドの胸に不安が走る。ここで見捨てられれば、もう頼るあてもない。
「でも、契約はすでに結んだはずです。支払いも一部済ませましたし……」
「分かっている。だからこそ、我々もむやみに契約を破棄はできない。ただ、場合によっては追加料金や、隊列の編成を変更する必要が出てくる。護衛を増やすことになるかもしれないしな」
グレンの言葉は冷静だが、そこには商人らしい計算が透けて見える。“大きなリスクを負うなら、その分の対価をもらわねば割に合わない”――それがビジネスの理屈だろう。
アストリッドは重苦しい気持ちを抱えながらも、ひとまず安堵した。契約を即破棄されず、まだ可能性が残っているだけでも救われる。
そして、グレンは鋭い視線でアストリッドを見据える。
「正直に言おう。今のままでは、君を隊列に入れるのは大きすぎるリスクだ。……だが、私が一存で解決できる話でもない。明日の朝、商会の当主――ファーレン様がここに顔を出す予定だ。君たちは彼と直接話すといい」
「ファーレン様……商会の主ですか」
「そうだ。彼は帝国との取引で莫大な利益を上げてきた辣腕だ。判断力もある。……もし君たちを受け入れると決めたら、そのときは商会として君を守る。逆に、もし拒否されたら、悪いがここを去ってもらうしかない」
選択肢は残酷なほど明白。アストリッドは唇を噛んで俯く。――ここを去ったら、今度こそ追っ手に捕まるだろう。
何が何でも、明日の交渉を成功させなければならない。
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