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第14章

第25話 専属メイド…1

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 そして……次の日朝早く、グレンとチビ達にお起こされた私です…一体なんでしょうか?

「おはようございます。お嬢様」
『ご主人おはよう!起きた?』

 ベッドの中に再び潜ろうとした、私のお腹の上にルクスがのっしりと乗って来ます……うっ重い!

「ルクス下りて頂戴!苦しいわ!起きる!起きるから下りてぇ~」
「ククク、お嬢様…二度寝なんて出来ませんよ?チビッ子達がお腹を空かせてますからね」
「うぅぅ分かったわよ。グレン……本当に厳しいわね」
「当たり前ですが?それに今日は、いつアレク様がお嬢様を迎えに来るのか、分からないのですから」
「……そうだったわね、ルース様と話しをするんだったわね。それにしても……昨日は話がうやむやに為っちゃったけど……」

 お父様は納得したのかしら?

「それは、私には…?」
「それも、そうよね。(グレンが知ってたら逆に恐いわよね?)フフフ」

 なんか想像したら笑えるわ。

「何を笑ってらっしゃるのですか?また下らない事をお考えでしたね?お嬢様も意地がお悪いですね?」

 フフフ、グレンが不機嫌に為ってしまったわね…ここは謝った方が良いかしら?

「グレン別に意地悪なんてして無いでしょ?」
「そうですか?何やら微笑みが不可解でしたが?」

 そうかしら?別に…少し笑える事を考えただけよ?

「ですが…そのお話しはまた何処かで致しましょう。今朝は、お嬢様付のメイドを三人連れて参りました。ですからお支度は、その者達にお支度を任せて、決してご自分ではお支度をしないように!お願いしますね」
「ええ、三人もメイドが付くの?」

 要らないわよ三人もなんてせめて一人……いえ、二人にして頂戴!

「さあお前達、部屋に入って来てお嬢様に御挨拶なさい」

 グレンが、部屋の外で控えていた三人のメイドを部屋に通して挨拶をと言ってるけれど……。
 そんなことで時間を掛けてると、チビッ子達がへそを曲げるわよ?
 ほら、ルクスが痺れを切らして私に話し掛けてきてきてるわよ?

『ご主人……僕たちお腹すいたってば!』

 ほらね?グレンどうするのかしら?

(少しまてない?)
『まてないよ、ペコペコだよもう!ルトもそうだよね!』
《うん!リズもカイもグランも、ホワイもみんな待てないよ!》
(あらら、お願いもう少し待ってて!今お願いしてみるわね)
『はやくぅ~』

「グレン悪いけど、この人達の自己紹介は後にしてくれないかしら?ルクス達がお腹を空かせてて、半切れ気味なのよ」
「そ、それは…申し訳ない事をしましたね。今ルクス達のお食事をご用意しますね。ほら、お前達立ってないで支度をしなさい!ワゴンを部屋に運んで!ほらぐずぐずしない!」
「「「は、はい!」」」

 そして、パタパタとメイド達が動いて私の部屋でルクス達が食事してますが……。

「それで、メイドさんが三人に為った経緯は?」
「クビに為ったエルサの代わりをこの三人に割り振ろうかと思いまして。それに、お支度をするのにも必要かと?思いまして」
「そう……」

 ルクス達にご飯を上げてニコニコしているメイドを眺める。
 悪いけどここは鑑定させてね?

 まず……は?

・一人目はルクスの側に居るメイドから。

名前 カレル 
年齢 25才
職業 メイド

Lv  3

HP  30
MP  35

スキル 生活魔法、水魔法

学術スキル

読み書き、計算、


ベルガモット家に使えて、4年目の一般メイド
パーラーメイド適しているメイド
性格はおっとりだが芯は強い
婚期を逃したが本人は全く気にしていない

 ふぅ~んパーラーメイドから引っ張って来たの?
 おっとりな性格…芯は強い……使えるかな?


・二人目のルト達を見てニコニコしてるメイドは?


名前 メーリン・バルサンコ(元男爵家令嬢)
年齢 28才
職業 メイド

Lv  4

HP     40
MP    35

スキル 生活魔法、

学術スキル

読み書き 


ベルガモット家に使えて5年目の一般メイド
元男爵家ご令嬢だが、家が潰れてベルガモットがメイドとして採用してる。
性格はしっかりしている、至って普通。
婚期を逃しているので独身を謳歌眺中である。
本人に結婚の話しを振るのはタブーである。

 ……そ、そうなの気を付けるわね。
 好い人そうだけど……どうかしら?


・三人目は、リズを触りたくてウズウズしてる人は?


名前 アーリー
年齢 27才
職業 メイド


Lv  3

HP 30
MP 35

スキル 生活魔法、風魔法、

学術スキル

読み書き


ベルガモット家に使えて3年目の一般メイド
ハッキリ物を謂う性格で偶に人を怒らせる事も。
本人は悪気は無いが口が悪いのが偶に傷である。
性格のせいで婚期を遅くしている。性格はきつめ。

 ハッキリしている性格……どうなのかしらね?
 それに…何処まで言うのかしら?

 はぁ~新しく来たメイドさん達…信用してない訳ではないけれど……なんとなく……ねぇ……。

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