13 / 31
第十三話 2階層の魔女エミル
しおりを挟む
「その疑問に答えようか!」
誰もいるはずがない俺たちの後方から声が聞こえてくる。
俺は若干の恐怖を感じながらも後ろを振り向くと、そこには銀髪の上級生の姿があった。
そしてリーフェやユラと同じように美少女だ。だが、違うのは綺麗と可愛いの配分で、この女性の顔は半分半分で構成されていた。
「まって! そんなに驚くようなことかな、私がいるのは? それに、そんなに見つめられると照れちゃうよ......」
俺はその女性を見て驚いていた。そしてこの女性の口ぶりから、エラルドとユラも同様だとわかる。
白銀の髪をした女性は体をくねくねとさせる。まるで上級生とは思えない行動に俺たちはやはり驚く。
「どういうことですか?」
このままではらちが明かないので俺はそう言うと、
「ため口でいいよ」
「は、はぁ......」
「じゃあ、教えてあげるね!」
白銀の女性は舌をぺろりとだし舐めまわす。
「このエリアに私達意外に人がいない理由は、私が作ったから! だから他の人はいないし、入れない。例外はここにいるドラゴンだけど...... まぁ、詳しい話はいいよね」
白銀の髪をした女性はそう言うと、微笑む。
「つまりは、リーフェをさらったのはあなた?」
「そう! 私、エミルがやったこと」
エミルはそう言うと矢継ぎ早に、
「あ! でも、勘違いしないで欲しい! 私はね、アラスくんをここで待っていたわけだけど、あまりにも退屈だったから...... そこで、ドラゴンを6階層に放ったの。そしたら、リーフェちゃんが戦うから、興味深くなっちゃって。リーフェちゃん、強いし」
エミルはそう言うと俺の反応を伺っているように微笑んでいる。
「リーフェは? リーフェは無事?」
「もちろん! 意味もなく下級生を傷つけるようなことはしないよ、私はね?」
エミルはそう言うと、指をパッチンと鳴らす。
すると、どういうわけか俺たちの前にリーフェが現れた。
「ほらね、無傷でしょ?」
エミルはにこりと笑う。
「リーフェ、無事?」
俺はエミルを無視して、リーフェにそう言うと、
「無事よ! って、なんであんたたちがここにいるのよ!」
「リーフェ、お前を助けに来たんだ」
リーフェの質問にエラルドは答える。
すると、リーフェは顔を真っ赤にし、きりっとした表情で俺たちを見る。
「なっ!! 私、邪魔をしないでって言ったはずよ!!」
「それは、皆が仲間だと思っているから」
「ふざけたことは言わないで! 邪魔をしないでって意味は私一人で10階層に到達したいって意味よ! 豚小屋暮らしだろうが、罵られようが、どうでもいいことなの! だから、私のことは仲間だと思わないでくれる?」
声を荒げながら言うリーフェ。
「俺はよ......」
そう言うエラルド。
「今まで、ダンジョンが怖かった。だって俺は戦闘の才能がないだろ?」
笑いながらそう言うエラルド。
「だから今までこのパーティーのこと、リーフェの単独行動、ユラの奇怪な行動。それについていう権利はないと思っていた。だって、俺は弱くて臆病者だからだ。強者のリーフェやユラに言えるわけがない。そう思っていた。だけどそれは違うんだ。誰だってダンジョンは怖い。アラスや、ユラ、それにたぶんリーフェも」
「それに気づいたんだよな。俺たちは死ぬのも生きるのも同じな家族のような存在なんだって。だからよ、俺はお前も助けに来たんだ」
エラルドはそう言うと俺を見る。
「俺は同じだよ。リーフェを助けに来た」
「私もです!」
俺たちはそろってリーフェを助けに来たという。
だが、リーフェの顔つきは変わらなかった。
「私は! 私はあんたたちがそう言っても、仲間なんていらない!」
「そうは言うけどよ、現実的なことを言うと俺たちは一心同体だ。仲間としてやっていかなきゃ、進級できないだろ?」
「分かってるわよ!! そんなこと!!」
エラルドがそう言う。リーフェは下唇を噛む。
「じゃ、じゃあ、リーフェちゃん、これからは一緒に――」
「それは出来ないわ」
ユラの発言にリーフェは即答する。
「私一人で何とかする」
リーフェはそう言うとエミルを見る。
「エミルさん、逃がしてって言ったらどうしますか?」
「もちろん、いいよ! だけど、アラスくん。君はダメ♪」
満面の笑みで言うエミル。
俺は、なんで、と思う。だけど聞く余地なんてなかった。リーフェは再び口を開いていた。
「でしたらやはり、私はエミルさん、あなたと戦わなきゃいけないわ!」
「みんな! 何かかんちが――」
エミルが何か言う前に、リーフェはぼそりと呪文を詠唱していた。
「地獄炎!!」
リーフェは指をパッチンと鳴らし、目を瞑りながらそう詠唱していた。
その瞬間、炎の竜巻が何本も現れ、エミルを飲み込もうとしていた。
「なっ! リーフェ! お前、どこまで潜って!」
エラルドは驚愕してる。ユラも同様のようだ。
その炎の竜巻は囲むようにエミルを今にも飲み込もうとしている。
「氷風」
だが、エミルは飲み込まれるぎりぎりのところで、指をパッチンと鳴らすと手を振っていた。
無数の手のひらほどの氷が風に乗って踊るように炎の竜巻と激突している。
だが、2年生と1年生と言う技量の差なのか、魔力の差なのか俺には分からなかったが、炎の竜巻はエミルにはそれ以上近づけなかった。
それどころか、炎の威力も弱まっているようだ。
「リーフェちゃんは強いよ! でもね、世の中には狂気染みた強さを持つ人がいるの! そのうちの一人が私」
エミルがそう言うと、炎の竜巻は無数の氷によって消滅。
全く衰えることのないそれは今度はリーフェを飲み込もうとしていた。
「優秀な人物は、次世代のために生きなきゃいけないの、リーフェちゃん」
エミルはそう言いながら、威力を抑えることはせずにリーフェに向かわせる。
このままじゃまずい。俺はそう思った。
「全氷結!」
考える前に体は動いていた。
俺の左手からは氷が波のように広がっていく。
「リーフェちゃんは私と戦いたいの! 女の子の意志を尊重してあげて? アラスくん、ごめんね。もちろん、殺しはしないよ! 安心して!」
そう言い、エミルは再び指をパッチンと鳴らしていた。
すると、俺たちの前には漆黒のドラゴンが立ちふさがり、全氷結をまともに喰らっていた。まるでここから先は通さないというように。
範囲内にいたはずのエミルにはそれでも届くと思っていたが、巨体のドラゴン故か、、全氷結は届かなかった。
だが、そうする必要もなかったようだ。
「鋼土壁!」
リーフェは地面に跪き、手のひらを地面にぴったりと密着させるとそう唱えていた。
そうすると、リーフェを取り囲むように何層もの土が出来上がり、無数の氷がぶつかり、鈍い音が何度も聞こえてくる。
「リーフェちゃん」
ユラは祈るように手を合わせていた。エラルドは真剣な表情で事の成り行きを見守っていた。
俺も心からリーフェを応援した。何度も何度も。
だが、無数の氷は四方八方から土を削り、鋼土壁はただの土になっていた。
そして俺は目を瞑った。
次に目を開けた時、リーフェはボロボロだった。数えられないほどの切り傷があり、血もだららだと出ている。
そんなボロボロな体でリーフェは再び立ち上がり、俺たちをちらりと見る。
「リーフェ、もうやめるんだ!」
「リーフェちゃん......」
「なんでお前が! 自己中のお前が俺たちのために戦うんだ! もう、止めろ! そのままだと、お前が死ぬぞ!」
そんな言葉もリーフェはにこりとすると無視をする。
「私だって、プライドがないわけじゃないの」
ただそう言って。
「リーフェちゃん。私あなたの事好き。リーフェちゃんがこんなにも強いなんて思わなかった。この子、ドラゴンと戦っていた時よりも輝いている」
立ち上がったリーフェに対して、エミルはそう言うと、指を再びパッチンと鳴らす。
「私はリーフェちゃんを育てたいな! だからね、もしよければ暇なときは2階層の私のおうちに来ない?」
「エミル先輩。ふざけないでください。私達は実験動物じゃない!」
リーフェの怒った声。この2日で聞いたことのないようなどすの利いた声が聞こえてきた。
「2階層の家......」
「ということは、この人は......」
「ああ、間違いねえ。2階層の魔女だ」
そんな聞いたことのないリーフェの声なんて興味もないのか、二人はそう言っている。
ユラは息を荒げながら、エラルドは顔面蒼白でそう言っていた。
二人を見ればなんとなく2階層の魔女というのが危険な人物と言うのは分かる。
だけど、真意が分からない。俺はエラルドとユラに聞こうと思った。
「2階層のまじょって――」
俺は最後まで言うのを止めた。
なぜなら、凍っていたはずの漆黒のドラゴンのうめき声が聞こえてくるからだ。
「グルルルルルル......」
前に聞いた時よりも確実に重たく殺意の篭ったうめき声だった。
誰もいるはずがない俺たちの後方から声が聞こえてくる。
俺は若干の恐怖を感じながらも後ろを振り向くと、そこには銀髪の上級生の姿があった。
そしてリーフェやユラと同じように美少女だ。だが、違うのは綺麗と可愛いの配分で、この女性の顔は半分半分で構成されていた。
「まって! そんなに驚くようなことかな、私がいるのは? それに、そんなに見つめられると照れちゃうよ......」
俺はその女性を見て驚いていた。そしてこの女性の口ぶりから、エラルドとユラも同様だとわかる。
白銀の髪をした女性は体をくねくねとさせる。まるで上級生とは思えない行動に俺たちはやはり驚く。
「どういうことですか?」
このままではらちが明かないので俺はそう言うと、
「ため口でいいよ」
「は、はぁ......」
「じゃあ、教えてあげるね!」
白銀の女性は舌をぺろりとだし舐めまわす。
「このエリアに私達意外に人がいない理由は、私が作ったから! だから他の人はいないし、入れない。例外はここにいるドラゴンだけど...... まぁ、詳しい話はいいよね」
白銀の髪をした女性はそう言うと、微笑む。
「つまりは、リーフェをさらったのはあなた?」
「そう! 私、エミルがやったこと」
エミルはそう言うと矢継ぎ早に、
「あ! でも、勘違いしないで欲しい! 私はね、アラスくんをここで待っていたわけだけど、あまりにも退屈だったから...... そこで、ドラゴンを6階層に放ったの。そしたら、リーフェちゃんが戦うから、興味深くなっちゃって。リーフェちゃん、強いし」
エミルはそう言うと俺の反応を伺っているように微笑んでいる。
「リーフェは? リーフェは無事?」
「もちろん! 意味もなく下級生を傷つけるようなことはしないよ、私はね?」
エミルはそう言うと、指をパッチンと鳴らす。
すると、どういうわけか俺たちの前にリーフェが現れた。
「ほらね、無傷でしょ?」
エミルはにこりと笑う。
「リーフェ、無事?」
俺はエミルを無視して、リーフェにそう言うと、
「無事よ! って、なんであんたたちがここにいるのよ!」
「リーフェ、お前を助けに来たんだ」
リーフェの質問にエラルドは答える。
すると、リーフェは顔を真っ赤にし、きりっとした表情で俺たちを見る。
「なっ!! 私、邪魔をしないでって言ったはずよ!!」
「それは、皆が仲間だと思っているから」
「ふざけたことは言わないで! 邪魔をしないでって意味は私一人で10階層に到達したいって意味よ! 豚小屋暮らしだろうが、罵られようが、どうでもいいことなの! だから、私のことは仲間だと思わないでくれる?」
声を荒げながら言うリーフェ。
「俺はよ......」
そう言うエラルド。
「今まで、ダンジョンが怖かった。だって俺は戦闘の才能がないだろ?」
笑いながらそう言うエラルド。
「だから今までこのパーティーのこと、リーフェの単独行動、ユラの奇怪な行動。それについていう権利はないと思っていた。だって、俺は弱くて臆病者だからだ。強者のリーフェやユラに言えるわけがない。そう思っていた。だけどそれは違うんだ。誰だってダンジョンは怖い。アラスや、ユラ、それにたぶんリーフェも」
「それに気づいたんだよな。俺たちは死ぬのも生きるのも同じな家族のような存在なんだって。だからよ、俺はお前も助けに来たんだ」
エラルドはそう言うと俺を見る。
「俺は同じだよ。リーフェを助けに来た」
「私もです!」
俺たちはそろってリーフェを助けに来たという。
だが、リーフェの顔つきは変わらなかった。
「私は! 私はあんたたちがそう言っても、仲間なんていらない!」
「そうは言うけどよ、現実的なことを言うと俺たちは一心同体だ。仲間としてやっていかなきゃ、進級できないだろ?」
「分かってるわよ!! そんなこと!!」
エラルドがそう言う。リーフェは下唇を噛む。
「じゃ、じゃあ、リーフェちゃん、これからは一緒に――」
「それは出来ないわ」
ユラの発言にリーフェは即答する。
「私一人で何とかする」
リーフェはそう言うとエミルを見る。
「エミルさん、逃がしてって言ったらどうしますか?」
「もちろん、いいよ! だけど、アラスくん。君はダメ♪」
満面の笑みで言うエミル。
俺は、なんで、と思う。だけど聞く余地なんてなかった。リーフェは再び口を開いていた。
「でしたらやはり、私はエミルさん、あなたと戦わなきゃいけないわ!」
「みんな! 何かかんちが――」
エミルが何か言う前に、リーフェはぼそりと呪文を詠唱していた。
「地獄炎!!」
リーフェは指をパッチンと鳴らし、目を瞑りながらそう詠唱していた。
その瞬間、炎の竜巻が何本も現れ、エミルを飲み込もうとしていた。
「なっ! リーフェ! お前、どこまで潜って!」
エラルドは驚愕してる。ユラも同様のようだ。
その炎の竜巻は囲むようにエミルを今にも飲み込もうとしている。
「氷風」
だが、エミルは飲み込まれるぎりぎりのところで、指をパッチンと鳴らすと手を振っていた。
無数の手のひらほどの氷が風に乗って踊るように炎の竜巻と激突している。
だが、2年生と1年生と言う技量の差なのか、魔力の差なのか俺には分からなかったが、炎の竜巻はエミルにはそれ以上近づけなかった。
それどころか、炎の威力も弱まっているようだ。
「リーフェちゃんは強いよ! でもね、世の中には狂気染みた強さを持つ人がいるの! そのうちの一人が私」
エミルがそう言うと、炎の竜巻は無数の氷によって消滅。
全く衰えることのないそれは今度はリーフェを飲み込もうとしていた。
「優秀な人物は、次世代のために生きなきゃいけないの、リーフェちゃん」
エミルはそう言いながら、威力を抑えることはせずにリーフェに向かわせる。
このままじゃまずい。俺はそう思った。
「全氷結!」
考える前に体は動いていた。
俺の左手からは氷が波のように広がっていく。
「リーフェちゃんは私と戦いたいの! 女の子の意志を尊重してあげて? アラスくん、ごめんね。もちろん、殺しはしないよ! 安心して!」
そう言い、エミルは再び指をパッチンと鳴らしていた。
すると、俺たちの前には漆黒のドラゴンが立ちふさがり、全氷結をまともに喰らっていた。まるでここから先は通さないというように。
範囲内にいたはずのエミルにはそれでも届くと思っていたが、巨体のドラゴン故か、、全氷結は届かなかった。
だが、そうする必要もなかったようだ。
「鋼土壁!」
リーフェは地面に跪き、手のひらを地面にぴったりと密着させるとそう唱えていた。
そうすると、リーフェを取り囲むように何層もの土が出来上がり、無数の氷がぶつかり、鈍い音が何度も聞こえてくる。
「リーフェちゃん」
ユラは祈るように手を合わせていた。エラルドは真剣な表情で事の成り行きを見守っていた。
俺も心からリーフェを応援した。何度も何度も。
だが、無数の氷は四方八方から土を削り、鋼土壁はただの土になっていた。
そして俺は目を瞑った。
次に目を開けた時、リーフェはボロボロだった。数えられないほどの切り傷があり、血もだららだと出ている。
そんなボロボロな体でリーフェは再び立ち上がり、俺たちをちらりと見る。
「リーフェ、もうやめるんだ!」
「リーフェちゃん......」
「なんでお前が! 自己中のお前が俺たちのために戦うんだ! もう、止めろ! そのままだと、お前が死ぬぞ!」
そんな言葉もリーフェはにこりとすると無視をする。
「私だって、プライドがないわけじゃないの」
ただそう言って。
「リーフェちゃん。私あなたの事好き。リーフェちゃんがこんなにも強いなんて思わなかった。この子、ドラゴンと戦っていた時よりも輝いている」
立ち上がったリーフェに対して、エミルはそう言うと、指を再びパッチンと鳴らす。
「私はリーフェちゃんを育てたいな! だからね、もしよければ暇なときは2階層の私のおうちに来ない?」
「エミル先輩。ふざけないでください。私達は実験動物じゃない!」
リーフェの怒った声。この2日で聞いたことのないようなどすの利いた声が聞こえてきた。
「2階層の家......」
「ということは、この人は......」
「ああ、間違いねえ。2階層の魔女だ」
そんな聞いたことのないリーフェの声なんて興味もないのか、二人はそう言っている。
ユラは息を荒げながら、エラルドは顔面蒼白でそう言っていた。
二人を見ればなんとなく2階層の魔女というのが危険な人物と言うのは分かる。
だけど、真意が分からない。俺はエラルドとユラに聞こうと思った。
「2階層のまじょって――」
俺は最後まで言うのを止めた。
なぜなら、凍っていたはずの漆黒のドラゴンのうめき声が聞こえてくるからだ。
「グルルルルルル......」
前に聞いた時よりも確実に重たく殺意の篭ったうめき声だった。
2
あなたにおすすめの小説
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
器用貧乏な赤魔道士は、パーティーでの役割を果たしてないと言って追い出されるが…彼の真価を見誤ったメンバーは後にお約束の展開を迎える事になる。
アノマロカリス
ファンタジー
【赤魔道士】
それは…なりたい者が限られる不人気No. 1ジョブである。
剣を持って戦えるが、勇者に比べれば役に立たず…
盾を持ってタンクの役割も出来るが、騎士には敵わず…
攻撃魔法を使えるが、黒魔道士には敵わず…
回復魔法を使えるが、白魔道士には敵わず…
弱体魔法や強化魔法に特化していて、魔法発動が他の魔道士に比べて速いが認知されず…
そして何より、他のジョブに比べて成長が遅いという…
これは一般的な【赤魔道士】の特徴だが、冒険者テクトにはそれが当て嵌まらなかった。
剣で攻撃をすれば勇者より強く…
盾を持てばタンクより役に立ち…
攻撃魔法や回復魔法は確かに本職の者に比べれば若干威力は落ちるが…
それを補えるだけの強化魔法や弱体魔法の効果は絶大で、テクトには無詠唱が使用出来ていた。
Aランクパーティーの勇者達は、テクトの恩恵を受けていた筈なのに…
魔物を楽に倒せるのは、自分達の実力だと勘違いをし…
補助魔法を使われて強化されているのにもかかわらず、無詠唱で発動されている為に…
怪我が少ないのも自分達が強いからと勘違いをしていた。
そしてそんな自信過剰な勇者達は、テクトを役立たずと言って追い出すのだが…
テクトは他のパーティーでも、同じ様に追い出された経験があるので…
追放に対しては食い下がる様な真似はしなかった。
そしてテクトが抜けた勇者パーティーは、敗走を余儀無くされて落ち目を見る事になるのだが…
果たして、勇者パーティーはテクトが大きな存在だったという事に気付くのはいつなのだろうか?
9月21日 HOTランキング2位になりました。
皆様、応援有り難う御座います!
同日、夜21時49分…
HOTランキングで1位になりました!
感無量です、皆様有り難う御座います♪
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる