やくも すべては霧につつまれて
高度に科学が発展した地球。ある日地球防衛軍に所属する暁と神崎は上官から意味深な言伝を受け取った。気になりながらも特に気にしなかった二人。しかし休暇明けの会議でその言葉の真の意味を知ることになる。明らかになる人類とヴァンパイアの関係、霧に包まれた戦乱の先に人類はどのような運命をたどるのか?島根風味のSF小説ここに誕生!
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