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第7章 女神の封印
7.1.5 未踏ダンジョンへの挑戦
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ダンジョンを出ると外は暗かった。
10時間近く潜っていたようだ。
宿屋に戻り食事を取ってからしっかりと眠った。
翌朝、きちんと起きて皆でダンジョンへと向かう。
入り口から先に進まず、赤い壁に触れる。
ふわっとした感じがあり21階層の部屋に到着した。
全員が移動して来たので再び21階層からやり直しだ。
25階層までは昨日と同じなのでどんどん進んだ。
「では先に進もう。出来れば今日で35階層を目指す」
戦力が過剰すぎるのか、魔法すら殆ど使うことなく30階層 階層主の部屋の前に到着した。
虎鉄、イシス、ガルダが精霊体になり隊列に加わった。
「中にいる階層主はミノタウロス。大きな斧を武器としている。魔法耐性が高く、高い治癒能力がある。20階層の階層主とは全くレベルが違うそうだ」
「とりあえず、入ったら僕らで切りに行ってみるよ。再生力がどれだけあるかわからないけど」
「一撃を与えたらすぐに戻って退避、魔法耐性があるらしいけどバーニィが最大魔力で氷魔法を撃ちこんで」
全員が中に入ると扉が閉まる。
同時に中央部にミノタウロスが出現した。
ミノタウロスは大きかった。聞いてはいたけど迫力が違う。
身長が3mを超えている。首を落とせばと思っていたけどしっかりと分厚い金属の鎧を着こんでいるし、持っている斧が凶悪なほど大きい。
だが躊躇することなく先頭に虎鉄、そして続いてエイミー、クリスタが進む。
虎鉄が雷撃を交えた一撃を叩き込み、その後でエイミーが左肩、クリスタが右肩から攻撃した。
傷口は深い物の、切断まではいかなかった。
一撃を与えた後、3人とも即座に退避行動。バーニィの無詠唱で放った素百の氷の刃がミノタウロスに襲い掛かった。
氷の刃は突き刺さることは無かったが非常に多くの氷が着弾したことでミノタウロスが全身氷漬けとなり動きが止まった。
続いてイシスが全身に水をかけそのまま凍らせた。
僕を含めてアルマイク、虎鉄、エイミー、クリスタで全身を切り裂いて細切れにしていく。
ミノタウロスはばらばらとなり氷の像が倒れる。
最後に倒れた像にガルダが火球の魔法をいくつか投げ込んだ。
一気に温度が上り水蒸気がもわっと発生した。
風を発生させて霧を消す。
魔石と鎧の残骸、それに巨大な斧が転がっていた。
斧以外をストレージにしまい込む。
「1分もかかってないかな、まあ皆が言うほど危険な感じはしなかったね」
エイミーが感想を言った。
「ふむ、だが聞いていた通り魔法ではダメージが与えられなかったのじゃ、じゃ周りから凍らせるとて行動できないようにしたのが正解だったのじゃ」
イシスが答えた。
「そうだろうね、あの巨大な斧を振り回されたら近づけないし、剣の攻撃ができなかったはずだもんね。それでアルマイク、この斧使う?」
「大きすぎます、このような広い部屋ならまだしも、普段は使えませんよ」
「次の階層主の時に使えば」
「そうですか、では貰っておきます」
「鎧はどうする?」
「大きすぎるし、壊れてましたよね」
「材料としては使えるかも」
「今、材料を貰っても。私は錬金魔法は不得意です」
「そう、じゃあこのまま預かっておくか」
僕らは装備を確認して31階層に降りた。
21階層同様に墓石があり登録をした。
「ここからは地図が無いし、この後どれだけ潜るのか解らない。罠を警戒しながら慎重に進もう」
10時間近く潜っていたようだ。
宿屋に戻り食事を取ってからしっかりと眠った。
翌朝、きちんと起きて皆でダンジョンへと向かう。
入り口から先に進まず、赤い壁に触れる。
ふわっとした感じがあり21階層の部屋に到着した。
全員が移動して来たので再び21階層からやり直しだ。
25階層までは昨日と同じなのでどんどん進んだ。
「では先に進もう。出来れば今日で35階層を目指す」
戦力が過剰すぎるのか、魔法すら殆ど使うことなく30階層 階層主の部屋の前に到着した。
虎鉄、イシス、ガルダが精霊体になり隊列に加わった。
「中にいる階層主はミノタウロス。大きな斧を武器としている。魔法耐性が高く、高い治癒能力がある。20階層の階層主とは全くレベルが違うそうだ」
「とりあえず、入ったら僕らで切りに行ってみるよ。再生力がどれだけあるかわからないけど」
「一撃を与えたらすぐに戻って退避、魔法耐性があるらしいけどバーニィが最大魔力で氷魔法を撃ちこんで」
全員が中に入ると扉が閉まる。
同時に中央部にミノタウロスが出現した。
ミノタウロスは大きかった。聞いてはいたけど迫力が違う。
身長が3mを超えている。首を落とせばと思っていたけどしっかりと分厚い金属の鎧を着こんでいるし、持っている斧が凶悪なほど大きい。
だが躊躇することなく先頭に虎鉄、そして続いてエイミー、クリスタが進む。
虎鉄が雷撃を交えた一撃を叩き込み、その後でエイミーが左肩、クリスタが右肩から攻撃した。
傷口は深い物の、切断まではいかなかった。
一撃を与えた後、3人とも即座に退避行動。バーニィの無詠唱で放った素百の氷の刃がミノタウロスに襲い掛かった。
氷の刃は突き刺さることは無かったが非常に多くの氷が着弾したことでミノタウロスが全身氷漬けとなり動きが止まった。
続いてイシスが全身に水をかけそのまま凍らせた。
僕を含めてアルマイク、虎鉄、エイミー、クリスタで全身を切り裂いて細切れにしていく。
ミノタウロスはばらばらとなり氷の像が倒れる。
最後に倒れた像にガルダが火球の魔法をいくつか投げ込んだ。
一気に温度が上り水蒸気がもわっと発生した。
風を発生させて霧を消す。
魔石と鎧の残骸、それに巨大な斧が転がっていた。
斧以外をストレージにしまい込む。
「1分もかかってないかな、まあ皆が言うほど危険な感じはしなかったね」
エイミーが感想を言った。
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「そうだろうね、あの巨大な斧を振り回されたら近づけないし、剣の攻撃ができなかったはずだもんね。それでアルマイク、この斧使う?」
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「鎧はどうする?」
「大きすぎるし、壊れてましたよね」
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「そう、じゃあこのまま預かっておくか」
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