50 / 123
20-02 *※(3Pぎみ)
しおりを挟む
「やってくれるじゃないか。それなら、どちらがキスでノイナを気持ちよくできるか、勝負をしようか」
「ふっ、いいよ、どうせ俺が勝つけどね!」
ぐいぐいと至近距離まで迫ってくるゲブラーとスタールに、激し過ぎるキスで舌が軽く麻痺したノイナは必死になって首を横に振った。ついでにスイーツは普通に食べさせてくださいと訴える。
「そもそも、そんなの、しょうぶできません、て」
「できるでしょ。ほらこうやって」
「あっ、やんっ」
ばさっとノイナのスカートを捲ったゲブラーは、予想通り彼女の秘処に触れる。先程のキスだけでぐっしょり濡れている下着に手を突っ込むと、物欲しそうに震える膣内へと指を挿しこんだ。
「ノイナはキスで感じてるとき、ここがぴくぴくするからそれで分かるって。じゃあ始めるよ」
「まって……!」
制止を訴える声も虚しく、またゲブラーに口を塞がれる。甘く絡みつき、生々しく交わる唇の感触にきゅうっと中が締まってしまって、ノイナは激しい羞恥心に襲われる。
「ふ、あっ、んんっ」
ねっとりと舌が絡みつくのと同時に、彼女の中は痙攣したようにひくひくと震えて指をしゃぶる。それを感じ取ったゲブラーはいやらしく目を細めると、中の指を動かし始める。
「んんっ、んゃ、んんむっ」
中をかき回されるたびに愛液が溢れて、くちゅくちゅと下腹部から聞こえてくる水音が大きくなっていく。それが口の中で舌が触れ合うざらついた音と混ざって、聴覚までも犯されている気になってしまう。
快感と激しい羞恥心でノイナはあっという間に昇ってしまって、次の瞬間には軽く果てるのと同時にぷしゅっと潮を吹いてしまう。
「んんぁっ……!」
口が離れたあと、遅れて来た快感でがくがくと下半身が震える。それをゲブラーだけでなくスタールにも見られていると思えば、今すぐ身体を爆発四散させたいほど恥ずかしくなる。
「あーあ、潮まで吹いちゃって。これじゃあスカートも汚れちゃうから脱ごうね」
「ふぇえっ」
あっさりとスカートを剥ぎ取られて、愛液と潮でどろどろになった下着が露わになってしまう。ぴったりと肌に張り付いてしまっているそれは、彼女の大事な場所の形をくっきり露わにしてしまっている。
(せ、先輩……!)
ゲブラーは完全にいつもの遊び癖が始まってしまっている。恥を忍んで助けてくれとノイナは視線だけでスタールに訴えた。だが彼の表情を見たとたん、その希望は打ち砕かれる。
「あんなに早くイってしまうなんて……これは指導が必要だね、ノイナ」
百戦錬磨のはずの天才諜報員は、惚れた女の痴態にとことん弱かった。
任務などで離れている時間が長かったせいか、彼のノイナへの想いと欲求は突き抜けてしまっているらしい。もはや彼女の淫らな姿と声に興奮を隠せず、理性などというものは消滅してしまったのだろう。
当然のように身体に触れる手つきもいやらしくて、すぐに下着に潜り込んできた手もねっとりと秘裂を撫でてくる。まだひくひくと震える中に挿入された指は、彼女を愛でるように優しく内壁を撫で回していく。
「慣れてしまうくらい僕の手でイって、堪え性を……それとも、連続でイけるようにノイナのここ、馴らしてしまおうか……?」
あっさりと始まったキスと同時に、中に潜り込んだ指も容赦なく動き始める。今朝一回触っただけだというのに彼の指は簡単に弱い場所を探り当てて、ぐいぐいと捏ね回していく。鋭すぎる刺激に簡単にノイナの身体は限界に近づいて、中の収縮も激しくなって彼の指をしゃぶった。
もはや艶かしくて刺激の強過ぎるキスすらもどうでもよくなるほど気持ちよくて、ノイナは数分と保たずに絶頂してしまう。我慢しようと思ってもまた尿道から潮が溢れて、駄目押しのようにぐにぐにと中を弄られたことですぐに二回目がぶしゅっと吹き出してしまう。
「は……簡単に潮を吹いて、ゆるゆるだね、ノイナ。これはもっと訓練が必要そうだ」
「ねぇノイナ、どっちが気持ちよかった?」
「わ、わかん、ない……」
恐れていたことが起こっている。脳内はもはや嫌な予想が的中したことに対する絶望しかなくて、酸欠やら止まらない快感で思考もまともに動かなかった。
「比較するなら、自分の番でなくても指を挿れたままにした方がいいんじゃないかな」
「それもそうか。じゃあもう一回ね。ほらノイナ、口開けてぇ」
この状況に完全に興奮して、欲望がむき出しになっているらしいゲブラーとスタールは止まらない。ノイナの痴態にいやらしく目を光らせて、欲望のままに彼女の身体を弄った。
優しく二人の人差し指が中に突っ込まれ、けれど容赦なく弱い場所を弄り始める。それだけでノイナははしたなく喘いでしまって、涙目になりながら二人のキスを受け続けた。
絡みつかれてるだけなのに舌が痺れて、だというのに敏感に口の中への刺激に反応してしまう。もはやイってるのかどうかさえ判別がつかなくなって、三周したところあたりで彼女は限界を迎えた。
「ねーぇノイナ、どっちのほうが気持ちいい? 中ずっとヒクヒクしっぱなしで分かんない」
「同じところばかり責められてつらいだろう。そろそろノイナも奥が寂しいんじゃないのかな……今度は深く繋がったままでキスをしようか」
「俺もさっきからずっと勃ちっぱなしでつらいなぁ。中突きながらキスするときゅうって締まって、すっごく可愛いんだよね……」
悪魔のような発言のオンパレードに、ノイナは自分の考えが甘かったことを悔いた。
話し合いなんて無意味だ。時間稼ぎすらも、この二人が揃ってしまっては意味をなさない。
もはやこの状況に陥った時点で、ノイナの敗北は決まっていたのだ。
「とにかくぜんぶ引き分け! もう終わり終わり終わりぃー!!」
ヤケクソと化したノイナは、すんでのところで連鎖を断ち切ることができた。
かのように思えた。
20 了
「ふっ、いいよ、どうせ俺が勝つけどね!」
ぐいぐいと至近距離まで迫ってくるゲブラーとスタールに、激し過ぎるキスで舌が軽く麻痺したノイナは必死になって首を横に振った。ついでにスイーツは普通に食べさせてくださいと訴える。
「そもそも、そんなの、しょうぶできません、て」
「できるでしょ。ほらこうやって」
「あっ、やんっ」
ばさっとノイナのスカートを捲ったゲブラーは、予想通り彼女の秘処に触れる。先程のキスだけでぐっしょり濡れている下着に手を突っ込むと、物欲しそうに震える膣内へと指を挿しこんだ。
「ノイナはキスで感じてるとき、ここがぴくぴくするからそれで分かるって。じゃあ始めるよ」
「まって……!」
制止を訴える声も虚しく、またゲブラーに口を塞がれる。甘く絡みつき、生々しく交わる唇の感触にきゅうっと中が締まってしまって、ノイナは激しい羞恥心に襲われる。
「ふ、あっ、んんっ」
ねっとりと舌が絡みつくのと同時に、彼女の中は痙攣したようにひくひくと震えて指をしゃぶる。それを感じ取ったゲブラーはいやらしく目を細めると、中の指を動かし始める。
「んんっ、んゃ、んんむっ」
中をかき回されるたびに愛液が溢れて、くちゅくちゅと下腹部から聞こえてくる水音が大きくなっていく。それが口の中で舌が触れ合うざらついた音と混ざって、聴覚までも犯されている気になってしまう。
快感と激しい羞恥心でノイナはあっという間に昇ってしまって、次の瞬間には軽く果てるのと同時にぷしゅっと潮を吹いてしまう。
「んんぁっ……!」
口が離れたあと、遅れて来た快感でがくがくと下半身が震える。それをゲブラーだけでなくスタールにも見られていると思えば、今すぐ身体を爆発四散させたいほど恥ずかしくなる。
「あーあ、潮まで吹いちゃって。これじゃあスカートも汚れちゃうから脱ごうね」
「ふぇえっ」
あっさりとスカートを剥ぎ取られて、愛液と潮でどろどろになった下着が露わになってしまう。ぴったりと肌に張り付いてしまっているそれは、彼女の大事な場所の形をくっきり露わにしてしまっている。
(せ、先輩……!)
ゲブラーは完全にいつもの遊び癖が始まってしまっている。恥を忍んで助けてくれとノイナは視線だけでスタールに訴えた。だが彼の表情を見たとたん、その希望は打ち砕かれる。
「あんなに早くイってしまうなんて……これは指導が必要だね、ノイナ」
百戦錬磨のはずの天才諜報員は、惚れた女の痴態にとことん弱かった。
任務などで離れている時間が長かったせいか、彼のノイナへの想いと欲求は突き抜けてしまっているらしい。もはや彼女の淫らな姿と声に興奮を隠せず、理性などというものは消滅してしまったのだろう。
当然のように身体に触れる手つきもいやらしくて、すぐに下着に潜り込んできた手もねっとりと秘裂を撫でてくる。まだひくひくと震える中に挿入された指は、彼女を愛でるように優しく内壁を撫で回していく。
「慣れてしまうくらい僕の手でイって、堪え性を……それとも、連続でイけるようにノイナのここ、馴らしてしまおうか……?」
あっさりと始まったキスと同時に、中に潜り込んだ指も容赦なく動き始める。今朝一回触っただけだというのに彼の指は簡単に弱い場所を探り当てて、ぐいぐいと捏ね回していく。鋭すぎる刺激に簡単にノイナの身体は限界に近づいて、中の収縮も激しくなって彼の指をしゃぶった。
もはや艶かしくて刺激の強過ぎるキスすらもどうでもよくなるほど気持ちよくて、ノイナは数分と保たずに絶頂してしまう。我慢しようと思ってもまた尿道から潮が溢れて、駄目押しのようにぐにぐにと中を弄られたことですぐに二回目がぶしゅっと吹き出してしまう。
「は……簡単に潮を吹いて、ゆるゆるだね、ノイナ。これはもっと訓練が必要そうだ」
「ねぇノイナ、どっちが気持ちよかった?」
「わ、わかん、ない……」
恐れていたことが起こっている。脳内はもはや嫌な予想が的中したことに対する絶望しかなくて、酸欠やら止まらない快感で思考もまともに動かなかった。
「比較するなら、自分の番でなくても指を挿れたままにした方がいいんじゃないかな」
「それもそうか。じゃあもう一回ね。ほらノイナ、口開けてぇ」
この状況に完全に興奮して、欲望がむき出しになっているらしいゲブラーとスタールは止まらない。ノイナの痴態にいやらしく目を光らせて、欲望のままに彼女の身体を弄った。
優しく二人の人差し指が中に突っ込まれ、けれど容赦なく弱い場所を弄り始める。それだけでノイナははしたなく喘いでしまって、涙目になりながら二人のキスを受け続けた。
絡みつかれてるだけなのに舌が痺れて、だというのに敏感に口の中への刺激に反応してしまう。もはやイってるのかどうかさえ判別がつかなくなって、三周したところあたりで彼女は限界を迎えた。
「ねーぇノイナ、どっちのほうが気持ちいい? 中ずっとヒクヒクしっぱなしで分かんない」
「同じところばかり責められてつらいだろう。そろそろノイナも奥が寂しいんじゃないのかな……今度は深く繋がったままでキスをしようか」
「俺もさっきからずっと勃ちっぱなしでつらいなぁ。中突きながらキスするときゅうって締まって、すっごく可愛いんだよね……」
悪魔のような発言のオンパレードに、ノイナは自分の考えが甘かったことを悔いた。
話し合いなんて無意味だ。時間稼ぎすらも、この二人が揃ってしまっては意味をなさない。
もはやこの状況に陥った時点で、ノイナの敗北は決まっていたのだ。
「とにかくぜんぶ引き分け! もう終わり終わり終わりぃー!!」
ヤケクソと化したノイナは、すんでのところで連鎖を断ち切ることができた。
かのように思えた。
20 了
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
48
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる