ディメンション・ラバー

四月七日。春休みも最終日となる日の朝。
高校2年生の主人公、三坂三鶴(みさか みつる)は今日もまた何も変わらない日常に絶望していた。
彼の生活に、特に大きな問題があるわけではない。
しかし、彼の《一番望むもの》は、決して手に入れることが出来ない非現実的なものである故、彼は現実に絶望していた。
「んもー、待ちくたびれましたよ〜?」
その少女に、出会うまでは​────。
24h.ポイント 0pt
0
小説 183,869 位 / 183,869件 SF 5,090 位 / 5,090件

処理中です...