夜光虫が嗤う【完結】
幼い頃、母の飛び降り自殺を間近で目撃した少年は、死と血の記憶に囚われ、心を壊していく。
いじめに遭う日常の中で出会ったのは、白い着物を纏った美しい少女・夜光虫。
彼女は「体の中に鬼が住む」と告げ、人を喰らう化け物だった。互いの異常性を認め、奇妙な友情を育む二人。
しかし夜光虫の哀しい瞳に魅了される少年は、彼女の悲しみを愛でる自分自身の歪みに気づき始める。血と呪い、鬼神の因縁が絡み合う、暗く美しい青春ホラー。
「壊れた者同士」が織りなす、切なく残酷な物語。
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