画面越しの永遠と、絶景の別れ
夏、進路に悩む中学3年生の私は、交流サイトで大学生の彼と出会う。勉強を教えてもらううちに、毎晩の通話が私の全てになった。年の差と距離を超えて恋人になった私たちは、翌年春に初めて対面。痛みと幸せに満たされた日を皮切りに、もつ鍋、マリンワールド、門司港...と現実の思い出を重ねていく。
忙しさから通話が減り、関係が性の繋がりに頼っていることに気づき始めた頃、私たちは最後の別府旅行へ。ロープウェーからの絶景を見た後、私は彼との未来が重ならないことを悟る。
これは、画面越しで始まり、成長する中で終わりを選んだ、2年間の純粋で切実な遠距離恋愛の記録。最高の彼氏と過ごした日々を胸に、私は前を向く。
※この作品はフィクションです。
忙しさから通話が減り、関係が性の繋がりに頼っていることに気づき始めた頃、私たちは最後の別府旅行へ。ロープウェーからの絶景を見た後、私は彼との未来が重ならないことを悟る。
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