UMA男子に懐かれているようです?

推し活優先のぽやぽや先輩×正体不明のUMA後輩。餌付けされているのは私の方でした!?


「先輩、ニヤニヤしすぎですよ」

仕事は完璧、中身はオタク。
そんな私のパーソナルスペースに、正体不明の「UMA男子」が侵入中!?

経理課勤務の伊狩沙和(いかりさわ)は、推し活が生きがいの29歳。

職場で趣味を隠す彼女の癒やしは、推しに関するシールを貼った瓶にお菓子を詰めて愛でる、通称『ごほう瓶(びん)』。

無口で無表情、何を考えているか読めない後輩・天宮淳平(あまみやじゅんぺい)のことを、沙和は密かに「UMA(未確認生物)」と呼んでいたけれど……。
決算期の修羅場で見せた意外な笑顔に、瓶から溢れんばかりの差し入れ。
いつの間にか昼休みは、推し動画鑑賞ではなく「UMAとの雑談タイム」に変わっていき――。

懐かれているのか、からかわれているのか。
UMAな彼との距離感に、翻弄されっぱなしの毎日が始まります。
ほっこり笑えて時々キュンとする、お仕事&日常系オフィス・ラブコメディ。


毎週金曜更新予定です。
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