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《裏技》マスター、教会と戦う
大司教関係の情報共有
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皆んなと合流し、俺らは拠点に帰った。
「それじゃ、情報を共有するとしよう」
幸いな事に、全ての属性に反対派の彼らが行けたので、大司教の事なども聞けた。
まあ流石に俺らみたいに案内してもらったり、お茶をしたりはしなかったが。
逆に、その話をしたら皆んな顎が外れていた。
因みに皆んなの属性を説明しておくと、俺らは無。んでリコとゲリトとギリッダも無。
リューク・ダレウスは闇で、ジャストが土。リィナ・カリナは風だ。
レーダス・レペドは水でアルセー・トビットは火。
最後に、レイーナ・リーネは光だ。
「そ……そんな事がな……」
アルセーがそう呟く。
「ええ、大司教の方とお茶をしてしまいました」
「取り敢えず、その……昇格するには、上にいる奴に勝たないと、なんだな?」
「そうです」
「面倒臭いな……」
頭をボリボリと書きながらアルセーは壁に寄りかかった。
「仕方ありません。取り敢えず、皆さんが昇格した際の配役などを決めておきましょう」
俺らはもうやったが、まあ一応変更があるかもだしな。
その後再度配役を決めた。
まあ、偵察とか情報収集はここら辺とかそういう感じだ。
特筆する部分は無い。
「それで、大司教の事をもう少し聞かせてくれ」
ギリッダがまずアルセーにそう言った。
「そうだな……やっぱり火属性の大司教なだけあって結構熱血っぽい感じの人だったよ。あとガタイが凄く良かったから、仮に戦う事になったら物理攻撃にも注意した方が良いと思う」
なるほどな……俺が前戦った時は物理攻撃をしてこなかったが、これからは少し注意した方が良いか。
「それじゃあ次はリィナ、行けるか?」
「はっ、はい! えっと……か、風の大司教はその……ほ、細身で! なんかこう……スラッとしてました! そ、それで……見た目は優しそうな人でした!」
ふぅん……そんな奴なのか。
ただ漫画とかアニメだとそういう奴に限ってサイコパスだったりするんだよな。
「あー、レーダス、次頼む」
「高身長、眼鏡掛けてる、基本的には黒髪、一筋だけ青い線が入ってる、コートを着崩してる、冷酷そう」
レーダスがそう早口で言った。
あと、ちゃんと情報は合ってるな。
実際冷酷だし。
「あ、ありがとな。んじゃあレイーナ、次言ってくれ」
「光の大司教はねー、語尾に☆が付いてるような喋り方をしてるわねー。あと……すっごい巨乳だったわ。巨乳。もうね、スイカよスイカ」
レイーナが自分の胸を見る。
……まあ、マンゴー1.5個分くらいはあるだろう。
……小さめの。
「ゴホン、それ以外だと……金髪で、少し細目……まあ細目の中では太い方ね。特徴はそんな感じかしら」
ふむ、胸を見てかなりダメージを負った事は分かった。
「そ……それじゃあ次は……ジャ、ジャスト、大丈夫か?」
「ん? 俺は至って元気だぞ?」
多分そっちの意味じゃ無いと思うぞ……。
「なら話してくれ」
「おうよ! 女だった!」
「……そ、それだけか?」
「ババアだった!」
リコがジャストの腹を膝で強めに突いた。
「おいバカジャスト。その発言は止めとけ」
「何でだ?」
「失礼だろうが」
「むっ、確かにな。ならば……ふ、古い女だった?」
「おばあさんとかで良いだろうが!」
「あぁ! そんな言葉あったなぁ! そうだ、おばあさんだった! あと……ちっこかった!」
「はぁ……もう良い。リューク、言ってくれ」
「うん……まあ……流石闇の大司教って感じだったよ……紫色のローブに……深く被っているフード……まさに魔術師の見た目だね……」
「それなら、街にいたらかなり目立ちそうだな」
「だね……」
「最後は俺らか。んじゃ、無の大司教について話すぜ」
その後、俺らは言える情報の〝大半〟を話した。
まだスパイがいないかどうか分かって無いからな……。
一応だ。
「それじゃあ、今日は皆んなもう疲れたろ? 解散して良いぞ」
その言葉を皮切りに皆んな部屋を出て行った。
「それでは、私達も行きましょう」
ルリカ達にそう言って、俺らも部屋を出て、自宅へと帰るのだった――。
「それじゃ、情報を共有するとしよう」
幸いな事に、全ての属性に反対派の彼らが行けたので、大司教の事なども聞けた。
まあ流石に俺らみたいに案内してもらったり、お茶をしたりはしなかったが。
逆に、その話をしたら皆んな顎が外れていた。
因みに皆んなの属性を説明しておくと、俺らは無。んでリコとゲリトとギリッダも無。
リューク・ダレウスは闇で、ジャストが土。リィナ・カリナは風だ。
レーダス・レペドは水でアルセー・トビットは火。
最後に、レイーナ・リーネは光だ。
「そ……そんな事がな……」
アルセーがそう呟く。
「ええ、大司教の方とお茶をしてしまいました」
「取り敢えず、その……昇格するには、上にいる奴に勝たないと、なんだな?」
「そうです」
「面倒臭いな……」
頭をボリボリと書きながらアルセーは壁に寄りかかった。
「仕方ありません。取り敢えず、皆さんが昇格した際の配役などを決めておきましょう」
俺らはもうやったが、まあ一応変更があるかもだしな。
その後再度配役を決めた。
まあ、偵察とか情報収集はここら辺とかそういう感じだ。
特筆する部分は無い。
「それで、大司教の事をもう少し聞かせてくれ」
ギリッダがまずアルセーにそう言った。
「そうだな……やっぱり火属性の大司教なだけあって結構熱血っぽい感じの人だったよ。あとガタイが凄く良かったから、仮に戦う事になったら物理攻撃にも注意した方が良いと思う」
なるほどな……俺が前戦った時は物理攻撃をしてこなかったが、これからは少し注意した方が良いか。
「それじゃあ次はリィナ、行けるか?」
「はっ、はい! えっと……か、風の大司教はその……ほ、細身で! なんかこう……スラッとしてました! そ、それで……見た目は優しそうな人でした!」
ふぅん……そんな奴なのか。
ただ漫画とかアニメだとそういう奴に限ってサイコパスだったりするんだよな。
「あー、レーダス、次頼む」
「高身長、眼鏡掛けてる、基本的には黒髪、一筋だけ青い線が入ってる、コートを着崩してる、冷酷そう」
レーダスがそう早口で言った。
あと、ちゃんと情報は合ってるな。
実際冷酷だし。
「あ、ありがとな。んじゃあレイーナ、次言ってくれ」
「光の大司教はねー、語尾に☆が付いてるような喋り方をしてるわねー。あと……すっごい巨乳だったわ。巨乳。もうね、スイカよスイカ」
レイーナが自分の胸を見る。
……まあ、マンゴー1.5個分くらいはあるだろう。
……小さめの。
「ゴホン、それ以外だと……金髪で、少し細目……まあ細目の中では太い方ね。特徴はそんな感じかしら」
ふむ、胸を見てかなりダメージを負った事は分かった。
「そ……それじゃあ次は……ジャ、ジャスト、大丈夫か?」
「ん? 俺は至って元気だぞ?」
多分そっちの意味じゃ無いと思うぞ……。
「なら話してくれ」
「おうよ! 女だった!」
「……そ、それだけか?」
「ババアだった!」
リコがジャストの腹を膝で強めに突いた。
「おいバカジャスト。その発言は止めとけ」
「何でだ?」
「失礼だろうが」
「むっ、確かにな。ならば……ふ、古い女だった?」
「おばあさんとかで良いだろうが!」
「あぁ! そんな言葉あったなぁ! そうだ、おばあさんだった! あと……ちっこかった!」
「はぁ……もう良い。リューク、言ってくれ」
「うん……まあ……流石闇の大司教って感じだったよ……紫色のローブに……深く被っているフード……まさに魔術師の見た目だね……」
「それなら、街にいたらかなり目立ちそうだな」
「だね……」
「最後は俺らか。んじゃ、無の大司教について話すぜ」
その後、俺らは言える情報の〝大半〟を話した。
まだスパイがいないかどうか分かって無いからな……。
一応だ。
「それじゃあ、今日は皆んなもう疲れたろ? 解散して良いぞ」
その言葉を皮切りに皆んな部屋を出て行った。
「それでは、私達も行きましょう」
ルリカ達にそう言って、俺らも部屋を出て、自宅へと帰るのだった――。
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