氷の婚約指輪

 侯爵令嬢ライラは、婚約をしていたベイツ宮中伯ウィリアムから一方的に捨てられた。一人身となったライラは失墜の中で帝国を歩いていると“氷結公爵”と名高いケイシー・エヴァンスを偶然見かけた。
 しかし、彼は“氷結”の名の通り、女性の噂も聞かないほどクールと有名。それでも多くの女性貴族から人気があった。自分に不相応と考えたライラは噴水広場で落ち込む。
 すると宮中伯が向かわせたというゴロツキが現れ、襲われるも危機一髪のところをライラは氷結公爵ケイシーに救われた。
 一目惚れしたライラは、思い切って告白する。すると、ケイシーは思いもよらない行動をしたのだった。
24h.ポイント 0pt
29
小説 184,424 位 / 184,424件 恋愛 56,089 位 / 56,089件