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No.1の男の末路/ホスト、輪姦
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「っ、!」
行為で仄かにピンクの紗を掛けたハヤトの褐色の身体が押し目もなく披露されると、四人はその身体に咲き誇る無数の朱い鬱血を見て呆気にとられた。
そしてすぐに腹の底が熱く煮えたぎるのを感じた。それは、ハヤトは俺のものだ、と主張するように至る所につけられており、ハヤトと組長が身体を交わらせたのは数回どころではないことが伺えたからだ。
その所有印を愛しむように撫で上げると、ツンと主張していた胸の蕾を摘まみコリコリと捏ねあげた。一際甘えた声を上げるハヤトのうなじに唇を寄せると、組長はこれみよがしにその首筋にがぶりと大きく歯を立て沈めていく。血が滲みハヤトの目に涙が浮かんでも、手足を暴れさせても食い込む歯は止まらない。噛み千切らんばかりに歯を立てる組長の瞳はギラギラと強すぎる熱と怒りを孕んでおり、その瞳は逸らされずまっすぐに四人へと向けられていた。
組長の異常なまでのその姿に四人は恐れ慄いた。とんでもない人を敵に回してしまったと恐怖する傍ら、四人の脳裏にハヤトを裏切ってしまった後悔の念が過る。
もし、ハヤトの異変に気付いていたなら……。
辛い思いをさせなかったかもしれない。
理不尽に犯されることもなかったかもしれない。
――あの男の場所にいて、ハヤトを好きにしていたのは自分だったかもしれない……。
ぎらりと熱を孕んだ瞳で見つめられ、ハヤトはあの日のことを思い出し身体を震わせた。
四人に罵られ、変わる変わる無理矢理家族に犯された快感は、今でも思い出すだけでハヤトに強い快楽をもたらしていた。
「ああッ♡、きも、ち、ぃ、イ! もっと、もっと奥までおかして、ぇ♡……おかしく、なるまで、ずぽずぽ、やめない、でぇッ♡」
美しい顔を淫らに染めて、ハヤトは強請るように四人を見つめた。
もう戻れない、否、戻りたくない――。
ハヤトは、これからところ構わず組長に犯されて快楽漬けにされるであろう人生を想像し、恍惚な表情を浮かべ腰をくねらせた。
そしてあわよくば、大切な家族四人にもその滾った肉棒を捻じ込んで欲しい……と、甘えるように喘ぐ。
それから、濃厚な蜜事は夜が明け、朝が白むまで続いた。
その後『The stariest』は組長に買収されることとなり、ハヤトはホストに復帰した。
今まで以上に売り上げを上げるハヤトとそれに続くようにマサヤ、シュン、リュウジも今までとは比にならないほどの金額を毎日毎日売り上げ仕事に精を出していた。
全ては組のシノギを減らす為。そうすれば、組長はずっと『The stariest』に居てくれる。そして、毎日毎日狂おしいくらいに犯してくれる。
今日も営業が終わるとはしたなく喘ぐハヤトの声が、明かりが消えたホールに響き渡る。ホスト達はそれをオカズに自慰をはじめ、煌びやかに女性を楽しませていた店内が淫靡で淫らな空間へと姿を変える。
あまりの愉悦溢れる空間に耐え切れず、一組が肉棒を合わせ擦り合いだすと、一人、また一人と身体を重ね見る間もなくまぐわっていく。
ホールが見渡せる二階席で、背後から肉棒で突き上げられているハヤトが手摺に縋りながらうっとりと階下を見つめた。
ハヤトが果て、同時に貫いていた組長の肉棒も白濁を中に吐き出すと、ぐぽりと音を立てて抜き去り、身をかがめてハヤトの耳元で低音を響かせて囁く。
「さぁ、好きなだけ家族にぐちゃぐちゃにされてこい、ハヤト。許可してやる」
「くみ、ちょ……ありがと、ございます♡」
身なりを整えた組長が店を後にする。
外まで聞こえてくるハヤトの嬌声に組長は卑下た笑いを浮かべた。
ホールの真ん中でマサヤたちの肉棒を堪能するハヤトの嬌声は、翌日の開店時間目前まで鳴りやむことはなかった。
行為で仄かにピンクの紗を掛けたハヤトの褐色の身体が押し目もなく披露されると、四人はその身体に咲き誇る無数の朱い鬱血を見て呆気にとられた。
そしてすぐに腹の底が熱く煮えたぎるのを感じた。それは、ハヤトは俺のものだ、と主張するように至る所につけられており、ハヤトと組長が身体を交わらせたのは数回どころではないことが伺えたからだ。
その所有印を愛しむように撫で上げると、ツンと主張していた胸の蕾を摘まみコリコリと捏ねあげた。一際甘えた声を上げるハヤトのうなじに唇を寄せると、組長はこれみよがしにその首筋にがぶりと大きく歯を立て沈めていく。血が滲みハヤトの目に涙が浮かんでも、手足を暴れさせても食い込む歯は止まらない。噛み千切らんばかりに歯を立てる組長の瞳はギラギラと強すぎる熱と怒りを孕んでおり、その瞳は逸らされずまっすぐに四人へと向けられていた。
組長の異常なまでのその姿に四人は恐れ慄いた。とんでもない人を敵に回してしまったと恐怖する傍ら、四人の脳裏にハヤトを裏切ってしまった後悔の念が過る。
もし、ハヤトの異変に気付いていたなら……。
辛い思いをさせなかったかもしれない。
理不尽に犯されることもなかったかもしれない。
――あの男の場所にいて、ハヤトを好きにしていたのは自分だったかもしれない……。
ぎらりと熱を孕んだ瞳で見つめられ、ハヤトはあの日のことを思い出し身体を震わせた。
四人に罵られ、変わる変わる無理矢理家族に犯された快感は、今でも思い出すだけでハヤトに強い快楽をもたらしていた。
「ああッ♡、きも、ち、ぃ、イ! もっと、もっと奥までおかして、ぇ♡……おかしく、なるまで、ずぽずぽ、やめない、でぇッ♡」
美しい顔を淫らに染めて、ハヤトは強請るように四人を見つめた。
もう戻れない、否、戻りたくない――。
ハヤトは、これからところ構わず組長に犯されて快楽漬けにされるであろう人生を想像し、恍惚な表情を浮かべ腰をくねらせた。
そしてあわよくば、大切な家族四人にもその滾った肉棒を捻じ込んで欲しい……と、甘えるように喘ぐ。
それから、濃厚な蜜事は夜が明け、朝が白むまで続いた。
その後『The stariest』は組長に買収されることとなり、ハヤトはホストに復帰した。
今まで以上に売り上げを上げるハヤトとそれに続くようにマサヤ、シュン、リュウジも今までとは比にならないほどの金額を毎日毎日売り上げ仕事に精を出していた。
全ては組のシノギを減らす為。そうすれば、組長はずっと『The stariest』に居てくれる。そして、毎日毎日狂おしいくらいに犯してくれる。
今日も営業が終わるとはしたなく喘ぐハヤトの声が、明かりが消えたホールに響き渡る。ホスト達はそれをオカズに自慰をはじめ、煌びやかに女性を楽しませていた店内が淫靡で淫らな空間へと姿を変える。
あまりの愉悦溢れる空間に耐え切れず、一組が肉棒を合わせ擦り合いだすと、一人、また一人と身体を重ね見る間もなくまぐわっていく。
ホールが見渡せる二階席で、背後から肉棒で突き上げられているハヤトが手摺に縋りながらうっとりと階下を見つめた。
ハヤトが果て、同時に貫いていた組長の肉棒も白濁を中に吐き出すと、ぐぽりと音を立てて抜き去り、身をかがめてハヤトの耳元で低音を響かせて囁く。
「さぁ、好きなだけ家族にぐちゃぐちゃにされてこい、ハヤト。許可してやる」
「くみ、ちょ……ありがと、ございます♡」
身なりを整えた組長が店を後にする。
外まで聞こえてくるハヤトの嬌声に組長は卑下た笑いを浮かべた。
ホールの真ん中でマサヤたちの肉棒を堪能するハヤトの嬌声は、翌日の開店時間目前まで鳴りやむことはなかった。
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