しがらみ

山代裕春

文字の大きさ
上 下
17 / 17

親も親

しおりを挟む
浅川「はぁ…はぁ…!五喜!」
五喜「四ツ恵よつえさん」
浅川「大丈夫!?ケガは!?」
五喜「大丈夫…」
浅川「はぁあ…よかったぁ」
五喜「お隣の方が通報してくれたみたい」
浅川「はぁあぁ…」
 五喜を抱きしめ浅川は安堵する。
浅川「お義父さんも今来るって」
五喜「…」
浅川「五喜?」
 視線の先にはパトカーに乗った義弟、それに気づいた義弟は義姉に笑いかける。
 刹那、パトカーは走り出し、去っていく。
浅川「……行こう」
 この時、五喜は義母のことを思い出していた…
五喜「親も親なら子も子…」
 この言葉の意味を知るものは恐らく彼女以外わからない。

終わり
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

貴方達から離れたら思った以上に幸せです!

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:180,944pt お気に入り:12,455

コントな文学『初任給と母さんの涙』

大衆娯楽 / 完結 24h.ポイント:284pt お気に入り:0

完結【R―18】様々な情事 短編集

恋愛 / 完結 24h.ポイント:702pt お気に入り:39

花と獣 〜飢えた心と甘い蜜〜

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:4

消えた公爵令嬢~冷めた目に映る世界

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:46,413pt お気に入り:1,024

処理中です...