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始まり
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サリス「迷える子羊よ入りなさい」
ガチャ…ギィーッ
無機質な音が告解室に響く…
「神父さま助けてください」
サリス「迷える子羊よ聞きましょう」
「…私は禁忌を犯してしまいました」
サリス「どのような禁忌を?」
「人を……陵辱してまいました」
サリス「…」
「その人のことを思うと気持ちが抑えられず、見てるだけで心臓が高鳴り、自分のものにしたいと叫ぶのです」
サリス「…」
「先日それが限界に達し衝動のままに…」
サリス「……祈りなさい、そして懺悔するのです、その方の為に」
「……神父様」
サリス「はい」
「なんでボイスレコーダー持ってるんですか?」
サリス「…なんのことですか?」
「とぼけるな」
サリス「…」
「神父さまーそれは違反じゃないですか?」
サリス「…」
「はははっもしかしてその人神父さまの知り合い?」
サリス「…」
「図星か?」
サリス「…」
「……なぁ神父さま」
サリス「…」
「俺のは気持ちよかったか?」
サリス「………」
「懺悔したらあんたは許してくれんの?」
サリス「……許すわけないだろ」
「…」
サリス「この悪魔が」
「はははっ!その顔いいなぁいじめたくなる」
サリス「外道」
「ケーサツに出すのはいいけどその間耐えられるか?」
サリス「ふざけるな、そんな事あってたまるか」
男は笑い、神父を見つめる。
突然、告解室のドアが開き数人の男達が取り囲む。
「お?お迎えか」
サリス「…」
警察官「ロード・ラトだな」
ロード「…はーい」
警察官「署までご同行を」
ロードは大人しく腕を警察官の前に突き出し連行される。
ロード「バイバーイ神父さま~」
サリス「…」
「…兄さん」
サリス「ありがとう」
ガチャ…ギィーッ
無機質な音が告解室に響く…
「神父さま助けてください」
サリス「迷える子羊よ聞きましょう」
「…私は禁忌を犯してしまいました」
サリス「どのような禁忌を?」
「人を……陵辱してまいました」
サリス「…」
「その人のことを思うと気持ちが抑えられず、見てるだけで心臓が高鳴り、自分のものにしたいと叫ぶのです」
サリス「…」
「先日それが限界に達し衝動のままに…」
サリス「……祈りなさい、そして懺悔するのです、その方の為に」
「……神父様」
サリス「はい」
「なんでボイスレコーダー持ってるんですか?」
サリス「…なんのことですか?」
「とぼけるな」
サリス「…」
「神父さまーそれは違反じゃないですか?」
サリス「…」
「はははっもしかしてその人神父さまの知り合い?」
サリス「…」
「図星か?」
サリス「…」
「……なぁ神父さま」
サリス「…」
「俺のは気持ちよかったか?」
サリス「………」
「懺悔したらあんたは許してくれんの?」
サリス「……許すわけないだろ」
「…」
サリス「この悪魔が」
「はははっ!その顔いいなぁいじめたくなる」
サリス「外道」
「ケーサツに出すのはいいけどその間耐えられるか?」
サリス「ふざけるな、そんな事あってたまるか」
男は笑い、神父を見つめる。
突然、告解室のドアが開き数人の男達が取り囲む。
「お?お迎えか」
サリス「…」
警察官「ロード・ラトだな」
ロード「…はーい」
警察官「署までご同行を」
ロードは大人しく腕を警察官の前に突き出し連行される。
ロード「バイバーイ神父さま~」
サリス「…」
「…兄さん」
サリス「ありがとう」
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