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Chapter.7 愛され続けて
Act.4-04☆
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「まだ怖い?」
高遠さんに訊かれ、私は、「少し」と頷く。
「でも、前よりは大丈夫だと思います。――多分……」
「多分、か」
高遠さんは微苦笑を浮かべた。
「まあでも、絢のアソコはたっぷり濡れてたからね。やっぱり、濡れてないとさすがに無理があるし」
私を仰向けにさせ、高遠さんがゆっくりと腰を沈めてくる。やはり、まだ完全ではないのか、少し入れるのが大変そうだった。ただ、今回は多少の異物感は覚えたものの、痛みはほとんどなかった。
「一緒に気持ち良くなろう?」
少しずつ、高遠さんは身動きを始めた。
奥に高遠さんの熱を感じる。突かれる毎に甘い痺れを覚える。
「は……あぁ……っ……」
無意識に声が漏れる。抑えようと思えば抑えられるのかもしれないけれど、出すことで気持ち良さも増してゆくような気がする。
私に配慮してくれているのか、高遠さんの動きは緩やかなままだった。感じるけれど、まだ物足りない。
「あ……んっ……もっと……」
高遠さんに強くしがみ付きながら、私は訴える。
高遠さんは優しい律動を繰り返したまま、私を上から見つめてきた。
「激しくされたい?」
高遠さんに問われ、私は喘ぎながら何度も頷く。
「じゃあ、絢の要望通りにするからね?」
そう告げてきた高遠さんは、激しく腰を打ち付けてきた。肌と肌がぶつかり合う音に混ざり、卑猥な水音が静まり返った部屋の中に響き渡る。
「や……っ……壊れちゃ……あぁ……っ……」
「絢が……俺を煽ったんだろ……っ……?」
「だ……って……あ……あぁぁ……っ……」
高遠さんにも余裕がなくなっている。荒い息が漏れ、眉間に皺が刻まれている。私のナカで一緒に感じてくれている。
予想以上の高遠さんの責めの激しさに、私は高遠さんの背中に爪を立てていた。
「つっ……」
高遠さんが小さく呻く。そこで私はハッと我に返り、背中から手を離そうとしたけれど、「いいよ」と高遠さんに制止された。
「ちょっとぐらい俺を痛め付けてもいいから。その代わり、絢を俺の好きなようにさせてもらうよ?」
高遠さんの言葉に私はゾクゾクしてゆくのを実感した。自分は決してマゾではないと思っていたけれど、実は苛められたい願望があったのかもしれない。もちろん、それは高遠さんにだけだけど。
「あ……あん……っ……あぁ……っ……」
高遠さんの律動は留まることを知らない。ゆっくりになったかと思えば急に激しく突き上げられ、私はひたすら高遠さんに翻弄され続けた。
「はぁ……あぁん……っ……あぁ……んっ……」
もう、自分の声なのかどうかの判別も出来なくなっていた。意識も朦朧としかけ、それでも何とか自分を取り戻すものの、私はほとんど限界だった。何度昇りつめたのかも分からない。
高遠さんは少しずつ体勢を変えながら、挿入を繰り返す。激しく身体を動かしているから汗が流れ落ち、私の身体も濡らしてゆく。
「そろそろイクよ……?」
高遠さんも限界が近付いていたらしい。私にそう告げてから、さらに腰を強く打ち付けてくる。
「あ……っ……ヤだ……っ……またイッちゃ……あぁぁ……っ……!」
私が絶頂を迎えてからほどなくして、高遠さんの身動きも止まった。
高遠さんは肩で息を繰り返していた。そして、ゆっくりと私のナカから高遠さん自身を引き抜いてゆく。
高遠さんに訊かれ、私は、「少し」と頷く。
「でも、前よりは大丈夫だと思います。――多分……」
「多分、か」
高遠さんは微苦笑を浮かべた。
「まあでも、絢のアソコはたっぷり濡れてたからね。やっぱり、濡れてないとさすがに無理があるし」
私を仰向けにさせ、高遠さんがゆっくりと腰を沈めてくる。やはり、まだ完全ではないのか、少し入れるのが大変そうだった。ただ、今回は多少の異物感は覚えたものの、痛みはほとんどなかった。
「一緒に気持ち良くなろう?」
少しずつ、高遠さんは身動きを始めた。
奥に高遠さんの熱を感じる。突かれる毎に甘い痺れを覚える。
「は……あぁ……っ……」
無意識に声が漏れる。抑えようと思えば抑えられるのかもしれないけれど、出すことで気持ち良さも増してゆくような気がする。
私に配慮してくれているのか、高遠さんの動きは緩やかなままだった。感じるけれど、まだ物足りない。
「あ……んっ……もっと……」
高遠さんに強くしがみ付きながら、私は訴える。
高遠さんは優しい律動を繰り返したまま、私を上から見つめてきた。
「激しくされたい?」
高遠さんに問われ、私は喘ぎながら何度も頷く。
「じゃあ、絢の要望通りにするからね?」
そう告げてきた高遠さんは、激しく腰を打ち付けてきた。肌と肌がぶつかり合う音に混ざり、卑猥な水音が静まり返った部屋の中に響き渡る。
「や……っ……壊れちゃ……あぁ……っ……」
「絢が……俺を煽ったんだろ……っ……?」
「だ……って……あ……あぁぁ……っ……」
高遠さんにも余裕がなくなっている。荒い息が漏れ、眉間に皺が刻まれている。私のナカで一緒に感じてくれている。
予想以上の高遠さんの責めの激しさに、私は高遠さんの背中に爪を立てていた。
「つっ……」
高遠さんが小さく呻く。そこで私はハッと我に返り、背中から手を離そうとしたけれど、「いいよ」と高遠さんに制止された。
「ちょっとぐらい俺を痛め付けてもいいから。その代わり、絢を俺の好きなようにさせてもらうよ?」
高遠さんの言葉に私はゾクゾクしてゆくのを実感した。自分は決してマゾではないと思っていたけれど、実は苛められたい願望があったのかもしれない。もちろん、それは高遠さんにだけだけど。
「あ……あん……っ……あぁ……っ……」
高遠さんの律動は留まることを知らない。ゆっくりになったかと思えば急に激しく突き上げられ、私はひたすら高遠さんに翻弄され続けた。
「はぁ……あぁん……っ……あぁ……んっ……」
もう、自分の声なのかどうかの判別も出来なくなっていた。意識も朦朧としかけ、それでも何とか自分を取り戻すものの、私はほとんど限界だった。何度昇りつめたのかも分からない。
高遠さんは少しずつ体勢を変えながら、挿入を繰り返す。激しく身体を動かしているから汗が流れ落ち、私の身体も濡らしてゆく。
「そろそろイクよ……?」
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「あ……っ……ヤだ……っ……またイッちゃ……あぁぁ……っ……!」
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高遠さんは肩で息を繰り返していた。そして、ゆっくりと私のナカから高遠さん自身を引き抜いてゆく。
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