異世界オメガ
「こちらでは異世界からアルファとオメガを召喚し、運命の番と出逢わせております」
あやしいセールスマンは言う。
「運命の番?」
「そうです、あの運命の番ですよ。運命が成立するカップルは稀少です。宇宙の中で砂漠の砂粒一粒をみつけるのと同じ程に困難。では御座いますが、ここでは確実に引き当てる事が可能なのです──別世界からの召喚ならば」
「あの」
「素晴らしいでしょう? 現在大変多くのお客様からご満足の声を戴いておりますよ。その上、異世界からの客人は未知の知識をもたらしてくれる。あらゆる異世界の利点を吸収し、アルファ召喚でより良い世界の発展と繁栄を呼ぶ。──これが当協会の事業であり、理念です」
召喚された異世界で、どうやら隼百は予定外のベータらしい。
で、ベータってなに? という疑問の答えもろくに得られないまま、ハズレのベータとしてホテル清掃で働き始めた隼百はある噂を耳にする。
協会の代表アルファは死んだ番の生まれ変わりを捜してる、と。
逃げるオメガに、追うアルファ
「絶滅危惧種オメガ」のシリーズ。同世界観。単体で読めます。ハッピーエンドです。R18はありますが、そこまで遠いです。
書き溜めた分が切れたら亀更新です。ぼちぼち頑張ります。お付き合い頂けたら嬉しいです。
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