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10章
357.コハク
【ミヅキ~俺にもくれ!】
ミヅキの後ろにはシルバ達が横一列に並びヨダレを垂らしながら待っていた。
【はい、はい、シルバは勿論大盛りね、シンクは小さめに切って、コハクも大盛り!プルシアは野菜で巻いておいたよ、ムーも大盛り!】
ミヅキがみんなの前にそれぞれのお皿を置くと
【召し上がれ】
ニッコリ笑ってどうぞと手を出した。
【…ッ!…ッ!】
【美味しい~】
【きゃん!】
【うん、美味いな!この野菜もいい感じだ】
【…!…!】
それぞれの反応は違うが美味しいそうに食べている。
【シルバ美味しい?】
ミヅキが笑いながら聞くと
【うまい!このタレがたまらん!】
【まだまだあるからね、ゆっくり食べてね】
「いやぁ~ただの焼肉もこのタレを付けるだけでだいぶ違いますね!」
マルコさんがミヅキに近づくと、コソッと耳打ちをする。
「このタレだけを販売って可能でしょうか?」
マルコさんが真剣な顔で聞いてくる。
「うーん…別にいいと思うけどこれって普通の家庭でも作れちゃうと思うよ、ただ混ぜただけだし…その人によって好みの配合があると思うしね」
「でも…皆さんその配合を知りませんからね…ご家庭の肉があの店の味に!なんて言えば売れる気がするんですよね…」
マルコさんがブツブツと考えていると
「そこはマルコさんに任せます。詳しい事はギースさんとレアルさん達と進めて下さい」
「わかりました!ミヅキさんから了承を取らないと彼らも首を縦に振ってくれませんからね」
マルコさんが苦笑すると
「えっ?そうなの?」
「もちろんですよ私の所の従業員達も優秀ですが…あれだけ忠義を誓っていて信頼出来る人がいてミヅキさんは幸せですね…いや…彼らが幸せなのかな?」
マルコさんがミヅキを見ると
「そうなら…嬉しいです」
照れるように頭をかいた。
「そういや、セバスさん…そろそろあれを解禁してもいいんじゃないか?」
焼肉を食べながベイカーがクイッと飲む仕草をすると
「ミヅキさんも無事帰って来ましたし…まぁ今日くらいはいいですかね…」
セバスがおもむろに手を伸ばすと収納から瓶を取り出す。
「おー?セバス!なんだそれは!よこせ!」
ディムロスがバッとセバスから瓶を奪い取ると
「あっ…」
唖然とするセバスをよそにクンクンと匂いを嗅ぐ。
「なんだぁ~この芳しい香りは」
ディムロスの目が光ると
「なんだ?ディムロスあいつら何を隠し持っとったんだ?」
ギルがグイッと覗き込むと
「こりゃ酒だな!」
「何!なら味見をしてみないとな!」
ギルバートがコップを差し出すとディムロスが注ぐ、お互いコップを持つとそっと唇と近づけていった…
「あ~…俺の酒が…」
「ギルマスに見つかるとは…」
ベイカーが羨ましそうに二人を見ると
クイッと一口で飲み干してしまう!
「「うまい!」」
「なんだこの酒は初めて飲んだぞ…」
ギルバートがコップに注ぎれた酒をじっと見つめる…
「この口当たり、喉を通る刺激、鼻に抜ける香り…素晴らしい!」
ギルバートが絶賛すると
「おい!もっと無いのか!」
ディムロスが空になった瓶を逆さに振っている…
「あー!全部飲みやがった!」
信じられん!とベイカーがディムロスを睨むと
「こんなもんじゃ足りんぞ!」
「私達が残しておいたのに…ギルマス…いい加減にして下さいよ…」
セバスがギロっと睨むと空気がピリついた…
「セ、セバスさん!酒ならまた持ってきましたから…」
思わずムサシがセバスに声をかけると
「何!あれを持ってきたのはお前か!」
ディムロスとギルバートがムサシを挟む。
「わしらにももう少しくれんかのぉ~」
ディムロスが甘えるように言うと
「これを定期的に国に下ろして欲しいんだが…あっ!もちろん金は払うぞ!」
ギルバートがニコニコと笑って言うと
「えっ…いや…私は…」
ムサシがオロオロとしてると
「なんだ?ハッキリせんやつだな、その犬の面は飾りか?」
ディムロスがムサシの頭をガシッと掴むと
「ん?こりゃかぶりもんじゃないの?」
「えっそうなのか?」
ギルバートもムサシの顔をガシガシと強く撫でる。
ムサシは顔の事を言われて、固まると…
「いい加減にしろ!ムサシが嫌がってるだろ!」
ベイカーが二人を引き剥がす!
「ベイカーさん…」
ムサシがホッとすると
「なんだ!俺はそいつと話があるんだ!ムサシと言ったな、あの酒はお前が作ったのか?」
ディムロスがムサシを見ると
「確かに…私が作ったものです…」
下を向きながら答えると…
「私のような者が作った物では…嫌じゃありませんか…」
ムサシが弱々しく聞くと
「はっ?何言っとるんだ?あんな凄いもんが作れるヤツのどこが嫌なんじゃ?」
ディムロスがギルバートを見ると
「さぁ?どこが悪いんだ?顔なんて…完全にミヅキ好みのだし…うちの息子が羨ましがりそうだ…」
ギルバートがムサシを見るとウンウンと頷く
「ベイカーさん…あの人達何を言ってるのでしょうか?」
ムサシがコソッと聞くと
「あー…別に本心を言ってると思うぞ…ここにいるヤツらは色々と毒されてるからな…誰もお前のことなんか気にしちゃいないさ」
ベイカーがムサシを見ると
「そうですね…確かにミヅキの事で頭がいっぱいでここまで来ましたが…誰も私のことに触れる人…いませんでしたね…てっきり関わりたくないかと思っていましたが…そういう訳でもなく普通に話しかけて来ますしね…」
「そうだな…まぁそんなたいしたことない問題にみんな構っちゃいられないんだよ」
ベイカーがムサシの頭をゴツンと軽く叩いた。
「どっちかって言うとお前の顔に憧れるやつの方が多いかもな…なんせあのミヅキのお気に入りだからな」
「そ、そうなんですか…」
ムサシがミヅキを見るとこちらの話など全然気付いていなそうに従魔達と楽しそうに戯れている…
「俺…初めてこの顔で良かったかもって…思いました」
ムサシさんが少しハニカミながらベイカーに言った。
「そうだ!焼肉もいいけどコハクには特別なものがあるよ~」
ミヅキが山盛りに積まれたお稲荷さんを出すと…
「キャイーン!!」
コハクの目がピカン!と光った!
お稲荷さんを置いたテーブルの周りをグルグルと回っている。
【やっぱりキツネと言ったらこれだよね!油揚げであんなに喜んでたし】
ミヅキがコハクの為にお稲荷さんをお皿に取ると
【ちょっと待ってね、みんなの分も用意するから】
コハクに待てすると…ヨダレを垂らしながらじっとお稲荷さんを見つめて停止している。
【か、可愛い…って早く用意してあげないと!】
シルバ達の分も用意すると
【お待たせ!みんなどうぞ】
ミヅキが手を差し出す。
【なんかちっこいな、中は…米か!これはこれで美味いな!】
シルバが大きな口で一気に三、四個一気に食べていると…
【ミ、ミヅキ!コハクが!】
シンクが慌てた様子でミヅキに声をかける…
ミヅキがコハクを見ると…コハクの体が淡く光出していた…。
ミヅキの後ろにはシルバ達が横一列に並びヨダレを垂らしながら待っていた。
【はい、はい、シルバは勿論大盛りね、シンクは小さめに切って、コハクも大盛り!プルシアは野菜で巻いておいたよ、ムーも大盛り!】
ミヅキがみんなの前にそれぞれのお皿を置くと
【召し上がれ】
ニッコリ笑ってどうぞと手を出した。
【…ッ!…ッ!】
【美味しい~】
【きゃん!】
【うん、美味いな!この野菜もいい感じだ】
【…!…!】
それぞれの反応は違うが美味しいそうに食べている。
【シルバ美味しい?】
ミヅキが笑いながら聞くと
【うまい!このタレがたまらん!】
【まだまだあるからね、ゆっくり食べてね】
「いやぁ~ただの焼肉もこのタレを付けるだけでだいぶ違いますね!」
マルコさんがミヅキに近づくと、コソッと耳打ちをする。
「このタレだけを販売って可能でしょうか?」
マルコさんが真剣な顔で聞いてくる。
「うーん…別にいいと思うけどこれって普通の家庭でも作れちゃうと思うよ、ただ混ぜただけだし…その人によって好みの配合があると思うしね」
「でも…皆さんその配合を知りませんからね…ご家庭の肉があの店の味に!なんて言えば売れる気がするんですよね…」
マルコさんがブツブツと考えていると
「そこはマルコさんに任せます。詳しい事はギースさんとレアルさん達と進めて下さい」
「わかりました!ミヅキさんから了承を取らないと彼らも首を縦に振ってくれませんからね」
マルコさんが苦笑すると
「えっ?そうなの?」
「もちろんですよ私の所の従業員達も優秀ですが…あれだけ忠義を誓っていて信頼出来る人がいてミヅキさんは幸せですね…いや…彼らが幸せなのかな?」
マルコさんがミヅキを見ると
「そうなら…嬉しいです」
照れるように頭をかいた。
「そういや、セバスさん…そろそろあれを解禁してもいいんじゃないか?」
焼肉を食べながベイカーがクイッと飲む仕草をすると
「ミヅキさんも無事帰って来ましたし…まぁ今日くらいはいいですかね…」
セバスがおもむろに手を伸ばすと収納から瓶を取り出す。
「おー?セバス!なんだそれは!よこせ!」
ディムロスがバッとセバスから瓶を奪い取ると
「あっ…」
唖然とするセバスをよそにクンクンと匂いを嗅ぐ。
「なんだぁ~この芳しい香りは」
ディムロスの目が光ると
「なんだ?ディムロスあいつら何を隠し持っとったんだ?」
ギルがグイッと覗き込むと
「こりゃ酒だな!」
「何!なら味見をしてみないとな!」
ギルバートがコップを差し出すとディムロスが注ぐ、お互いコップを持つとそっと唇と近づけていった…
「あ~…俺の酒が…」
「ギルマスに見つかるとは…」
ベイカーが羨ましそうに二人を見ると
クイッと一口で飲み干してしまう!
「「うまい!」」
「なんだこの酒は初めて飲んだぞ…」
ギルバートがコップに注ぎれた酒をじっと見つめる…
「この口当たり、喉を通る刺激、鼻に抜ける香り…素晴らしい!」
ギルバートが絶賛すると
「おい!もっと無いのか!」
ディムロスが空になった瓶を逆さに振っている…
「あー!全部飲みやがった!」
信じられん!とベイカーがディムロスを睨むと
「こんなもんじゃ足りんぞ!」
「私達が残しておいたのに…ギルマス…いい加減にして下さいよ…」
セバスがギロっと睨むと空気がピリついた…
「セ、セバスさん!酒ならまた持ってきましたから…」
思わずムサシがセバスに声をかけると
「何!あれを持ってきたのはお前か!」
ディムロスとギルバートがムサシを挟む。
「わしらにももう少しくれんかのぉ~」
ディムロスが甘えるように言うと
「これを定期的に国に下ろして欲しいんだが…あっ!もちろん金は払うぞ!」
ギルバートがニコニコと笑って言うと
「えっ…いや…私は…」
ムサシがオロオロとしてると
「なんだ?ハッキリせんやつだな、その犬の面は飾りか?」
ディムロスがムサシの頭をガシッと掴むと
「ん?こりゃかぶりもんじゃないの?」
「えっそうなのか?」
ギルバートもムサシの顔をガシガシと強く撫でる。
ムサシは顔の事を言われて、固まると…
「いい加減にしろ!ムサシが嫌がってるだろ!」
ベイカーが二人を引き剥がす!
「ベイカーさん…」
ムサシがホッとすると
「なんだ!俺はそいつと話があるんだ!ムサシと言ったな、あの酒はお前が作ったのか?」
ディムロスがムサシを見ると
「確かに…私が作ったものです…」
下を向きながら答えると…
「私のような者が作った物では…嫌じゃありませんか…」
ムサシが弱々しく聞くと
「はっ?何言っとるんだ?あんな凄いもんが作れるヤツのどこが嫌なんじゃ?」
ディムロスがギルバートを見ると
「さぁ?どこが悪いんだ?顔なんて…完全にミヅキ好みのだし…うちの息子が羨ましがりそうだ…」
ギルバートがムサシを見るとウンウンと頷く
「ベイカーさん…あの人達何を言ってるのでしょうか?」
ムサシがコソッと聞くと
「あー…別に本心を言ってると思うぞ…ここにいるヤツらは色々と毒されてるからな…誰もお前のことなんか気にしちゃいないさ」
ベイカーがムサシを見ると
「そうですね…確かにミヅキの事で頭がいっぱいでここまで来ましたが…誰も私のことに触れる人…いませんでしたね…てっきり関わりたくないかと思っていましたが…そういう訳でもなく普通に話しかけて来ますしね…」
「そうだな…まぁそんなたいしたことない問題にみんな構っちゃいられないんだよ」
ベイカーがムサシの頭をゴツンと軽く叩いた。
「どっちかって言うとお前の顔に憧れるやつの方が多いかもな…なんせあのミヅキのお気に入りだからな」
「そ、そうなんですか…」
ムサシがミヅキを見るとこちらの話など全然気付いていなそうに従魔達と楽しそうに戯れている…
「俺…初めてこの顔で良かったかもって…思いました」
ムサシさんが少しハニカミながらベイカーに言った。
「そうだ!焼肉もいいけどコハクには特別なものがあるよ~」
ミヅキが山盛りに積まれたお稲荷さんを出すと…
「キャイーン!!」
コハクの目がピカン!と光った!
お稲荷さんを置いたテーブルの周りをグルグルと回っている。
【やっぱりキツネと言ったらこれだよね!油揚げであんなに喜んでたし】
ミヅキがコハクの為にお稲荷さんをお皿に取ると
【ちょっと待ってね、みんなの分も用意するから】
コハクに待てすると…ヨダレを垂らしながらじっとお稲荷さんを見つめて停止している。
【か、可愛い…って早く用意してあげないと!】
シルバ達の分も用意すると
【お待たせ!みんなどうぞ】
ミヅキが手を差し出す。
【なんかちっこいな、中は…米か!これはこれで美味いな!】
シルバが大きな口で一気に三、四個一気に食べていると…
【ミ、ミヅキ!コハクが!】
シンクが慌てた様子でミヅキに声をかける…
ミヅキがコハクを見ると…コハクの体が淡く光出していた…。
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