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11章
399.ミヅキへの料理
「いや…ベイカーさんじゃなくてミヅキにね…」
ポルクスがベイカーを止めようすると…ベイカーがポルクスの肩をガシッと掴む。
「…ポルクス…お前、サウス国に行く前にイチカにあれされたよな?そのあとどうなんだ?」
ニヤニヤとポルクスを見るとポルクスの顔が真っ赤に染まる。
「そ、それは…」
「お前の事だ…あの後イチカが帰ってきてからも有耶無耶になってんじゃないのか?」
「何故それを…」
ポルクスが驚いた顔をベイカーに向けた。
「あれだよ…俺に特別な料理でも作ってくれたら…アドバイスしてやってもいいぜ」
ベイカーがポルクスの肩をポンポンと叩くと
「お願いします!ベイカーさん、俺の料理を食べてくれ、いや、食べて下さい!」
ポルクスがイチオシの料理をベイカーの前に持ってきた…。
「うわぁ…ひでぇやり方だな…」
テリーがベイカーのやり口に顔を顰める。
「テリー…お前には俺がミヅキと海の国や、サウス国で食った料理の話でもしてやろうと思ってたのになぁ…」
「うっ…いや!ならミヅキに直接聞くから大丈夫だ!」
テリーが断わるが…ベイカーはニヤッと笑うと
「いいのか?ミヅキは久しぶりの王都でみんなに囲まれてるんだぞ…お前と話す暇なんてあると思うのか?」
チラッとミヅキを見ると…確かにミヅキの周りはイチカやライラ達を筆頭にリュカやテオ達みんなが囲んでいてあそこに入る勇気はなかった…。
「背に腹はかえられねぇか…ベイカーさん…頼む」
テリーもミヅキの為にと作った料理をベイカーに献上した…。
「はっはっはっ!分かればいいんだよ!」
ベイカーが早速食べようとすると…
「うん!美味しい!ポルクスさん!テリーさん腕上げたね!」
ミヅキが料理を口にして二人に声をかけてきた。
「ミヅキ、食べたのか?」
二人がミヅキを見ると
「うん、すごく美味しいよ!二人に向こうで作ったレシピ書いておいたから後で渡すね!醤油と味噌使った料理後で一緒に作ろうね!」
ミヅキがにっこりと笑いかけた。
ポルクスとテリーはベイカーに渡そうとした料理を取り上げると…
「ミヅキ!これも見てくれよ!この味噌ってシチューに合う気がして隠し味程度に入れてみたんだ!そしたら思いのほか上手くいって…」
「俺は魚を醤油で煮てみた!きいてた通りに何にでも合うよな」
食べてくれとミヅキに料理を差し出すと…ミヅキが少しずつよそってたべてみる。
「うーん!あう!あうよ!ポルクスさん凄く美味しい!」
「だ、だろ」
ポルクスさんが嬉しそうにしていると
「よかったね、ポルクスさんミヅキ様に食べて欲しくて夜中にこっそり色々作ってたかいがあったね」
イチカが自分の事の様に嬉しそうにポルクスを見つめる。
「イチカ…知ってたのか?」
「もちろんです…私だって…ポルクスさんの事心配してましたから…」
二人の様子を微笑ましくミヅキが見つめていると…
「ねぇ…ポルクスさん私に何か言うことないの?」
ミヅキがポルクスに質問する。
ポルクスはミヅキの笑顔に…顔を引き締めると
「ミヅキ、俺にイチカをくれ。必ず幸せにする」
ポルクスはイチカを自分に引き寄せ、ミヅキを見つめ返した。
「イチカは物じゃないけど…その顔を見れたら満足!ポルクスさんイチカを幸せにしてあげてね」
イチカを見ると嬉しそうに目を潤ませていた…。
「イチカ、ポルクスさんと幸せにね」
「ミヅキ様…私…ミヅキ様に会えて…ポルクスさんに会えて…みんなに会えて本当に幸せですもう十分幸せになっちゃいました…」
涙を流しながら笑っていると…
「イチカー!おめでとう!」
「イチカ姉やっと言って貰えたね!」
ニカとミカがイチカに飛びつく!
「イチカおめでとう。ポルクスさんは良い奴だから安心だな!」
リュカ達もイチカにお祝いの言葉を贈る。
「ポルクスさん、イチカはしっかりしてるようで抜けてる所もあるからよく見てやって下さい」
テオがポルクスさんに頭を下げる。
「確かになぁ…とくにミヅキ絡みは周りが見えなくなるしな」
「それは言えてる~」
みんながイチカとポルクスさんの事で喜んでいると…
「ポ、ポルクスくんおめでとう!いや!君ならイチカを任せられるね」
ベイカーがニコニコしながらポルクスの肩を叩くと…
「ベイカーさん…これが目的か?」
ポルクスがミヅキに食べさせたシチューを見せる。
「い、いや!違うぞ!俺は本当にお前らが落ち着いてよかったなぁ…と…」
「ならこれは要らないね」
ポルクスが料理を下げると
「あっ…いや…せっかくだから食べてあげようかなぁ…って…」
ベイカーが料理に手を伸ばす。
「冗談ですよ、ベイカーさんも食べて感想聞かせて下さい…あと恋愛の相談もいつでも言ってください。俺でよければいつでも聞きますよ」
勝ち誇ったように微笑んだ…。
ベイカーがやけくそになりながら料理をかきこんでいると…
「ミヅキー!」
「ミヅキ!」
エリザベスとカイルが里に顔を出した!
「エリー!カイル!」
ミヅキが駆け寄ると…
「もう!心配したんだから!どこも怪我はない?変な事されなかった?」
心配そうにミヅキに触る。
「サウス国の人にはガッカリだよ…酷いことをするもんだね…もうミヅキは近づくのはやめなね」
カイルも心配そうにしている。
「だ、大丈夫だよ、いい人達もたくさんいたんだよ!それに友達も出来たの二人にもいつか紹介したいなぁ」
「そうなの?まぁ…ミヅキがそう言うなら会ってみてもいいけど…」
「そうだね…ミヅキが言うならね」
二人が仕方ないと頷く。
「ほらほら…ミヅキさんが困っていますよ心配するのはいいですけど自分の意見を押し付けては駄目よ。ミヅキさんはミヅキさんの考えがあるんですからね」
「そうよ、二人はもう少しミヅキさんを見習って冒険した方がいいんじゃないの?」
エリーのお母さんとカイルのお母さんが二人を笑う。
「ロザンヌ様にルイーズ様!お久しぶりです」
ミヅキが二人に頭を下げる。
「あらやだ、ミヅキさんここでは無礼講でしょ?畏まらなくていいのよ」
「そうよ、カイル達にするように私達にも接して欲しいわ」
そう言ってミヅキ達の頭を撫でる。
「カイルなんかずっとミヅキは大丈夫かミヅキは平気かって心配してたのよ」
「あら!うちもそうよお父様の心配よりもミヅキさんの心配ばかりしていたわ」
「母上!」
「お母様!」
二人にばらされ顔を赤く染める…
「エリーもカイルも心配かけちゃって本当にごめんね…でもこのとおり元気だからね!」
ミヅキの変わらぬ笑顔に二人もようやくホッとする…
「お父様から無事だとは聞いていましたが…やっぱりこの目で見ないと安心は出来ませんでしたから…よかったわ」
エリーがミヅキの手をそっと掴む。
ミヅキも嬉しそうにエリーの手を握り返した…
「そういえばマルコさんは?」
ミヅキがマルコさんを探すが姿が見えない…デボットもレアルもムサシさん達もまだ来ていないようだった…。
「お父様はデボットさん達が連れてきた方とお話をしてますわ、あの…ムサシさんて方が醤油を作ってる方なのね?」
「そうなの!エリーも醤油味見した?」
「ええ!ミヅキが作ったレシピをシェフに作ってもらって食べたわ!とっても美味しいわね!」
「でしょ!ムサシさんの作る醤油と味噌最高なんだよ…」
ミヅキがうっとりとするとエリーが笑っていた。
「あの方変わった方でしたがとてもミヅキが好きそうな方でしたわ」
「そ、そうなの?」
カイルがエリーの話に驚くと…
「ええ!カイルも見たら驚くと思うわ!でもミヅキの紹介って聞いてたらから納得行くけどね」
「ふ、ふーん…」
カイルが曖昧に返事を返す。
「来たら紹介してあげるね」
ミヅキが笑って答えた。
「い、いや…ミヅキから紹介って…なんかやだなぁ…」
カイルはムサシに会うのに抵抗があった…
「どんな人だろ…ミヅキが気に入るって事はかなりの人だろうな…これはレオンをライバルだと思ってる場合じゃないなぁ…」
カイルはボソッと不安そうに呟いていた…。
ポルクスがベイカーを止めようすると…ベイカーがポルクスの肩をガシッと掴む。
「…ポルクス…お前、サウス国に行く前にイチカにあれされたよな?そのあとどうなんだ?」
ニヤニヤとポルクスを見るとポルクスの顔が真っ赤に染まる。
「そ、それは…」
「お前の事だ…あの後イチカが帰ってきてからも有耶無耶になってんじゃないのか?」
「何故それを…」
ポルクスが驚いた顔をベイカーに向けた。
「あれだよ…俺に特別な料理でも作ってくれたら…アドバイスしてやってもいいぜ」
ベイカーがポルクスの肩をポンポンと叩くと
「お願いします!ベイカーさん、俺の料理を食べてくれ、いや、食べて下さい!」
ポルクスがイチオシの料理をベイカーの前に持ってきた…。
「うわぁ…ひでぇやり方だな…」
テリーがベイカーのやり口に顔を顰める。
「テリー…お前には俺がミヅキと海の国や、サウス国で食った料理の話でもしてやろうと思ってたのになぁ…」
「うっ…いや!ならミヅキに直接聞くから大丈夫だ!」
テリーが断わるが…ベイカーはニヤッと笑うと
「いいのか?ミヅキは久しぶりの王都でみんなに囲まれてるんだぞ…お前と話す暇なんてあると思うのか?」
チラッとミヅキを見ると…確かにミヅキの周りはイチカやライラ達を筆頭にリュカやテオ達みんなが囲んでいてあそこに入る勇気はなかった…。
「背に腹はかえられねぇか…ベイカーさん…頼む」
テリーもミヅキの為にと作った料理をベイカーに献上した…。
「はっはっはっ!分かればいいんだよ!」
ベイカーが早速食べようとすると…
「うん!美味しい!ポルクスさん!テリーさん腕上げたね!」
ミヅキが料理を口にして二人に声をかけてきた。
「ミヅキ、食べたのか?」
二人がミヅキを見ると
「うん、すごく美味しいよ!二人に向こうで作ったレシピ書いておいたから後で渡すね!醤油と味噌使った料理後で一緒に作ろうね!」
ミヅキがにっこりと笑いかけた。
ポルクスとテリーはベイカーに渡そうとした料理を取り上げると…
「ミヅキ!これも見てくれよ!この味噌ってシチューに合う気がして隠し味程度に入れてみたんだ!そしたら思いのほか上手くいって…」
「俺は魚を醤油で煮てみた!きいてた通りに何にでも合うよな」
食べてくれとミヅキに料理を差し出すと…ミヅキが少しずつよそってたべてみる。
「うーん!あう!あうよ!ポルクスさん凄く美味しい!」
「だ、だろ」
ポルクスさんが嬉しそうにしていると
「よかったね、ポルクスさんミヅキ様に食べて欲しくて夜中にこっそり色々作ってたかいがあったね」
イチカが自分の事の様に嬉しそうにポルクスを見つめる。
「イチカ…知ってたのか?」
「もちろんです…私だって…ポルクスさんの事心配してましたから…」
二人の様子を微笑ましくミヅキが見つめていると…
「ねぇ…ポルクスさん私に何か言うことないの?」
ミヅキがポルクスに質問する。
ポルクスはミヅキの笑顔に…顔を引き締めると
「ミヅキ、俺にイチカをくれ。必ず幸せにする」
ポルクスはイチカを自分に引き寄せ、ミヅキを見つめ返した。
「イチカは物じゃないけど…その顔を見れたら満足!ポルクスさんイチカを幸せにしてあげてね」
イチカを見ると嬉しそうに目を潤ませていた…。
「イチカ、ポルクスさんと幸せにね」
「ミヅキ様…私…ミヅキ様に会えて…ポルクスさんに会えて…みんなに会えて本当に幸せですもう十分幸せになっちゃいました…」
涙を流しながら笑っていると…
「イチカー!おめでとう!」
「イチカ姉やっと言って貰えたね!」
ニカとミカがイチカに飛びつく!
「イチカおめでとう。ポルクスさんは良い奴だから安心だな!」
リュカ達もイチカにお祝いの言葉を贈る。
「ポルクスさん、イチカはしっかりしてるようで抜けてる所もあるからよく見てやって下さい」
テオがポルクスさんに頭を下げる。
「確かになぁ…とくにミヅキ絡みは周りが見えなくなるしな」
「それは言えてる~」
みんながイチカとポルクスさんの事で喜んでいると…
「ポ、ポルクスくんおめでとう!いや!君ならイチカを任せられるね」
ベイカーがニコニコしながらポルクスの肩を叩くと…
「ベイカーさん…これが目的か?」
ポルクスがミヅキに食べさせたシチューを見せる。
「い、いや!違うぞ!俺は本当にお前らが落ち着いてよかったなぁ…と…」
「ならこれは要らないね」
ポルクスが料理を下げると
「あっ…いや…せっかくだから食べてあげようかなぁ…って…」
ベイカーが料理に手を伸ばす。
「冗談ですよ、ベイカーさんも食べて感想聞かせて下さい…あと恋愛の相談もいつでも言ってください。俺でよければいつでも聞きますよ」
勝ち誇ったように微笑んだ…。
ベイカーがやけくそになりながら料理をかきこんでいると…
「ミヅキー!」
「ミヅキ!」
エリザベスとカイルが里に顔を出した!
「エリー!カイル!」
ミヅキが駆け寄ると…
「もう!心配したんだから!どこも怪我はない?変な事されなかった?」
心配そうにミヅキに触る。
「サウス国の人にはガッカリだよ…酷いことをするもんだね…もうミヅキは近づくのはやめなね」
カイルも心配そうにしている。
「だ、大丈夫だよ、いい人達もたくさんいたんだよ!それに友達も出来たの二人にもいつか紹介したいなぁ」
「そうなの?まぁ…ミヅキがそう言うなら会ってみてもいいけど…」
「そうだね…ミヅキが言うならね」
二人が仕方ないと頷く。
「ほらほら…ミヅキさんが困っていますよ心配するのはいいですけど自分の意見を押し付けては駄目よ。ミヅキさんはミヅキさんの考えがあるんですからね」
「そうよ、二人はもう少しミヅキさんを見習って冒険した方がいいんじゃないの?」
エリーのお母さんとカイルのお母さんが二人を笑う。
「ロザンヌ様にルイーズ様!お久しぶりです」
ミヅキが二人に頭を下げる。
「あらやだ、ミヅキさんここでは無礼講でしょ?畏まらなくていいのよ」
「そうよ、カイル達にするように私達にも接して欲しいわ」
そう言ってミヅキ達の頭を撫でる。
「カイルなんかずっとミヅキは大丈夫かミヅキは平気かって心配してたのよ」
「あら!うちもそうよお父様の心配よりもミヅキさんの心配ばかりしていたわ」
「母上!」
「お母様!」
二人にばらされ顔を赤く染める…
「エリーもカイルも心配かけちゃって本当にごめんね…でもこのとおり元気だからね!」
ミヅキの変わらぬ笑顔に二人もようやくホッとする…
「お父様から無事だとは聞いていましたが…やっぱりこの目で見ないと安心は出来ませんでしたから…よかったわ」
エリーがミヅキの手をそっと掴む。
ミヅキも嬉しそうにエリーの手を握り返した…
「そういえばマルコさんは?」
ミヅキがマルコさんを探すが姿が見えない…デボットもレアルもムサシさん達もまだ来ていないようだった…。
「お父様はデボットさん達が連れてきた方とお話をしてますわ、あの…ムサシさんて方が醤油を作ってる方なのね?」
「そうなの!エリーも醤油味見した?」
「ええ!ミヅキが作ったレシピをシェフに作ってもらって食べたわ!とっても美味しいわね!」
「でしょ!ムサシさんの作る醤油と味噌最高なんだよ…」
ミヅキがうっとりとするとエリーが笑っていた。
「あの方変わった方でしたがとてもミヅキが好きそうな方でしたわ」
「そ、そうなの?」
カイルがエリーの話に驚くと…
「ええ!カイルも見たら驚くと思うわ!でもミヅキの紹介って聞いてたらから納得行くけどね」
「ふ、ふーん…」
カイルが曖昧に返事を返す。
「来たら紹介してあげるね」
ミヅキが笑って答えた。
「い、いや…ミヅキから紹介って…なんかやだなぁ…」
カイルはムサシに会うのに抵抗があった…
「どんな人だろ…ミヅキが気に入るって事はかなりの人だろうな…これはレオンをライバルだと思ってる場合じゃないなぁ…」
カイルはボソッと不安そうに呟いていた…。
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