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11章
401.マルコ
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「ミヅキさん、おかえりなさい」
今日は朝からマルコさんが商会のみんなを引き連れて里に顔を出していた。
「マルコさん、その説は大変お世話になりました…」
ミヅキが頭を下げると、マルコさんが慌ててミヅキの頭を上げさせる。
「いえいえ!ミヅキさんのお世話になっているのはこちらですから!今日は色々とミヅキさんに確認していただきたいものがありまして…」
「はい!今日一日マルコさんに付き合うように言われてます!よろしくお願いします」
マルコさんが嬉しそうに頷いた。
「まずはムサシさん達を連れてきていただきありがとうございました!彼らの事はおまかせ下さい!」
「すみません、いきなり連れて来ちゃって…でもいっぺんにやる方が楽かと思って…」
「問題ありません!あのムサシさんの自称弟子の方々もデボットさん達が面接をしていただいただけあってこれからが楽しみです!ビシバシ鍛えて行きますので!」
興奮するマルコさんに…
「お、お手柔らかにお願いします」
ミヅキは苦笑いをした。
「では見せたいものがありますのでこちらに来て下さい!」
マルコさんに連れられて里の反対側に来ると…そこには見た事もない建物が立っていた…。
「これは?」
ミヅキが驚いて見上げると…
「これがミヅキさんからのご要望の【学校】になります!」
「おお!ついに完成したんだ!」
「はい!講師陣も集めましてもういつからでも始められます!」
「で、でも講師達のお給料とか…どうすんですか?」
ミヅキが伺うように聞くと…
「それもご安心を!あの向こう見えますか?」
マルコさんが示す報告にミヅキが前に建てた簡易アパートのような建物が見える。
「リュカ達の家みたいのですか?」
「ええ、あれは簡易的で素晴らしかったので参考にさせていただきました、学校に通いたいけど家がない子にあそこを提供致します。そこで更に働きたい子が入ればリバーシ工場や田んぼでの働き口を紹介する予定になってます」
「おお!」
「もう既に数十名の希望者が来ておりまして話を聞きながら働いてる子もいますよ」
「何から何まですみません…」
ミヅキが驚きと感謝でマルコさんを見つめる。
「いえ!これも全てミヅキさんからのアイディアの商品のおかげですからね!」
「でも…マルコさんはそれでいいんですか?損してませか?なんなら私のお金使って下さいね…」
自分のお金がいくらぐらい貯まっているのか知らないが少しでも足しになるならと提案すると…
「大丈夫ですよ、これから醤油と味噌の製造販売が始まりますし…それで無くても他のもので賄えるくらい儲けてますからね!」
マルコさんがウインクする。
「それにミヅキさんのお金を使ったら…この学校が後いくつ建てられるか…」
「えっ?…どういう事ですか?」
「え…ミヅキさんご自分の貯金額見てらっしゃらないのですか?」
マルコさんが逆に驚く!
「は、はい…買うのはデボットさん達が払ってくれるし…管理も任せてるから…そんなにあるの?」
ミヅキが聞くと…
「そうですねぇ…貴族の称号が買えるくらいありますね…」
(ん?基準が分からんぞ?貴族の称号欲しくないし…)
ミヅキが金額がわからずに悩んでいると…
「まぁ金額にすると…白金貨100枚程でしょうか?」
マルコさんが具体的な数字を教えてくれた。
「白金貨…100枚」
(白金貨って一番大きな金貨だよね…確か100万位だっけ?それが100枚…100000000イチジュウヒャクセンマン……)
「1億!」
ミヅキが驚いてマルコさんを見つめた!
「素晴らしい…さすがに計算が早いですね」
変なところで関心される…。
「ちょ!ちょっと待ってください!なんでそんなに貯まってるんですか!」
ミヅキがあまりの金額に慌てていると、マルコさんが笑いながら聞く。
「ミヅキさんこれまでに何を作ってきたかお忘れですか?」
「えっ?…なんだっけ?リバーシくらいしか…」
「何言ってるんですか、リバーシをはじめ髪飾りにメイド服。ドラゴン亭のレシピに様々な調理器具。お米の販売にその他のレシピ集、定期便の開発に醤油味噌、その他の調味料の販売!」
マルコさんがグイグイ詰め寄ってくる。
「そ、そんな程度ですよね…みんな買うの?」
「当たり前です!この間行ったサウス国からもどんどん注文が入っておりますし、イースト国からも噂を聞いた商人が何人も訪れて契約を交わしておりますよ!」
「で、でもそれって全部マルコさんの功績じゃ…」
「まだそんな事言ってるんですか!考えたのは全部!全部!ミヅキさんなのですよ!」
「えっ?…もしかしてマルコさんお金貰ってないの?」
ミヅキが心配すると…
「ちゃんと仲介手数料分はもらっております!それこそ十分過ぎるほどに!」
「もっともらっていいよ?ほぼマルコさんの働きだし…」
「そんな訳ないでしょう!私には思いもつかない商品なのです!」
はぁはぁ!とマルコさんが息を切らせる…
「ど、どうぞ…麦茶です…」
ミヅキが麦茶を渡す。
「ありがとうございます…」
マルコさんが一息に飲むと…
「麦茶も忘れていましたね!」
「はぁ…」
「とりあえずこれらの全ての商品はミヅキさんの名前で登録してあるのですこれらが売れたらその分の売り上げの一割が登録者に支払われる仕組みになってるんです」
「は、はい…」
「ですからこの金額が正当で当たり前の額なのです!そこからミヅキさんは従業員達にも支払っているのですから…」
「そうなんだ…ならもう少し給料あげてあげようかな…」
ミヅキがぼそっと言うと…
「それは駄目です!」
「え?なんでですか?」
ミヅキがマルコさんに聞くと
「ミヅキさんの従業員達はただでさえ高待遇なのです…これ以上あげると周りの働いてる方たちと釣り合いが取れなくなります」
「あっ…」
ミヅキが納得する。
「そうだね…そんな事はさすがに駄目だね…すみませんやっぱりそこら辺はマルコさんに任せます…だから…マルコさんの分はもう少しあげて下さいね」
「いえ…私もミヅキさんのおかげで年収が10倍以上になっておりますのでこれ以上は…」
マルコさんが苦笑する。
「私達はもう十分に助けていただきましたので…これからも変わらずにミヅキさんの作る物を楽しみたいのです…そして少しでもミヅキさんのお役にたてれば…」
「十分です!十分頼りにしてますしお世話になりっぱなしです!」
ミヅキが慌てて答える。
「マルコさんがいいならいいんですけどね…じゃあしばらく販売はやめときますか?」
「いえ!それはそれ!これはこれです!やはりそこに売れる物があるなら売りたい!」
マルコさんの生き生きとした顔にミヅキは思わず笑ってしまう。
「マルコさんは商人の鏡ですね!」
「いえいえ、ミヅキさんには負けますよ」
そんな事はないと思うけどなぁ~
ミヅキはマルコさんの言葉に納得出来ずに首をひねっていた。
今日は朝からマルコさんが商会のみんなを引き連れて里に顔を出していた。
「マルコさん、その説は大変お世話になりました…」
ミヅキが頭を下げると、マルコさんが慌ててミヅキの頭を上げさせる。
「いえいえ!ミヅキさんのお世話になっているのはこちらですから!今日は色々とミヅキさんに確認していただきたいものがありまして…」
「はい!今日一日マルコさんに付き合うように言われてます!よろしくお願いします」
マルコさんが嬉しそうに頷いた。
「まずはムサシさん達を連れてきていただきありがとうございました!彼らの事はおまかせ下さい!」
「すみません、いきなり連れて来ちゃって…でもいっぺんにやる方が楽かと思って…」
「問題ありません!あのムサシさんの自称弟子の方々もデボットさん達が面接をしていただいただけあってこれからが楽しみです!ビシバシ鍛えて行きますので!」
興奮するマルコさんに…
「お、お手柔らかにお願いします」
ミヅキは苦笑いをした。
「では見せたいものがありますのでこちらに来て下さい!」
マルコさんに連れられて里の反対側に来ると…そこには見た事もない建物が立っていた…。
「これは?」
ミヅキが驚いて見上げると…
「これがミヅキさんからのご要望の【学校】になります!」
「おお!ついに完成したんだ!」
「はい!講師陣も集めましてもういつからでも始められます!」
「で、でも講師達のお給料とか…どうすんですか?」
ミヅキが伺うように聞くと…
「それもご安心を!あの向こう見えますか?」
マルコさんが示す報告にミヅキが前に建てた簡易アパートのような建物が見える。
「リュカ達の家みたいのですか?」
「ええ、あれは簡易的で素晴らしかったので参考にさせていただきました、学校に通いたいけど家がない子にあそこを提供致します。そこで更に働きたい子が入ればリバーシ工場や田んぼでの働き口を紹介する予定になってます」
「おお!」
「もう既に数十名の希望者が来ておりまして話を聞きながら働いてる子もいますよ」
「何から何まですみません…」
ミヅキが驚きと感謝でマルコさんを見つめる。
「いえ!これも全てミヅキさんからのアイディアの商品のおかげですからね!」
「でも…マルコさんはそれでいいんですか?損してませか?なんなら私のお金使って下さいね…」
自分のお金がいくらぐらい貯まっているのか知らないが少しでも足しになるならと提案すると…
「大丈夫ですよ、これから醤油と味噌の製造販売が始まりますし…それで無くても他のもので賄えるくらい儲けてますからね!」
マルコさんがウインクする。
「それにミヅキさんのお金を使ったら…この学校が後いくつ建てられるか…」
「えっ?…どういう事ですか?」
「え…ミヅキさんご自分の貯金額見てらっしゃらないのですか?」
マルコさんが逆に驚く!
「は、はい…買うのはデボットさん達が払ってくれるし…管理も任せてるから…そんなにあるの?」
ミヅキが聞くと…
「そうですねぇ…貴族の称号が買えるくらいありますね…」
(ん?基準が分からんぞ?貴族の称号欲しくないし…)
ミヅキが金額がわからずに悩んでいると…
「まぁ金額にすると…白金貨100枚程でしょうか?」
マルコさんが具体的な数字を教えてくれた。
「白金貨…100枚」
(白金貨って一番大きな金貨だよね…確か100万位だっけ?それが100枚…100000000イチジュウヒャクセンマン……)
「1億!」
ミヅキが驚いてマルコさんを見つめた!
「素晴らしい…さすがに計算が早いですね」
変なところで関心される…。
「ちょ!ちょっと待ってください!なんでそんなに貯まってるんですか!」
ミヅキがあまりの金額に慌てていると、マルコさんが笑いながら聞く。
「ミヅキさんこれまでに何を作ってきたかお忘れですか?」
「えっ?…なんだっけ?リバーシくらいしか…」
「何言ってるんですか、リバーシをはじめ髪飾りにメイド服。ドラゴン亭のレシピに様々な調理器具。お米の販売にその他のレシピ集、定期便の開発に醤油味噌、その他の調味料の販売!」
マルコさんがグイグイ詰め寄ってくる。
「そ、そんな程度ですよね…みんな買うの?」
「当たり前です!この間行ったサウス国からもどんどん注文が入っておりますし、イースト国からも噂を聞いた商人が何人も訪れて契約を交わしておりますよ!」
「で、でもそれって全部マルコさんの功績じゃ…」
「まだそんな事言ってるんですか!考えたのは全部!全部!ミヅキさんなのですよ!」
「えっ?…もしかしてマルコさんお金貰ってないの?」
ミヅキが心配すると…
「ちゃんと仲介手数料分はもらっております!それこそ十分過ぎるほどに!」
「もっともらっていいよ?ほぼマルコさんの働きだし…」
「そんな訳ないでしょう!私には思いもつかない商品なのです!」
はぁはぁ!とマルコさんが息を切らせる…
「ど、どうぞ…麦茶です…」
ミヅキが麦茶を渡す。
「ありがとうございます…」
マルコさんが一息に飲むと…
「麦茶も忘れていましたね!」
「はぁ…」
「とりあえずこれらの全ての商品はミヅキさんの名前で登録してあるのですこれらが売れたらその分の売り上げの一割が登録者に支払われる仕組みになってるんです」
「は、はい…」
「ですからこの金額が正当で当たり前の額なのです!そこからミヅキさんは従業員達にも支払っているのですから…」
「そうなんだ…ならもう少し給料あげてあげようかな…」
ミヅキがぼそっと言うと…
「それは駄目です!」
「え?なんでですか?」
ミヅキがマルコさんに聞くと
「ミヅキさんの従業員達はただでさえ高待遇なのです…これ以上あげると周りの働いてる方たちと釣り合いが取れなくなります」
「あっ…」
ミヅキが納得する。
「そうだね…そんな事はさすがに駄目だね…すみませんやっぱりそこら辺はマルコさんに任せます…だから…マルコさんの分はもう少しあげて下さいね」
「いえ…私もミヅキさんのおかげで年収が10倍以上になっておりますのでこれ以上は…」
マルコさんが苦笑する。
「私達はもう十分に助けていただきましたので…これからも変わらずにミヅキさんの作る物を楽しみたいのです…そして少しでもミヅキさんのお役にたてれば…」
「十分です!十分頼りにしてますしお世話になりっぱなしです!」
ミヅキが慌てて答える。
「マルコさんがいいならいいんですけどね…じゃあしばらく販売はやめときますか?」
「いえ!それはそれ!これはこれです!やはりそこに売れる物があるなら売りたい!」
マルコさんの生き生きとした顔にミヅキは思わず笑ってしまう。
「マルコさんは商人の鏡ですね!」
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